昨夜、東京で「最強の医療戦略セミナー」と題した会合に参加しました。講演者の1人に元厚生労働省事務次官の方がいて今回の医療改定の話がありそのなかで後期高齢者医療制度の背景が説明されて、なぜここまで混乱したのか得心が行きました。
厚生労働省はこれからの人口減少を日本社会の根幹にかかわる問題、大げさな言い方をすると国家的危機だという認識を持っているようで、今回の医療改定はこれからおこるであろう人口減少と高齢者の増加に対応させるための改定であったという説明でした。
今回の改定は今後20年を見据えた内容を盛り込んだということで後期高齢者医療制度がその最たる制度といえるでしょう。しかしあまりにも壮大な構想を盛り込んだことと過去の中医協の経緯から説明の重要性を見誤ったというのがそもそもの混乱の原因ではなかったかと思います。
整理をされて説明を受けると納得できる制度改正でした、十分に説明がなされなかったことが残念でなりません。
厚生労働省はこれからの人口減少を日本社会の根幹にかかわる問題、大げさな言い方をすると国家的危機だという認識を持っているようで、今回の医療改定はこれからおこるであろう人口減少と高齢者の増加に対応させるための改定であったという説明でした。
今回の改定は今後20年を見据えた内容を盛り込んだということで後期高齢者医療制度がその最たる制度といえるでしょう。しかしあまりにも壮大な構想を盛り込んだことと過去の中医協の経緯から説明の重要性を見誤ったというのがそもそもの混乱の原因ではなかったかと思います。
整理をされて説明を受けると納得できる制度改正でした、十分に説明がなされなかったことが残念でなりません。