~津まつりの起源~
寛永9年(1632年)に、時の二代藩主藤堂高次が八幡神社を現在の地に移し、同時に慶弔13年(1608年)に津城に入府した藩祖高虎の霊をまつりました。そして、高次は、八幡神社に社領300石を与え、各町に祭礼を営むように命じました。 さらに、3年後の寛永12年(1635年)に藩費を貸し出し、まつりを奨励したことによって盛大になったのが、「津まつり」の起源とされ、370年余年の歴史を誇る伝統行事として親しまれています。このように、かつての津まつりは津市の南にある八幡神社の祭礼として、各町の出し物が隊列をなして練り歩き、非常に大規模なまつりとして賑わいました。
現在は、古くから伝わる伝統芸能である「唐人踊り」・「しゃご馬」・「八幡獅子舞」・「入江和歌囃子」などのほか、「高虎太鼓」や和船山車「安濃津丸」、さらには平成10年から始まった「安濃津よさこい」も加わり、市民をあげてのまつりとして多くの人出で賑わいます。
そして、今年も始まります。
10月6日・7日は津まつりへ。
林時計鋪へ。