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2023年GWの京都の臨時バスに乗車(前)

2023/4/29付ブログ記事「2023年GWの京都市内の臨時バスは、押し寄せる観光客にどこまで対応できるか?」の続きです。

2023年のGWの京都ですが、最初と最後は雨にたたられたものの、概ね好天に恵まれてインバウンドも交え大々混雑となりました。その模様を、臨時バスを中心に報告します。

朝8時台の京都駅烏丸口。既に多数の観光客が詰めかけています。「臨」のバスも3つ表示されていますが、

 右上の「博物館三十三間堂 清水寺・祇園・三条京阪」・・・「楽洛 東山ライン」

 左側真ん中あたりの「四条烏丸・二条城 北野天満宮・金閣寺」・・・「楽洛 二条城・金閣寺ライン」

 右側真ん中あたりの「五条通経由 四条河原町・三条京阪 平安神宮・銀閣寺」・・・「楽洛 岡崎・銀閣寺ライン」(新規)

となります。

「楽洛 二条城・金閣寺ライン」は2022年GW(2022/5/3付ブログ記事参照)・2022年紅葉シーズン(2022/11/19付ブログ記事参照)に続き3度目の登場となりますが、ようやくのりばのデジタルサイネージに発車時刻案内が表示されるようになりました。

新顔の「楽洛 岡崎・銀閣寺ライン」は、同じく平安神宮・銀閣寺方面に向かう5系統と同じのりばから出発します。

実はこの路線、コロナ禍で事実上廃止となった急行100号系統(2022/1/23付ブログ記事「京都市バスの観光客向け急行バスは事実上廃止のようです」参照)と同じルートを運行するようになっており、実質3年ぶりの復活です。但し本数は(京都駅前で専用のりばが確保されていた)急行100号系統の10分間隔にははるかに及びません。

この臨時バスには帰りがけに乗ることとして、私は「楽洛 二条城・金閣寺ライン」で金閣寺道に向かい、金閣寺道から「楽洛 金閣寺・嵐山ライン」で嵐山に向かいました。早い時間帯のため車内の混雑も道路混雑とも無縁でした。

車内では、今回部分的に特別増便を行う203号系統と205号系統の宣伝もなされていました。

ただ、現地掲示によれば、205号系統の部分増便は9~12時台だけでした。

 金閣寺道→北大路バスターミナル行・・・9:44,10:02,10:44,11:02,11:42 (いずれも西大路四条始発)

 金閣寺道→西大路四条行・・・10:10,10:28,11:08,11:28,12:08 (いずれも北大路バスターミナル始発)

こちらは205号系統の北大路バスターミナル行臨時便の様子。やはり大量の客がバスから吐き出されてきました。

ちなみに、金閣寺道バス停の59号系統(および楽洛 金閣寺・嵐山ライン)龍安寺・御室仁和寺方面のりばは、金閣寺からかなり歩きます。

以前は金閣寺の門前にバス停がありましたが、観光客で大混雑かつ渋滞多発のため観光シーズンは別の道路に迂回することとなり、挙句の果てに?ついに迂回ルートが正規経路となったため金閣寺門前のバス停は事実上廃止となりました(バス停標柱は休止中のカバーが掛けられた状態で残存)。かつてのバス停上屋は、レンタル電動キックボード置き場の上屋に転用されています。

(つづく)

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