
春日市は弥生時代の遺跡の宝庫です。奴国の中心地であったとされてています。
弥生時代の死者は素焼きの瓶に入れ埋葬されました。
1.二つのドーム
王墓と考えられている須玖岡本遺跡です。
甕棺の発掘現場は保存のためドームでおおわれています。
2.春日市奴国の丘歴史公園の説明
1979・80年に発掘調査が行われ「須玖岡本遺跡群」として一帯が整備されました。
発掘調査で甕棺墓116基と土壙墓・木棺墓9基、祭祀遺構や住居跡が検出され、破壊を受けたものを含め300基以上の埋葬遺構があったものと推測されています。
3.ドーム内の甕棺の発掘現場
集団墓から離れた場所にあるこの甕棺からは多くの副葬品が発見され、奴国王墓と考えられています。
中国の皇帝から「漢倭奴国王」の金印を授かったのは、この被葬者より数世代後の王とされています。
4.歴史資料館
1998年に開館した歴史資料館には須玖岡本遺跡から発掘された遺物を中心に展示されています。
5.青銅器製作風景のジオラマ
王墓の北側一帯では青銅器やガラス製品を製作した工房跡が発見されています。
6.縄文時代の春日
弥生時代より前、縄文時代は狩猟と採取の生活が営まれていました。
7.青銅器の産地
弥生時代には稲作や青銅器などが大陸から伝わり、人口が増え村ができ王国ができます。
青銅器は武器や祭器として使われました。
8.古墳時代の春日
弥生時代の次に古墳時代が訪れます。
9.須玖岡本遺跡の考古学的価値
王家一族の集団墓地と推測されています。
撮影:CANON EOS RP + RF24-105mm F4-7.1 IS STM
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