乳ガンとともにのほほんな日々

山が高ければ、谷間も深い…いろいろ翻弄されながら、頑張りすぎず病と付き合う日々のあれこれ…

風立ちぬ

2013-09-29 14:20:23 | 感想文

19日、ジブリの最新作を見てきました。チケットはインターネット予約をしていたのですが、当日映画館のシステムが落ちたようでテンヤワンヤしてました。機械化は便利だけれど、アナログの方法も身に着けておかないと、こういう時に大変よね・・・・・色々、イライラでした(-_-;)

 

それはさておき、この作品。今までのジブリとは少し趣の変わる、超大人向けのアニメでした。どうなるの!ハラハラ、ワクワク!!というよりも、淡々と自分の来し方を振り返ってしまうような、静かな旋律を全編通して感じました。

 

宮崎監督は、飛び物(飛行機とか)に対して、ナウシカの頃から思い入れが深いんだなぁ。堀越二郎という実在の主人公を通して、これまでの自分自身を表現したのだなぁ。と思いました。何かの記事で、監督は遺書のつもりで制作した映画・・・・と、書かれていましたが、これまでの有り方を少し方向変更しながらも、思いを持って生きていく!という、意思表明のように感じました。

 

とっても感動した!!とか盛り上がるような鑑賞後感はありません。でも、見た後、心持が快くなることは請け合いです。

 

 


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