竹村英明の「あきらめない!」

人生たくさんの失敗をしてきた私ですが、そこから得た教訓は「あせらず、あわてず、あきらめず」でした。

グリーンピープルズパワー公募増資達成御礼

2018年04月01日 | 電力自由化
2018年もいよいよ4月に突入しました。
前回のブログでお願いをした「グリーンピープルズパワー」への増資のお願いは、2000万円という社内目標を達成できました。公開目標の3000万円には到達できませんでしたが、事業計画上の社内目標は達成できました。61の個人、法人の皆様に引き受けていただけました。ここで改めて、御礼を述べさせていただきます。


グリーンピープルズパワーは電気の小売会社

グリーンピープルズパワーは、電力自由化の大きな流れの中で、再生可能エネルギーの電気の供給を目指す会社として発足しました。
この4月からは「まち未来製作所」という新電力の取次として業務を行いますが、今年中には正式に小売電気事業者登録を取得し、独立を果たしたいと思っています。
この3月までは「みやまスマートエネルギー」という新電力の取次でした。昨年7月から今年3月までの電気は、実質でバイオマス100%の電気となりました。電気の供給を受けたバイオマス発電所の供給量と当社のお客様の電気使用量を比較しての概算で正確ではありませんが。
この4月からは、これまでのバイオマス発電所の電気は使えなくなりますので、新たな再生可能エネルギーのブレンドを考えていかねばなりません。今想定しているのは、今年の夏頃に動き出す予定の茨城県のバイオマス発電所、そして私の発電会社であるイージーパワーの山梨と千葉の発電所の電気です。このほかに、横浜市や埼玉県の太陽光発電も想定しています。
電気のお客さんの数(契約数)が、どこまで増えると予測するかによって、どのくらいの規模の発電所と契約するかが決まってきます。

「まち未来製作所」での新しいパンフレットができましたので、こちらからダウンロードしてください。
この中に単価表も載っています。
https://docs.wixstatic.com/ugd/e63ec2_7713b6b56b0f4481af7ce7c3b32d1044.pdf

ご連絡いただけば、何部でもお送りします。


今年の目標は1000件、10MW

小売電気事業者として、正式に登録し独立を果たすには、最低5MWの契約が必要だと言われます。
しかし、小売電気事業はとても利幅が小さい事業です。ほとんどが電気の仕入れ代金と、託送料金という送電網の使用料金に消えて行きます。5MW程度では、会社を維持することは難しいのです。そこで、その倍を今年度の目標としています。
幸いにして、今は毎日のように電気の申し込みが舞い込むようになりました。ほとんどは個人のお客様です。それはとてもありがたいのですが、会社として成り立って行くには、少し電気の使用量の多いお客様と契約する必要があります。使用量が多いといっても高圧契約の工場やオフィスビルではありません。カフェや美容院、パン屋さんや八百屋さんのようなお店です。
東電エリアなら、大抵は「従量電灯C」という契約です。契約容量は6kVA(キロボルトアンペア)から49kVAまであります。一般家庭は、従量電灯Bの60A(アンペア)まで(これは6kVAと同じです。)なので、その一段階上ということです。
東電との比較では、当社の電気料金単価が、毎月300kWh以上お使いになる場合は、確実に安くなるという設定になっていますので、毎月電気料金負担に困っているというようなお店は、ぜひ、お声かけください。

すでにご契約いただいているお店(一部)
https://www.greenpeople.co.jp/blank-6


低圧電力(動力)の供給もはじまりました

「みやまスマートエネルギー」の取次ではできなかったのが低圧電力の供給です。
「まち未来製作所」の取次で、これが可能になりました。
上記の従量電灯C契約のお店の場合、業務用エアコンや冷蔵庫など低圧電力の契約になっているところがほとんどです。これまでは、低圧電力だけ取り残されるという残念な形になっていましたが、この4月からはもう大丈夫です。低圧電力をお使いのお店も、お気軽にお声かけください。
また、高圧の電気もやらないわけではありませんので、まずはお声かけください。
東電よりは、お安くできて、なおかつ再生可能エネルギー比率の高い電気が使えるということになると思います。
高圧契約の場合は、1件1件おうかがいして、お話を聞いた上で見積をさせていただきます。


オール電化住宅については思案中

なかなか契約が難しいのが「電化上手」「深夜電力」などの、夜間の電気料金を特別に安く供給されているユーザーん皆さんです。夜間の電気代が昼間の半分以下に設定されていますので、ほとんど新電力はどう契約での供給はできません。新電力の多くは、市場価格が仕入れ価格ですが、これらの夜間電力の単価は、市場価格に近づくか、場合によってはそれ以下になるからです。
条件は東電や関電などの旧一般電気事業者でも同じはず(共通ルールのはず)なのですが、低圧ユーザー(一般家庭や小店舗)までの電力自由化がスタートした2016年以降も、変わっていません。
かつては「原発の電気は安いから・・」という理由がありましたが、今ほとんどの原発は動いていませんし、そもそも「安いは嘘だった」と判明しています。おそらく古いダム発電の電気を、ここに寄せているのだろうと思います。
本来は、そういう電気を市場に出して、電気代全体を下げるという公共的運用をするべきなのですが。
特権を活用して、他の新電力の顧客を奪っているわけで、電力・ガス取引監視等委員会に、しっかり取り締まって欲しいところです。
とはいえ、昼間よりも夜間の方が市場価格が安いという傾向にあるのは事実で、これを活用して当社でも夜間メニューが作れないか検討しています。







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