林時計鋪

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パテック・フィリップ カラトラバ Ref.3893

2016-03-02 | その他時計


本日はパテック・フィリップRef.3893のご紹介です。
弊社は前輸入代理店である一新時計(株)さんの頃取扱いがあり、その当時販売した時計になります。現在パテック・フィリップの取扱いはございませんが、綺麗な時計ですのでご紹介させて頂きます。






あまり聞き馴染みのないRefですね。
当時弊社でカラトラバはRef.3796やRef.3923、Ref.3919が中心だった思います。Ref.3796がケース径31mm、Ref.3923が32mm、Ref.3919が33mm。Ref.3893はRef.3919同様33mmでした。流通量は多く無く、18KWGはその中でも一番少なかったと思います。また、同Refには2種類の文字盤がありもう片方はギョーシェ文字盤でした。個人的にはこちらの文字盤の方が好きです。ケース形状も少し変わっていてラグ幅がやや狭めになっています。現行Ref.5123のラグを長くしたようなイメージですかね。






この文字盤はアイボリー文字盤と表現される事が多いです。乳白色ですね。
透き通ったような美しい文字盤は流石パテック・フィリップですね。針、インデックス、ミニッツポインに至るまで非常に丁寧に作られています。






薄型時計で、搭載キャリバーは現行のRef.5196と同じcal.215Sです。
リューズは勿論カラトラバマーク入りです。






尾錠は勿論純正の18KWG製で、初期タイプとなりますので最もスタンダードな形です。






裏蓋にホールマークが入っています。
ベルトは当時のオリジナルです。汚れ、変色はございますが、他のベルトを使われていたため、傷みは少なくこのままご使用頂けるレベルです。






弊社での販売は1989年4月です。
27年前になりますが、全く古さを感じさせないデザインですね。
また、非常に丁寧に扱われてきた時計で状態は申し分ないです。






付属品はBOX、保証書を含め全て揃っていますよ。






2年前にメーカーにてOHが完了しています。バネ棒交換、ライトポリッシュも同時に行っています。
ほとんどキズは無く素晴らしい状態です。ちなみにバネ棒は18KWG製です。

良い時計は何年経っても良い時計ですね。









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