みなさん、こんにちは
今年もあと3日となりました。いかがお過ごしでしょうか。
ホテルのまわりの散策路には「ヒメシャラ」の樹がところどころに植えられています。
「ヒメシャラ」はツバキ科の落葉高木で、富士箱根伊豆国立公園の富士山・箱根地域が群落分布の北限域にあたります。樹皮や初夏に咲く控えめな花の雰囲気が好まれ、古くから庭木として寺院や茶庭に使われていたそうです。新緑や紅葉も美しく、明るい雰囲気を持つことからシンボルツリーとして一般家庭の玄関付近に植栽されることも多いようです。
「ヒメシャラ」という名前は、シャラノキよりも花や葉が小さきことからその名前が付いたようです。箱根高原ホテルの1階のレストランにも「姫しゃら」と名前をつけています。
「ヒメシャラ」の特徴として有名なのが幹肌の美しさです。「サルスベリ」を思わせるようにツルツルとした感触で、樹皮は滑らかで赤褐色して赤みを帯びています。幹の美しさから「ヒメシャラ」は「アオギリ」「シラカバ」と並ぶ、「日本三美幹」と称され、冬の林間では特にその美しさが際立ちます。
「箱根高原ホテル」にお越しの際は、ホテル周辺の散策路をお楽しみください。
from s.y.
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