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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

中国道宝塚ICバス停、2024/3/7朝~2024/3/20夕方の間も休止

2023-12-27 23:05:30 | 高速バス

2023/12/14付ブログ記事「中国道宝塚ICバス停、2024/1/24朝~2024/2/6夕方の間も休止」の続報です。

中国道宝塚ICの工事に伴う高速バス停の使用停止ですが、神姫バス公式サイトには2023/12/27付で掲載されました。

https://www.shinkibus.co.jp/sys/frames/view/1819

https://www.shinkibus.co.jp/sysfiles/wtn/1819/highwaytakarazuka2024.pdf

追加情報として、「2024/3/7~2024/3/20の間も使用停止となる」点があります。最終日の2024/3/20については、2024/2/6同様概ね17時以降の便は停車再開となります=所定で宝塚IC着17:03の大阪行の便は通過

3月中旬は行楽シーズンにかかりますが、工事スケジュールの制約もあるので致し方ないでしょう。

 


阪神バスは2024/1/8限り大阪市内一般路線から事実上撤退など

2023-12-27 18:05:08 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2023/4/3付「阪神バスの一般路線で2023/9以降運賃値上げ <5/31追記あり>

上記ブログ記事で

>ちなみに、大阪特区についてはいずれの路線も現時点で土曜休日に1便ずつ走っているだけの有名無実な存在になっています=2002年の全線均一運賃化の時点ではそこそこの本数があったのですが

と書きましたが、2024年の新年早々についに休止(実質廃止)となります。

https://www.hanshin-bus.co.jp/files/whatsnew/20240113_daiyakaisei.pdf

大阪市内を走るのは北大阪線全線と野田尼崎甲子園線の阪神杭瀬駅北以東ですが、いずれも休止対象です。リリース文には「【実施日】 2024年1月13日(土)」とありますが、平日はもともと運行しないので2024/1/8の成人の日が事実上の最終運行です。

そして、野田尼崎甲子園線については「JR尼崎~阪神甲子園」「阪神杭瀬駅北~阪神甲子園」の系統が全廃となり、平日朝に尼崎浜田車庫前~阪神甲子園間の区間便が1.5往復するのみとなります。

https://www.hanshin-bus.co.jp/files/whatsnew/nodaamagasakikoushien_20240113.pdf

前者は需要喚起のために2021/7/31に後者の系統から切り替えて運行を開始したもの(当時のリリース文はこちら)ですが、残念ながら改善策にはならなかったようです。JR尼崎~阪神尼崎間は阪神バスの尼崎市内線(もと尼崎市バス)が多数運行されていますし、西宮市内の武庫大橋~学文中学校前~阪神甲子園間は阪神バスの宝塚甲子園線が昼間30~40分間隔で運行されています。

このほか、阪神大震災前まで阪神尼崎~神戸税関前間を直通運行していたいわゆる「阪神国道線」のバスも、系統分割された東側(尼崎市内と阪神西宮の間)が大幅に減便となり、平日9時以降・土休日12時以降は数えるほどの便数となります。

https://www.hanshin-bus.co.jp/files/whatsnew/amagasakinishinomiya_2024.1.13.pdf

もっとも、国道2号のうち阪神尼崎駅付近と西大島の間は日中ほぼ10分間隔で宝塚方面に行くバスが運行しており、上甲子園と阪神西宮間は日中20分間隔で浜甲子園方面に行くバスが運行しているので、尼崎・西宮の各市内で完結する利用の場合はそれほど影響はありません。JR尼崎~甲子園間ともども、市をまたがる利用実態のなさが今回の大幅減便につながったのでしょうね。

ちなみに、2023/11/7の夕方ラッシュ時に人身事故で阪神電車の尼崎~甲子園間が長時間ストップした際には、(輸送力の面から駅では特段のアナウンスはありませんでしたが)両路線とも大混雑で途中バス停で乗れないくらいでした。2024/1/13以降は、このような場合の代替手段が本当になくなるわけですね・・・


沖縄道のゆいレール駅最寄りIC新設が2年遅れの2026年度に <1/11追記あり>

2023-12-27 12:51:28 | 高速バス

2021/12/15付ブログ記事「沖縄道のIC新設で、ゆいレール駅最寄り高速バス停はどうなる?」の続報です。

ゆいレールのてだこ浦西駅と高速バスの幸地バス停の間の徒歩経路については、上記ブログ記事を書いた後の2022年3月になって沖縄県公式サイトに掲載されました。

https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/r3_kousokubus_annnai.html

https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/documents/tedakouranishi_kousokubusroute.pdf

https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/toshimono/documents/tedakouranishi_kousokubusroute.pdf

ただ、案内図の但し書きによれば、歩道や横断歩道が未設置だったり急勾配の箇所があるうえ、幸地バス停は階段があるため車椅子利用者の方は利用困難とのこと(まあ、高速バスはその構造上車椅子での利用は基本困難ですが)。やはり、幸地ICの設置によるてだこ浦西駅への高速バスの乗り入れが待たれます。

ゆいレール公式サイトに掲載されているてだこ浦西駅周辺完成予想パース (幸地ICおよびICへのアクセス道路も描かれています)はこちら

しかし・・・

地元紙沖縄タイムス琉球新報の報道によれば、2023/12/19に開催された令和5年度第2回沖縄県公共事業評価監視委員会において、幸地ICのアクセス道路が台風に伴う法面の崩落や施行計画の見直しなどで完成が当初見込みより2年遅れの2026年度になる旨の報告があったそうです。但し、沖縄県公共事業評価監視委員会のページではこのブログ記事を書いている時点で審議結果はまだ公開されておらず、詳細は不明です。

なお、幸地ICおよびアクセス道路の工事対象エリアのGoogleMap航空写真やストリートビューを見る限り、幸地ICのランプが本線を跨ぐ部分の構造物は2022年9月時点でかなり完成に近づいている一方、航空写真ではアクセス道路予定地に「琉球日産自動車株式会社納車整備センター」が存在したままで、県道38号浦添西原線旧道との交差点付近の道路予定地には2023/6時点でも建物が存在したままです。

<1/11追記>

令和5年度第2回沖縄県公共事業評価監視委員会の配布資料が公開されました。

https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/doboku/kikaku/kikaku/press/r05jigyouhyouka/documents/r5-2haifusiryo.pdf (12・13ページ)

資料作成時点で既に94%の用地が取得済となっており、既に100%取得完了見込みとのことです。一方、事業期間の見直し理由については触れられておらず、議事録でも完成遅れについて突っ込まれた形跡はありません。


明石市営石ヶ谷墓園内を走る路線バスは今後どうなる?

2023-12-27 07:12:05 | 路線バス

関連ブログ記事・・・2023/12/26付「第二神明北線・石ヶ谷JCT付近の2023/12/24時点の工事状況(後)

第二神明道路の拡幅工事により入口前の橋が撤去されアクセス経路が変わる明石市営石ヶ谷墓園ですが、土曜休日および彼岸・お盆期間に限り路線バスが運行しています。

https://www.city.akashi.lg.jp/tosei/kouen_ka/boen/boen.html

かつての明石市営バスの路線を神姫バスが引き継いで運行しているもので、普段の土曜休日(正月三が日も)は「JR明石駅9時15分発・石ヶ谷墓園北11時10分発」の1往復のみですが、彼岸・お盆期間はJR大久保駅発着の臨時バスが往路5便・復路4便運行されます。

https://www.city.akashi.lg.jp/tosei/kouen_ka/boen/documents/2023_bus_osirase.pdf

墓園内にバス停は3か所あります。もっとも入口に近い場所にあるバス停の名称は「石ヶ谷墓園事務所前」ですが、実際には管理事務所からは結構離れています。

「石ヶ谷墓園」バス停には立派な上屋があります。おそらく墓園が開設された時点ではここが終点で、後に北側に拡張した際に「石ヶ谷墓園北」バス停を新設してこちらまで路線を延伸したものと思われます。

現在の終点である「石ヶ谷墓園北」バス停。墓園の北側にはクリーンセンターがあります。

入口前の橋の架け替え工事中は、上記ブログ記事で紹介した19区横の仮設ゲートから直接「石ヶ谷墓園」バス停に向かうことになると思われます。即ち代替アクセス道路は大型バスがストレスなく運行できるレベルに整備せねばならず、墓園側の斜面を大規模に削って拡幅する必要があるのでしょう。

ちなみに、「第二神明道路の拡幅工事により墓園へのアクセス経路が変わる」件は、明石市としてはまだ発表していません。担当部署によれば、入口の橋が通行止めになる日程が正式に決まり次第市民に周知するとのことです。また、墓園入口前には「墓園案内所」の看板を掲げた店がありますが(ストリートビュー参照)、こちらは明石市とは業務委託などの関係性はありません。通行止め期間中はこの場所では営業不可能になりますが、果たしてどのような手はずになっているのでしょう?


亀の井バスに続き大分バスも2024/3/1に運賃値上げ

2023-12-27 05:50:18 | 路線バス<運賃関係>

別府市とその周辺で路線バスを運行する亀の井バスが2023/12/1付で運賃を値上げしたのに続き、

https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000304665.pdf

https://kamenoibus.com/archive/uploads/2023/10/1980c7ec35256367af65297b2e3f870f.pdf

大分市とその周辺で路線バスを運行する大分バスも2024/3/1付で運賃を値上げします。

https://wwwtb.mlit.go.jp/kyushu/content/000313877.pdf

https://www.oitabus.co.jp/data/contents/files/20231225unchinkaitei.pdf

認可された上限運賃ベースの基準賃率は、亀の井バスが38円20銭から48円00銭にアップ(平均改定率19.51%)、大分バスが34円60銭から45円80銭にアップ(平均改定率25.89%)となります。実施運賃が上限運賃を下回る区間もあるようですが、大分バスの場合340円区間が400円に、430円区間が520円になど20%以上の値上げです。

なお、佐伯市内およびや由布市内のバス路線は、実際の運行が大分バスや亀の井バスであっても大分市内・別府市内に直通する路線以外は自治体コミュニティバスに移行しており、独自の運賃体系となっているため、値上げの対象外です。

https://www.city.saiki.oita.jp/kiji0031702/index.html

https://www.city.yufu.oita.jp/bus/yu

また、大分バスの分離子会社である大野竹田バス(豊後大野市や竹田市などで路線バスを運行)や臼津交通(臼杵市や津久見市などで路線バスを運行)、それに大分市以北で路線バスを運行する大分交通およびグループ会社はこのブログ記事を書いている時点で値上げの予定はありません。