遺跡好き弁護士の一(はじめ)法律事務所

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高松塚古墳(明日香村)

2012-08-22 21:41:12 | 日記
久しぶりに古墳に戻ってきました。今回も超有名古墳です。
写真を見るとびっくり!!
頂上から噴水が出てる!?
すごいですね。古墳時代のテクノロジー恐るべし(笑)

高松塚古墳といえば、壁画ですね。
壁画は男女の群像、四方に描かれた四神(朱雀は現存していません。)、天井の宿星図があります。
4人の女性の像は教科書にも出ていますね。こんなやつ。


ご覧の通り2段築成の円墳で、築造は7世紀末から8世紀初頭にかけてです。
埋葬施設は奥行き2.65メートル、幅1.03メートル、高さ1.13メートルでずいぶん小さいのです。
石棺がそのまま石室になったようなサイズです。いわゆる「横口式石槨」と言われています。
一人用の埋葬施設と考えたらよいのでしょうか?
誰か教えてほしいです。

中世に盗掘に遭い、出土した遺物はずいぶん少ないのですが、それでも玉類、銀製の大刀金具類、海獣葡萄鏡(鏡の裏面に海獣とぶどうの絵があるもの)、棺の飾り金具などです。
また、残された破片から漆塗りの木棺が安置されていたことが判明したらしいです(ネット情報)。

この日は高松塚古墳だけではなく、周辺の有名遺跡も回ってきました。
次回以降も、明日香村をご紹介したいと思います。

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