日記

ひとりごと

中国のリアルとは

2021-08-09 16:15:58 | Weblog
https://bit.ly/3lQlsJz 
歴史は続いている、と安田さんは言う。過去1千年間の中華王朝の統治システムと、中国共産党が治める現代の中国とは「基本的に変わらない」という意味だ。

 皇帝権力を支えた強固な官僚制。その中に入る人材は、儒教の理解度を測る科挙によって選ばれた。そして、今の中国の中枢を担う人たちに求められているのも、国家的イデオロギーを受け入れることだ、という。「昔は儒教の知識が必要だった。それがいまは、『中国の特色ある社会主義思想』や『習近平の思想』に置き換わった」
 中国の近現代史は、権力の集中と分散を繰り返してきた。では国家主席3期目を目指すとされる習体制はどうなるのか。「袁世凱や毛沢東を見ても、独裁者が力を失った後は一気に分権に向かった。今の体制はどれだけ勢いがあるように見えても、いつかは終わるはずです」

 今追いかけているのは、中国の少数民族の話だ。特に関心があるのは、「民族問題」で注目されがちなウイグル族やチベット族ではなく、「チワン族」だ。「少数民族で最多の約1600万人の人口がいるのに、民族問題が相対的に穏やかに見える。気になりませんか」
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« エディターの切り替え | トップ | 天変地異 »