早期リタイア&移住生活

早期退職し信州へ移住しました。呑んで、走って、耕して、作って、野鳥を眺めて、自然を楽しむ日常を綴ります。

薪ストーブの一日

2021-01-08 | 薪ストーブ

小寒を過ぎて、ますます寒さが厳しくなってきましたが、薪ストーブってやっぱりすごいと思います。家全体を温めてくれるし、一番素晴らしいのは停電しても機能する、というとこです。昨日関西のニュースで寒さが厳しくなって電力がひっ迫する時間がある、という報道がありました。夏でもないのにひっ迫するのはやはりStayHomeで普段冬にはあまり使わないエアコンを暖房器具として使ってるからでしょうか。

さて、我が家の冬の暖房器具のメインは薪ストーブなのですが、さすがに終日薪ストーブをつけているわけではなく、夕方から夜までを薪ストーブの時間にしています。年末年始は大盤振る舞い?で昼頃からつけることがありましたが、暑くなりすぎるのと(窓あけりゃいいじゃんと言われそう)、日差しがあるときのストーブはあまり楽しくない(その上贅沢な)ので、日常に戻ってからはやっぱり夕方着火に戻りました。そして、朝ストーブの灰を取り除き、ガラス扉の掃除をするのですが、この時が昨日のストーブライフを「評価」するタイミングです。

掃除をした後、焚き付けとその日の薪を薪だなから運んでくるのですが、今日の気温だとどの薪がいいか、寒いときはがっつり温度が上がりそうな広葉樹の特大がいいかな、とか考えながら選んできます。そして、焚き付けを準備して火をつけるところから、次にどの薪をいれようか、寝るまでに何回いれようか、寝るときにはどの薪をいれると長く持つか、など、結構考えることがあります。効率的にストーブの温度と室内の温度を上げて、ストーブのガラスが汚れないように焚けた日は、なんとなく勝利。翌日の掃除も楽になります。温度が低い状態が長く続き、その時に入れた薪の種類次第ではガラスが結構汚れ、翌日の掃除が大変になります。なんとなくですが、毎日一から積み上げて結果を出し評価する、というのを楽しんでいます。もちろん、どのくらいの大きさの薪を何本入れたかというストーブ日誌は必須で、これにより大体1シーズンにどのくらいの薪が必要なのかを把握しています。

ちなみに、ガラス掃除はストーブ内に残った灰が一番。クレンザーの代わりになり、化学物質が入っていないので安全・・・な気がしています。そして、いつも思うのは、働いていたら毎日薪ストーブの世話はしてられないな、と。掃除をしてゼロに戻し、薪を取ってきて一から始める、流石にやってられません。

↓こんな風に煤がついたのを

↓庫内の灰をちょっとつけて雑巾でこすると

↓キレイに取れます(後ろの床が同じ系統の色なので分かりにくいかもしれませんが)

ちなみに、この日の汚れは「ほぼ勝利」レベルです。って、こんなつまらないことを評価したくなるのは、現役の頃の癖なのかなあ?なんて、懐かしく思ったりするわけですが、自分で立てた目標に自分なりの工夫をして自分で成果を測りさらなる高みを目指す(って大げさですが)のだから、とてもシンプルで納得感があり精神衛生上この上ないです。社会(会社?)ってそんな単純には行きませんからね。



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Jun)
2021-01-11 13:52:56
今年も四季の御代田便り楽しみにしてます!ウチも薪ストーブです!いえ全体が暖まりますよね。
ガラス部分ですが、高温で焚くとクリアになり低温で焚くと曇ると聞いたことあります。
返信する
Unknown (Unknown)
2021-01-12 05:35:47
おっしゃる通り、最初煤がついても高温で焚くとだんだんクリアになっていきます。但し、薪の質や種類にも左右されるようです。
本年もよろしくお願いします。
返信する

コメントを投稿