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竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

北朝鮮という国

2006年10月28日 | Weblog

北朝鮮の「核実験」後を引き続きウォッチングしています。先々週のライス米国務長官の東アジア歴訪、中国外相の金正日との電撃会見などがあり、事態は小康状態となっているように見えます。

先週のNHK日曜討論は、この北朝鮮制裁がテーマでしたが、防衛庁出身の森本氏が微妙な外交バランスを主張し、周辺事態との認定は早すぎると発言していることが印象的でした。

今週の動きは、なんと、「日本政府、ようやく核実験はあったと認定」というものです。それもまた「可能性はきわめて高い」レベル。

すでに10月11日には、核実験を理由とした経済制裁を発動していながら、今頃(10月27日)認定はないでしょう・・と思うのですが。まるで、大量破壊兵器を確認していないのに、それを前提として空爆をはじめたアメリカのやり方と同じではありませんか?

私が「核実験」と括弧をつけるのは、これが北朝鮮の口先の外交的作戦にも見えるからです。実際に核実験であったとしても、失敗であり、核技術として「脅威」というには程遠い。もしかしたら、山中で爆薬だけ破裂させて、核実験を装っているのかもしれない・・と。

私たちが考えなければいけないのは、世界から孤立するかもしれないのに、何でそんなことをするんだろう・・ということです。核武装にしても、ほとんどの国民が飢えていると伝えられる状態で、実際にそれをやっているならば、莫大なお金がそちらにつぎ込まれていることになります。労働力はますます減り、国力は弱まります。見えないところでの不安、不満は高まり、国内から北朝鮮の体制崩壊が近づくことでしょう。

日本のマスコミに、そういう分析がほとんど載らないことが不思議です。

そんな中で、ちょっと面白い北朝鮮取材記事がありました。NHKにいた池上さんのブログです。

http://www.ewoman.co.jp/2005_news/gimon/41/06.html

今日は、まず、この紹介ということにします。

 



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