私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

「水くさい」ってどんなにおい?

2006年08月09日 | Weblog


この日曜日にデパ地下の食品売り場で、「京都の冷奴」が目にとまりました。
もちろん、思い出すのはブログ仲間の「京都 徒然日記のnagomiさん」「京都 お茶にしませんか♪のwakabaさん」のことでした。

最近の豆腐は水っぽくてあまり美味しさを感じませんでしたが、この豆腐はnagomiさんのように?クリーミーで味もまろやかです。
さすが京都風味だなと思いました。

その隣には「やっこ野郎」と言う銘柄もありました。
これは北海道産ですが、ネーミングが面白くて(京女に東男と言うことで)対抗する気持ちで二種類を買い求めました。

こちらは私のように?コクがあって、シッカリとした豆腐でしたね。
自画自賛です。ビールのつまみには最高でした。

やはり、大豆と水のこだわりが大なんでしょう。

ところで、私の住んでいる町は比較的水道水も美味しいのですが、それでも最近は蛇口に口をあてて飲むことはなくなりました。

更に、都心の水道水はカルキの臭いがあり、お世辞にも美味しいとは言えません。


さて、タイトルの「水くさい」は、”そんなことは俺に相談しろよ!水臭いなぁ~、随分よそよそしいじゃないの? とも使われます。

この語源は料理からきているようですね。
水が多いと水っぽくなる。味が薄いということから他人行儀を表すわけです。

昔は塩が貴重品でしたから、料理の塩けは客人をもてなす上で重要なものだったのでしょう。

塩けの薄い料理(水くさい料理)は、客人が感じるのは、「私はそれだけの評価なのか(情愛が足りない)」と思われたのでしょう。

今ではあまり塩加減が強すぎると、逆に血圧も高くなりますので、「水くさい」ほうが、愛情料理につながっています。

同じような語源に「水をさす」がありますね。
ちょうど良い味のだし汁に水をさすと、とたんにまずくなる。
うまくいっているのに、雰囲気や関係をまずくしてしまうことを言うんですね。

いずれにしても、塩加減や水加減は大切で、人との付き合いもいい塩梅(あんばい)で行きたいものです。

デパ地下で見つけた美味しい豆腐から、水くさい話をしてしまいました。

子どもたちも成長し、最近の夕食はず~っと夫婦水入らずです。

yuki





コメント (11)
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