古墳型ケーキ

一部で話題となっている古墳型ケーキを購入しました。

冒頭画像のとおり前方後円墳の形をしています。「おくつきの森」と言うんだそうです。
隣にあるのは勾玉クッキーです。

奈良市にあるプティ・マルシェというお店です。

事務所で一人寂しくいただくわけですが、それでも結構気分が高揚します。


見たところ、段築はなく、円筒埴輪が墳裾の周囲を囲繞しています。周濠は見当たりません。
あるいは、黒いケースが周濠を表しているのかもしれません。


円筒埴輪のアップです。
ご覧のとおり、タガも刷毛目も透かし穴も退化しており、それどころか円筒ですらありません。「円柱埴輪」でしょうか（笑）
新しいタイプです。

また、極めて急勾配な墳丘斜面であり、ピラミッドのように勾配の緩い道を取り付けて築造したと思われます。
それにしても、土でできた墳丘がその形を良好に保っており、とても1300年以上前のものとは思えません（笑）

それでは調査しましょう。

後円部に埋葬主体は見つかりませんでした。

前方部にもありません。
盗掘によって副葬品どころか石材までも持ち去られてしまったのでしょうか？
にしても、雑な調査方法です（笑）

ああ、遺跡破壊。


そのうち、双方中円墳ケーキとか、双円墳ケーキとか、上円下方墳ケーキとか、八角墳ケーキとかできたらいいな。

ふと気付くと包装の柄が・・・

特殊器台形埴輪の文様が描かれていてちょっとうれしくなりました。

勾玉クッキーは奈良県産の玄米粉や紫芋粉を使用しており、素朴な味わいが楽しめます。