全国交通ニュースブログ

京阪バスの南茨木駅発着路線の顛末(1年に1回だけ運行→それも運休へ)

2023/11/15付ブログ記事「京阪バスの2023~24年の路線休廃止、近畿運輸局の公示の中身は・・・」の続きです。

上記ブログ記事で、公示第17号のエッセンスとして

> 既に2023/4/1以降年1回の運行になっている以下の運行系統について、2024/3/30~2025/3/31の間休止

> ・高5405(南茨木駅~立命館大学(岩倉公園)~JR茨木東口~阪急茨木~玉川橋団地~白川二丁目~白川三丁目~枚方市駅北口)

と書きましたが、この路線は京阪バスとして唯一阪急南茨木駅に乗り入れる路線にもかかわらず、2023/4/1のダイヤ改正で「毎年4月1日のみの運行」となったわけです。

https://www.keihanbus.jp/local_announcement/pdf/local_9_minamiibaraki_sta-hirakatacity_sta_north.pdf

しかし、上記公示により2024/4/1は休止期間中なので運行されません。果たして、2025/4/1の運行はあるのでしょうか?

なお、当該路線は2015/4/1のダイヤ改正で新設されました。2015/4にサッポロビール工場跡地に立命館大学の大阪いばらきキャンパスが開設されたのに合わせて通学生の利用を見込んで従来の阪急茨木市駅・JR茨木駅発着路線を延長したものですが、実際には利用状況が低迷しいくばくもなく減便を余儀なくされ、2023/4/1からはいわゆる免許維持路線と化したわけです。もっとも、京阪グループには「年に1回しか運行されないが、その日は地元神社の祭礼日なので多くの客が利用する」というパターン(2022/9/6付ブログ記事参照)もありますけど。

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