関連ブログ記事・・・2023/2/12付「川崎市内のバス均一運賃の値上げの顛末について」
上記ブログ記事で取り上げた値上げ対象の3事業者のうち、川崎市バス(実施済)および川崎鶴見臨港バス(これから実施)については、パブリックコメントの対象になっていました。いずれも意見募集結果公開まで終わっているので、紹介します。
<川崎市>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=155220911&Mode=1
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000234761 (認可申請書)
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000240134 (意見募集結果)
<川崎鶴見臨港バス>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCM1040&id=155220926&Mode=1
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000247449 (認可申請書)
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000247450 (意見募集結果)
認可申請書によれば、川崎市が上限運賃・実施運賃とも220円なのに対し、臨港バスは上限運賃230円で申請しています(実施運賃は220円)。また、臨港バスは値上げ対象として個別の系統を列挙していますが、一般向けに使用される系統番号とは全く別物になっています(例:表のトップの「1」は一般向けには「川26」)。
意見のほうは、川崎市バスが6件、臨港バスが2件です。川崎市バスのうち2件は「給与水準の高さへの批判」ですが、実際には4か所ある営業所のうち半分の2か所は民間委託になっており、運転手は市の職員ではありません(上平間=臨港バス委託、井田=神奈川中央交通東委託)。逆に、臨港バスのうち1件は「給与水準改善のための値上げは賛成」でした。