美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

美味しいもんを食べに・・・

2018年07月19日 | 好きなコト・好きなモノ・好きなトコロ


毎日、暑い日が続きます。
美杉の夏も3年目を迎えますが
やっぱり今年が一番暑いです!
でも夜になると、吹いてくる風がひんやりとしてきて
窓を閉めて寝ないと、風邪をひくかも~
・・・なんて、町のヒトに云ったら怒られますね(^_^;)

6月の末に、かねてから訪ねたかった
伊勢志摩にある“鮨ふみ”さんへ。
東京から移住して来られた“十瑠窯”のご夫婦と一緒に
行ってきました~(^^)v



昨年の秋
美杉に来られた“鮨ふみ”さんご夫婦が
たまたま“葉流乃音”と“十瑠窯”に立ち寄ってくださいました。
しきりに「いいトコロだ~」「癒された~」
と云ってくださっていたかと思うと、数日後には
なんと!クール便で海の幸が届けられ・・・ビックリ!!
「え~っ!何にもしてないのに?!」と驚きつつ
「ぜひ一度食べに行こう!」と誓い合っていたのでした?!



“鮨ふみ”さんの目の前は、群青の海!
もちろん地元で獲れたものにこだわっておられます。
この日出していただいた
モズクやイカの、新鮮で美味しいこと!
お刺身の盛り合わせには、鮮度が第一のサワラのお刺身も!
生まれて初めていただきました~(^^)v
カツオのタタキに天ぷら・・・
いろいろなお料理を楽しませていただいて
最後はお寿司!



次男さんが一緒にお店を切り盛りしておられ
握ってくださったお寿司の繊細なこと!
デザートのキャラメルプリンも作られたとか。
気さくな親子3人のおもてなしで
楽しいひとときを過ごさせていただきました~
鮨ふみさん、また行きま~す(^O^)/



 <鮨ふみ>
 三重県志摩市浜島町浜島2801
  ☎0599-53-1678


           *****


ところで関西の夏の魚料理といえば・・・鱧(ハモ)。
京都の祇園祭、大阪の天神祭には欠かせない食材で
淡路島や泉州では、夏に玉ねぎたっぷりのハモ鍋(!)を
食べるんですって。

といっても、ちゃんと味わったことがあるわけでもなく・・・(^_^;)
先日大阪に出たので、食べに行ってみました~

いろいろな味を楽しんでみたいので、コースを。
注文を聞いてから、生け簀の鱧をさばき
骨切りをされるそうです。

突出しは「鱧の卵と野菜の炊いたん」です。



「おからの炊いたん」の“鱧の卵”版?!
贅沢~!!なのに、お出汁がきいていて
どこか懐かしさも感じるお味!

次は「鱧の落とし」です。



梅肉をつけていただきます。
酸味がまろやかで、茗荷のスライスとともに
さっぱりといただけます。

次は「焼き鱧」です。



鱧の表面を8割方、火で炙ってあり
中の方は生だそうです。
軽く塩を振ってあり、スダチを絞っていただきます。
香ばしくて、また違った味わいです。

いよいよお待ちかね、ハモ鍋です!



素焼きにした鱧の骨からも、出汁が出るのですね。
先に玉ねぎだけを入れて、鱧をいただきます。



鱧を入れると、15秒~20秒くらいで
身がふっくらと、花が咲いたようになります(^^)v



お好みで、しょうがのすりおろしをお出汁に溶いていただきます。
ふっくらした身が、口の中でホロホロとくずれます。
鱧と玉ねぎのうまみが溶け込んだお出汁も
美味しくて、いくらでもいただけそうです(^^)v
味のしみ出たところへ、他のお野菜と豆腐も入れて
一緒に頂きます。

〆はご飯かうどんを選べるのですが、ご飯に。
いったん厨房に鍋を下げていかれました。
再び戻ってきた鍋の中には
出汁に浮かんだ卵とじが・・・



出汁とともに卵とじをすくい
ご飯の上にかけます!



ごちそうさま!
大阪の味を堪能させていただきました~(^^)v
離れてわかる、大阪の良さでもあります。
柔和な笑顔の料理人のご主人と
テキパキ切り盛りされる奥さまに
「おおきに~」と見送られて、お店を後にしました。

お店から近鉄・鶴橋駅までは、徒歩5分。
鶴橋駅から名張駅まで、近鉄特急で約1時間。
名張から美杉町奥津まで、車で約40分の道のりです(^^)v

                     はるのん2号



 <やなぎ>
 天王寺区舟橋町11-4
 ☎06-6761-6061

コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする