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(追記アリ)つまり、木村花は甘やかされていた。 「「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」検証報告」を読む。

2020-07-31 21:35:49 | 法学
テラスハウスの木村花について、
当方は幾度か書いた。

さて、
「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」検証報告 
が株式会社フジテレビジョンから出た。

その後、洗濯をした人物を特定できたという木村花さんから女性スタッフに対し、「これで縮んで たら張り手する」というメッセージがLINEで送られてきます。
 
女性スタッフは、外出先での撮影終了後、打合わせを行うためにテラスハウス近くのスタッフルー ムに戻りました。そこに、テラスハウスに向かった男性スタッフから、既にテラスハウスに到着し、コス チュームの状態を確認した木村花さんの様子について、「洗濯の件で相当キレてます」という LINE の連絡が入ります。その後、さらに電話で「とにかく怒っている」との連絡を受けたため、スタッフル ームにいた女性スタッフと他のスタッフたちは、打合わせをキャンセルし、状況確認のためテラスハ ウスに向かうことになりました。

テラスハウスでは、女性スタッフを含むスタッフや出演者が、木村花さんから話を聞いています。 その際、木村花さんは、コスチュームに対するご自身の強い想い、コスチュームが傷んだことへの 悲しみと、誤って洗濯した男性出演者に対する強い怒りの気持ちを、時に泣きながら訴えました。

スタッフたちは、木村花さんのコスチュームや他の衣類が入っていることに気づかずに、その上 に重ねて衣類を入れて洗濯をすることは、洗濯機の形態、設置状態等から通常では考えにくく、また、共同生活をする上での注意を欠く行動であったと考え、木村花さんの怒りはもっともなものと受 け止めました。
 
甘い。。。

そうした経緯があった上での出来事だったこともあり、周囲のスタッフや出演者は、木村花さんの 激しい怒りの感情を理解する姿勢を示し、悲しみと怒りの気持ちを訴え続ける木村花さんに「分かる よ」「そうだね」「ありえないね」などと相槌を繰り返し、その気持ちに同調し、落ち着かせようとしたと しています。このやり取りの過程で、別の女性スタッフは、木村花さんから、男性出演者に対して 「手が出ちゃうかも知れない」といった発言があったと証言しています。しかし、木村花さんの発言は、 男性出演者への怒り、悲しみを訴えている中での一連の心情表現の一つであると捉えたため、この スタッフは同調し、相槌を打ったとのことです。

ここまでのやり取りにおいて木村花さんから「話したら少し落ち着いた」という趣旨の発言があり、 その後、冷静さを取り戻した様子が見られたため、ダイニングのシーンの撮影を進めることになりました。

本検証では、ダイニングでの話し合いのシーンに至る一連の流れの中で、木村花さんと接点の あった制作スタッフ、技術スタッフおよび他の出演者ら 10 名に対して、この前後のやり取りを含めて 聞き取りを行いましたが、これら 10 名からは、スタッフが木村花さんに対してビンタをするよう指示、 強要した、或いは指示、強要するのを聞いたという証言はありませんでした。また、一部報道等にあ ったような「カメラの前でキレろ」というような発言も確認されませんでした。他の出演者の証言によ れば、スタッフが木村花さんに対して、けしかける、或いは怒りを煽るような様子は無かったとのこと でした。

(中略)

このことから、木村花さんの行為は、帽子をかぶったまま聞いている男性出演者に対して、あくま で礼儀と誠実さを求めたものであり、社会的非難を招くような暴力的行為の意図は全く無かったの ではないかと考えます

つまり、木村花を甘やかしていた。

それにも関わらず、38 話の配信時には、木村花さんの行為を暴力的だと断定して、SNS上に一 方的な批判のコメントが寄せられました。木村花さんにとっては、正当な理由があって悲しみと怒り の気持ちを伝え、礼儀と誠実さを求めただけの行為が、多くの人からの批判の的となり、しかも暴力 的であると決めつけられたことは、予想外であり、非常に驚かれ、ショックを受けたのではないでしょ うか。

この点については、制作スタッフも同様で、大切なコスチュームを台無しにされた木村花さんの 怒りは妥当なものであると感じており、木村花さんのこの行為について、多くの批判が寄せられるこ とは予見できなかったとしています。とりわけ木村花さんのSNSは、出演開始時から一貫して批判 が少なかったこともあって、38 話で炎上があったことを知った時には、くのスタッフが「なぜ花さん が」と驚いたと述べています。


つまり、木村花を甘やかしていたことに、スタッフは無自覚だった。

しかし、行為者の意図をどう捉えるかは、受け手によって異なるものになることは避けられません。 制作スタッフは、この時の木村花さんの気持ちを理解し、同調していたことから、その行為を暴力で あるとは捉えませんでした。しかし、後にSNSで批判が寄せられたという結果を考えれば、スタッフ は同調するだけでなく、もっと冷静さを求めるような姿勢を示し、言葉をかけるべきだったのかも知 れません。落ち着いてもらおうという気持ちからだったとしても、スタッフの同調が、その場面におけ る木村花さんの怒りの表現が、より激しいものとなることに繋がったのかも知れません。出演者の 様々な気持ちを受け止めつつも、強く衝突することが予測されるような場面では、より適切な提案、 アドバイスが必要だったのではないかと考えております。

反省の弁。。。

以上のように、制作側は木村花さんがプロレスラーらしく振舞うことではなく、むしろそうしたイメー ジとは逆の面を見せて欲しいと願っていたとしています。

ご冗談を……木村花、分かりやすい悪役顔じゃん(by プロレスファンの子)。

悪質な誹謗中傷の多くは、SNSを運営する本人だけが閲覧可能なDM(ダイレクトメッセー ジ)で発信される傾向がありますが、制作側は出演者から相談を受けた場合を除いて、その内容を 知ることができませんでした。

SNSの炎上への対応については、本番組では出演者全員に対して、SNSの使用上の心構え を説明し、アドバイスをしていました。

出演者のSNSに脅迫や殺害予告など危険性のあるメッセージがあった場合には、弁護士 を紹介して法的対応を検討し、また警備員を配置し、警察に相談するなどの対応を図っていました。 しかし、それ以外の場合には、出演者とも話し合った上で、沈静化するのを待つという対応がほと んどでした。

DMでの誹謗中傷は本人以外が把握することは困難で、木村花さんのDM についても、スタッフが直接ご本人から見せてもらった一部を除き、把握しきれてはいませんでした。

SNS上の批判的コメントの状況については、計数的な集約を含めて、より的確に捉えるとともに、 投稿の数に限らずDMによる誹謗中傷についても、出演者のご了解を頂いた上で、その悪質性、 攻撃性の程度や、違法性について確認し、出演者にどれほどの心的苦痛を与えているかについて、 制作者としてもしっかりと把握するべきであったと考えております。

つまり、DMを制作者に秘した木村花の自業自得。

4 月 8 日に、制作スタッフ 3 名が木村花さんに面会(1 名はビデオ通話)して話し合い、その際に 心のケアを受けられるように専門家の受診を提案し、快諾頂いたことから、4 月 13 日または 14 日に 受診するよう調整しました。しかし、13 日になって、ご本人からコロナウイルスの感染拡大もあり、もう 少し落ち着いてからにしたいとの意向が示されたことから、受診には至りませんでした。この点、木 村花さんの身近な方々とも連携するなどして、さらに継続的に受診を働きかけるべきであったと考え ております。 

つまり、受診を軽視した木村花の自業自得。
 その後、5 月 3 日に木村花さんから、仕事の関係でやはりSNSを再開したとの連絡がありました。 制作スタッフは、木村花さんに対して、SNSの更新を同僚の方に頼むなどの対応ができないか尋 ねましたが、ご本人が自ら行うことに強い意向を示されたため、これを尊重し、DM だけは見ないよう にお願いしました。 

今回の検証の聞き取りの過程では、木村花さんが、SNSでの誹謗中傷以外についても悩まれて いたことがあったという証言もありました。こうしたことについても、スタッフが身近にいれば、もっと話 を聞かせて頂くことができたかも知れません。

つまり、木村花の自業自得。

① SNSへの対応 - 誹謗中傷は絶対に許さないという強い姿勢 

この難しさは、
で指摘済み。

② 出演者へのケア - 幾重にも重なるケアの実現

不同意。演者を甘やかすな。

<第三者委員会を設置しなかった理由>

事実調査について、これを詳細かつ迅速に進めるためには、外部の独立委員のみの第 三者委員会では、調査対象である番組関係者等が、発言を控えたりする懸念があり、積極的な証 言を促すためにはむしろ、番組制作の事情に通じた社内の責任者らを中心とした内部調査が望ま しいと考えました

検証における聞き取りの対象となる制作スタッフや出演者の中には、木村花さんが亡くな ったことに強いショックを受けている者が複数名おり、外部の独立委員による聞き取りを行った場合、 過度な精神的負荷を強いることが懸念されるとともに、却って適切な証言を得られなくなる可能性も あると考えました。

本件の検証においては、内部調査を中心としつつ、検証の過程で、弁護士にも参加 して頂き、検証の精度および充足性、妥当性、信頼性について確認しながら、実施するとともに、さ らに、出演者のケアに関わる事項については精神科専門医、SNSへの対応についてはインターネ ット上の誹謗中傷対策の専門家の協力を得ながら検討を進めており、これにより十分な客観性、公 平性を確保しているものと考えております。

検証結果の開示範囲ですが、故人ならびにその他の関係者など、制作スタッフ以外の 方々の音声記録、通信記録、証言等が多数含まれております。こうした内容を弊社が一方的に公 開することは、これらの方々のプライバシーを損なうだけでなく、名誉及び声望を害し、或いは社会 的評価に影響を与えるなど、弊社が想定し得ない事態が惹起されることも懸念されます。したがっ て、これら内容については、やむを得ない場合を除き、開示することは適当でないと考えております。

この交わし方は、今後の企業法務界隈にとって、
テンプレートとして使える!

偉大なるイノベーション!

追記。
木村花の所属団体による内部調査が必要。
特に、
テラスハウスは断るべき仕事だったか否か、
テラスハウス出演自体が間違いだったか否か、
について。

男女問わず、レスラーの
野放図なメディア露出は、
プロレスファンの望む姿ではない。

(在名放送局の夕方に、時々レスラーが出演する。プロレスファンたる父上は、その姿に、良い顔をしない。)

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