いつ里を見た。
経緯を読むと、毎度の事だが
悲しくなる。
この子等は生き延びてくれたが、
その裏で繁殖屋の段階にて殺された子も
含めれば何百、何千、何万、何十万頭もの
犠牲になった子等が
居るのだな、と心が重くなる。
そういった子等の分まで
生きられた子は
全うな犬生を歩んで欲しいと
心から思う。
いつ里だけで大凡1500頭
もの子が記載されて居たが
世の中の人々が
ショップや繁殖屋でイヌを
「買う」事をせず、
募集サイトで迎えれば
殺処分数も減って行く。。。
しかしボラ団体では
留守番が長いから断られ
仕方が無くショップで
「買う」しかなかった、
という人々も多い様に感じる。
詰まるところ
既に前以て留守番が長い、
或いは
ペット不可での飼育希望等の場合
元々、イヌを迎えるに
値しないのかも知れない。
やはりイヌはヒト以上に
寂しがりやの様に思う。
かと言い常にベッタリと
一緒に居る事が良いとも
考えられないのだが。。。
まぁ、中にはけんもほろろな
対応をする団体も居ると
聞き及ぶが。。。
いつ里を見て居り、
13年前、今の様にネット社会で
あったなら
ゆきはきっと、載せられて居た
のだろうな、等と思いを巡らせて居た。
13年前。。。
目立たぬ程の小さな記事で
雑誌に載って居たゆき。。。
「じゃマール」という雑誌だった。
今にして思えば
あれが自分の人生を変えたのかも
知れない。
素晴らしい出逢いだった。
束の間、追想に耽って居た。