遺跡好き弁護士の一(はじめ)法律事務所

遺跡好き弁護士射場守夫は現在奈良県大和高田市一法律事務所にて業務中!遺跡紹介とたまに法律や仕事のお話をいたします。

伊勢神宮内宮その2

2012-09-28 11:55:30 | 日記
さて、神楽殿、五丈殿、木霊が住んでそうな老木と見たところで、いよいよ正宮です。正宮には階段を上っていきます。

あがっていくとすぐに正宮。
写真を撮りたいと思いきや、ここでも「撮影はご遠慮下さい」との看板。
当然か・・・・・orz

正宮は、天照大神を祀っているところです。

内宮は、巡回コースが決まっていまして、正宮を見た後は、来た道とは違った道を通っていきます。
正宮の脇を通ると、

20年ごとの遷宮の準備ですね。
さらに歩くと

境内にはこんな感じの巨木があちこちにあります。神秘的です。
さらに歩くと、御稲御倉(みしねのみくら)が見えてきます。

写真がブレています(-_-)
これは「御稲御倉神」(みしねのみくらのかみ)を祀っているということなのですが、これって倉の名前に「神」と付けただけですよね?
伊勢神宮の神田から収穫した稲を保管するところだそうです。収穫した米を保管する神様ということですかね?
これは、正宮と同様の唯一神明造の様式らしいです。これって高床式倉庫そのものですよね。

さらに少し歩くと、外幣殿(げへいでん)があります。神宝を保管しているところです。


そしてその先に別宮の荒祭宮(あらまつりのみや)があります。なんだかすごく人が並んでいたので、遠くから撮影するだけにしておきました。

少し近づいて

荒祭宮は「天照坐皇大御神荒御魂」(あまてらしますすめおおみかみのあらたま)という長すぎる名前の神様ですが、意味としては天照大神の荒々しい魂という意味のようです。前にもありましたが、神様と神様の魂は別個の神様になるんですね。
かなりわかりにくいですが、とにかくそういう意味なんでしょう。

境内をぐるっと回ってちょうど神楽殿の裏に出てきました。
そこにあったのが、由貴御倉(ゆきみくら)です。

ここに祀られているのは由貴御倉神だそうで、これも倉の名前に神を付けた神様ですね。
ここは、食物や果物を保管するところだそうです。
見てのとおり、板葺きの屋根で廻りを塀で囲んでいます。しかし、中は御稲御倉と同じように高床式になっているのです。
そこで、塀の中をのぞき込んでいると、不思議な物を発見!?

床下に石ですよ!
これも今まで見てきた不思議な石の造形に共通する感じがしませんか?
外宮で見たこれや

前回登場したこれ、

これらは、いずれも神様に関連するのは間違いないと思いますが、意味は分かりません。

今まで遺跡見学で見てきた、磐座(いわくら。神様が鎮座するところ。)に共通する物のような気がしますね。

ちなみにこんな池もありました。錦鯉がきれいですね。


さて、神社見学も終了し、おみやげタイム。
連休中だったものですから、人が多かったですね。

いきなり赤福の看板がど~ん。

さらに進んでいってもど~ん。さすが、全国区名物ですね。
ちょっと脇にそれると、

意外に閑散としています。「伊勢えびコロッケ」という看板にすごく興味をそそられますが、昨日の「伊勢うどん」の記憶が脳裏をよぎります。
やっぱやめとくか(^_^;)

思わず、長編となった伊勢神宮編もこれにて終了です。しかし、まだまだ見ていないところがたくさんです。
伊勢神宮の印象を私なりに一言で述べると
<神様テーマパーク>
ということになるでしょうか。
全体に苔むした雰囲気や不思議な造形物がそこかしこで存在感を放っているのがいいですね。
また来たいところですね。

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