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遺跡好き弁護士の一(はじめ)法律事務所

遺跡好き弁護士射場守夫は現在奈良県大和高田市一法律事務所にて業務中!遺跡紹介とたまに法律や仕事のお話をいたします。

金山古墳(大阪府南河内郡河南町)

2013-04-14 23:14:51 | 日記
ようやく更新ができました(^_^)v
いい加減時間がなくてブログも更新できず、ストレス溜まりっぱなしですわ。

今回は金山古墳です。
全国的にも珍しい「双円墳」!!
念願の1つでした。

この日は春らしくよく晴れていて気持ちよかったです。
金山古墳はひょうたん形の双円墳で、上から見るとこんな感じです。

おもしろい形でしょ?
これは円墳が近くに二つ作られたのではなく、同時に二つの円墳をくっつけて作ったのです。

これは、大きい方の南側墳丘です。

三段築成です。直径約55.4メートル、高さ約9.4メートルです。

これが小さい北側墳丘。

二段築成ですね。直径約38.6メートル、高さ約6.8メートルです。

これは、北側墳丘から南側墳丘を望んだ写真。

かっちょいいですね(^o^)

南側墳丘に上って北側墳丘を望みます。

きれいですね!!

この古墳は北側墳丘から横穴式石室が発見されています。
早速中へ・・・

なんと!!石棺が美しい!
かつ重厚!!
奥の石棺もきれいです。

これはすばらしい!!
石室の中には照明が取り付けられており、必要に応じてライトアップとかするのでしょうか?

ひゃ~もっと早く来ておくべきでした。
よく見ると手前側の石棺の蓋には線刻がありました。

金山古墳は、全長約95.8メートルで周濠があります。きれいに整備されていて見学しやすかったのも良かったです。
この古墳は6世紀末から7世紀初頭にかけて築造された古墳と考えられています。
盗掘されていて副葬品は、ガラス玉、耳環、馬具、鉄刀、土器片が出土しただけです。
盗掘犯には罰が当たったに違いありません。

何しろ横穴式石室に比べて石棺が巨大すぎなので、玄室に石棺が1つしか納まらず、二つめの石棺は羨道部に安置されています。

これは良い古墳でした。この日は良い一日でした(^_^)

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