過去に学校で炎上をテーマに講演を行った際、その当時メディアを賑わせていた炎上事件を例として取り上げたことがある。「この炎上事件、有名だから知っているよね」と聞いたところ、目の前にいた学生が驚いた顔をして首を横に振ったので、こちらの方が驚いた。その場にいた学生に聞いたところ、知らない学生が少なくなかった。
大学の怖さは、
専門分野と関係ないニュースに背を向けても、
何の差支えも生じないこと。
例えば、、、
京大と縁のある誰かがノーベル賞を獲った、らしい。
しかし、当方の属していた
京大の某仏語クラス(学生の所属学部は様々)では、
誰がノーベル賞を獲ったのか、
誰も知らなかった。
勤務する大学で講義の折に聞いたところ、新聞をとっている学生はゼロ、
下宿生にとっては、定期購読はハードル高いです。
帰省中に止める必要があるので。
つまり、いくら報道されていても当事者たる若者たちが炎上事件をニュース経由で知ることはほとんどないのだ。
学部生・院生時代を振り返ると
いつの間にか巨大建造物が建って、
人だかりになっていた、
という事象を後から知って、驚かされた、
という経験が幾度もありました。
「専門分野と関係ないニュース」
その筆頭は、ゴシップ系。
つまり、
「客テロ」&炎上の話題。
学部生・院生当時、
名誉毀損系の事件には関心ゼロでした(動く金額が小さすぎる)。
なので、当時
「客テロ」&炎上の話題
が存在していたとしても、
知らないまま、
だったのでしょう。
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