ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

拍手の味

2005-11-26 23:59:33 | 芝居づくりのこと
本番二日目。
今日は昼と夜と2回公演を行った。
今の所、右肩上がり。14回の公演中3回が終了したことになる。まだまだ先は長いが、その分良くなる可能性があるということ。
慣れたことが良い結果に繋がっているところももちろんあるが、新鮮な気持ちを持ち続けていたい。
同じ芝居を何回しても、同じ台詞を何回言っても、芝居の世界では全て初めてのこととして存在しなければならない。当たり前のことが本当に難しい。

お芝居をやっていてよかったなと思う瞬間はいくつもあるが、やはりお客様から拍手をいただくのは本当に嬉しいことだ。
今日は昼も夜もとても嬉しい拍手をいただいた。
うちの芝居はワンシチュエーション、つまり時間や場所を移動することなく進んでいくお芝居だ。基本的に暗転もないので、暗転があると芝居の終わり、ということになる。
最後の暗転の後にカーテンコール的な役者紹介のための音が入り、その音のいい感じのところで明かりがつくと、役者が礼をしているという流れ。
通常は役者紹介のところで拍手が起きる。
が、今日は2回とも芝居終わりの暗転のところで拍手が起きた。
これはもう、無条件に嬉しい。たまたまかもしれないが、嬉しい。聞くところによると、あおきり初の東京公演『ときはかねなり』の東京は全てのステージでそうだったとか。参加できなったのが、今更ながらに悔しくなるくらいである。

明日も2ステージ。
もっとよくしていこう!