昔ある偉い人が書いた本に、並行して10冊の本を読め!とあったので、10冊まではいかないが数冊を併読する癖がついている。佐藤愛子著「冥界からの電話」は途中で嫌になってお蔵入りにしたところ、併読していた「老いを生きる自信」に出てくる石原結實医師の言葉から強い感銘を受け、また「冥界からの電話」を引っ張り出してきて読み始めた。前著を頭に入れながら読んでいくと終わりまで(まだ半信半疑ながら)読み終わることができた。
この本の最後にも、結論のない、分からない話だが、一つだけはっきりいえるのは「死は無ではない」ということです‥とあります。死は人生の終点ではない。消滅ではない。肉体は消滅しても魂はは滅びない。死はつづく世界への段階です。魂は今生で染みついた波動を持ってつづく世界へ行きます。
それだけを知っていればいい。それ以上のことは知らなくていい…と結んでいます。
私も事あるごとに思うのですが、俗っぽい言い方ですが、2次元の世界に住んでいるアリさん達は人間の住む3次元の世界は想像だにできないでしょう。それと同じように3次元の我々は、4次元の世界を描くことはできない。しかし4次元の世界は絶対に有ると思います、ただ我々にはアリさんと同じように想像できないだけなのです。