舶匝

堅く評 #大村知事のリコールを支持します #ピーチ航空は障碍者の敵 #静岡県を解体せよ モーリシャス関連は検索窓から

覚えていない名前を、思い出すことはできない。或いは、選挙の隠れたハードル「純粋想起」。

2023-10-22 22:31:53 | 技術
マーケティング用語に

純粋想起

がある。
純粋想起とは

製品カテゴリー等の手がかりが与えられたとき、特定のブランドを思い起こせること。

たとえば、

「地元の政治家と言えば、誰?」

と問われたときに、政治家の名を思い出すことが、
純粋想起の一例。


政治家としての稼働実績のある者の方が、そうでない者よりも、
純粋想起の対象となりやすい(地域の有名人であれば、話は別ですけど)。

さて、今回の衆参補選では、



当選した広田一は、
県議会議員・衆議院議員として稼働していた実績のある方。
しかも、そのパパは県議会議員。

少なくとも、
四国では、純粋想起の対象となりやすい方。

一方、

金子容三は、
パパも、じいじも、
政治家として稼働していた(ともに農水大臣を歴任)。

金子と言えば、政治家一家

という純粋想起のされやすい状態が世代を越えて維持されていた、
といえるでしょう。

対抗馬・末松には県議会議員・衆院議員の経歴があったものの、
世代を越えた刷り込みの方が上回った感。
 


覚えていない名前を、
思い出すことはできない。

思い出せない名前を投票用紙に書くことは、困難。
たとえ、目の前に候補者たちの名前が貼ってあっても。

(当方、「あの候補者の名前、何だったっけ」と困った経験、あります。)

名前を、
どれだけしっかりと覚えてもらえるか、
純粋想起される程までしっかりと覚えてもらえるか。
選挙の隠れたハードルです。

だから、
候補者たちは、その名を連呼するのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 業火アリ 怒り伝わり 地虫鳴... | トップ | 漫画家の 釣瓶落しに ペン止... »

コメントを投稿

技術」カテゴリの最新記事