小泉・小沢の党首討論をどう感じたか・・という問いがあるのですが、いまの仕事ではじっくりテレビを見る時間もなく、あとでマスコミ情報で推し量るしかありません。
ほとんどのマスコミ情報では教育問題に終始したとされています。双方はぐらかしで噛み合わなかったというものもあり、総じて面白くなかったという報道のように見えます。
実際見ていなかったので、本当はどうだったのかわかりませんが、小沢さんが今この時期に切り込むのであれば、やはり靖国問題をメインで取り上げるべきだったと思います。(多少は触れたのかもしれませんが・・)
靖国問題というのは英霊に頭を垂れるか垂れないかという問題ではありません。戦没者を慰霊し、過去の戦争で命を奪われた人々を思うことは誰も止めることはできません。
問題は過去の国際約束です。日本は太平洋戦争の戦争責任を一部指導者に集約し、その責任を取らせることによって、戦後の国際社会とりわけアジアの国々との関係復活の道をつけることができたということです。
一部指導者というのがA級戦犯というわけです。その選択が正しかったのか否かは、別の問題としてありますが、中国や韓国で小泉首相の靖国参拝に強い批判が出るのは、このA級戦犯を合祀した神社に国の最高指導者が参拝するからです。
靖国神社は西南の役や日清戦争・日露戦争など、過去の日本の戦争犠牲者が祀られているところです。西南の役で国賊とされた西郷隆盛さんなどは祀られていません。
日本が太平洋戦争(日中戦争)でアジア地域に与えた損害はとても大きなものです。殺人を犯した犯罪加害者が、その償いをどうやって行うか、償っても償っても償いきれるものではありません。戦争は特殊な状況と言ってみても、親兄弟や恋人を殺された人にとって思いは同じです。
その償いの大部分を中国はA級戦犯の処分ということを代替に帳消しにしてくれた。そのかわりに損害賠償の請求はしないと・・。
ところが、一度靖国神社から除籍されたA級戦犯が再び祀られ、そのA級戦犯を総理大臣が慰霊するので、それは過去に損害賠償まで放棄したものに対する冒涜、挑戦であると中国や韓国は政府として怒るわけです。国際約束を踏みにじる行為ですから。
そういう不見識は日本が過去の戦争の過ちを忘れ、また再び傲慢にアジアを蹂躙するかのような思いを、多くの人々に抱かせるがゆえに、激しいときには暴動にまで発展してしまうのです。
同じような国際約束の観点から、アメリカの下院外交委員長も小泉さんが米議会で演説(日本の総理としては初めて)に反対しているということも報道されました。
こちらは中国侵略というよりはパールハーバーです。これらは、いまも多くの人たちの心の傷として残っているのだなあということを教えられます。そしてこの対応を軽視して、取るに足らないとした政府に対して与党の公明党神崎代表から、もっときちんと配慮すべきであるという表明まで出されています。
総理の靖国参拝については経済同友会も異例の自粛要請を出しています。異例の多数決採決で9:1で自粛を求めることになったとか。翌日に同友会会長は「迷惑をおかけして」と総理に謝っているので、腰が定まってはいないのですが・・。
こういう時期ですから、小沢さんは総理にずばりともう止めなさいと切り込むべきだったのではと思います。
小泉総理は今年は8月15日を狙っているという報道がしきりです。もう総理は辞めちゃうわけですから、あとは外交や経済がどうなろうと知ったこっちゃない・・というのが小泉流でしょうか。それはダメだよ、党首討論で釘を刺せば、どれほど多くの国民が溜飲を下げたことか・・。
一方で今日5月19日は、ついに共謀罪の強行採決か・・という情報がインターネット上では飛び交っています。総理の靖国神社参拝をやめさせようと作戦会議を開いて、何も決まらなかったけれど、その中の1人が血気にはやって阻止行動に出た・・。もうみんな共謀罪です。
血気にはやった1人でなくても、そこに送り込まれた「工作員」(かつては歴史上の言葉と思っていたのですが・・)がやってしまえば、このグループを一網打尽にできるということです。小沢さんは、このことにも切り込まなかったようで、そのことへの不満の声も聞こえます。
うーむ、ちょっと重い記事でした。
通州事件でのシナ人、ライダイハンでの南鮮人。「犯罪加害者が、その償いをどうやって行うか、償っても償っても償いきれるものではありません。戦争は特殊な状況と言ってみても、親兄弟や恋人を殺された人にとって思いは同じです」
米軍は日本の家屋が木と紙を多用していることに目を付け、焼夷弾を開発し、東京大空襲では戦時国際法に違反して民間人を数十万人焼き殺しました。
「殺人を犯した犯罪加害者が、その償いをどうやって行うか、償っても償っても償いきれるものではありません。戦争は特殊な状況と言ってみても、親兄弟や恋人を殺された人にとって思いは同じです」
>その償いの大部分を中国はA級戦犯の処分ということを代替に帳消しにしてくれた。そのかわりに損害賠償の請求はしないと・・。
ここまで自信満々に書くからには、何か証拠を押さえておいでなのでしょう。その覚書の内容を教えてくださいませんか。アンタきっとピューリッツァー賞をもらえますよ。そもそもシナが靖国参拝に言いがかりをつけるようになったのは、戦後40年たった1985年からです。40年後に急に態度を一変させた理由も、当然ご存じのはずです。教えてください~。
>ところが、一度靖国神社から除籍されたA級戦犯が再び祀られ、そのA級戦犯を総理大臣が慰霊するので、それは過去に損害賠償まで放棄したものに対する冒涜、挑戦であると中国や韓国は政府として怒るわけです。国際約束を踏みにじる行為ですから。
東京裁判の法的な根拠について教えてください。事後法という概念が近代法の分野において、完全に否定されているのはご存じですね? 立法府の選挙に出馬なさった方ですから。そもそも南鮮とは戦争すらしていませんが、この点はいかがですか~。
>パールハーバーです。これらは、いまも多くの人たちの心の傷として残っているのだなあということを教えられます。
真珠湾記念館の展示をご存じですよね。「日本の攻撃はまことにあっぱれで、それを学んで米国は態勢を整えた」と書いてありますが、これに関するご意見は~?
わが国の無辜の民衆を大虐殺した米国。捕虜を虐待した英国。日本人を通州事件で大虐殺した、シナ。ベトナムで大虐殺を繰り広げた、南鮮。北方領土や樺太で民間人を大虐殺した、ソ連。
これらの謝罪を求めないのは何故ですか。きっと立派な根拠をお持ちなのでしょう。教えてくだされば、私も意見を改めたいと思います。