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明日も土用の丑と言うことで、鰻を食べなきゃと思っている方も多いことでしょう。
しかし、美味しい鰻は値も高く、なかなか口に入らないのも現状です。
そこで、この雑学から代替もあることを紹介いたします。
余談ですが、子どものころ8月に入ると土用の波が出るので注意しなければ。とオヤジに教えられました。
この頃の海は波も高くなり、よくクラゲが海岸にたどり着くので刺されたことを思い出しました。
今日は日曜日なのに、何で土曜(土用)の波と言うのかなと、不思議にも思っていたくらいです。
では本題です。
土用の丑の日に鰻をなぜ食べるんだろうと不思議にもなりますね。
説はいろいろあるようです。
先ず、春夏秋冬のそれぞれの季節を守る4人の神がいました。
その役目は、季節が悪くならないように悪魔払いをしていたそうです。
季節には立冬・立春・立夏・立秋と四立がありますが、その前の18日間はどこにも属さない期間として土用といいました。
土用は季節の変わり目を円滑にする役割がありますが、この時期を守る神がいなく、邪気悪霊に襲われる危険な期間とされています。
この18日間(土用)で12支の丑の日が土用の丑といいます。
この丑の方角は北北東であり鬼門(邪気や悪霊の出入りする門)いい、守る神がいなく、土用の丑の日(最悪の日)は邪気が進入して来るという迷信になっていました。
更に、丑の方位は北方角であるため、北の神(玄武)の力を借りようと、玄武を象徴する黒い色を魔よけとして、黒い鰻・黒鯉・黒ナスなどを食べるようになったのです。
現在は立秋前の土用だけが話題になっていますが、季節の変わり目には体調も崩しやすいことから、自愛の意味も含めての迷信なのでしょう。
ですから、鰻でなくても黒ナスでも十分に邪気を払うことが出来るのです。
明日は庭のプランターで栽培しているナスに鰻のタレをかけて食べようかな?
さぁ~暑い夏を乗り切ろ~うっと!
yuki