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JR六地蔵駅が移転→運賃大幅値下げ駅がいくつも存在

2023/3/15付ブログ記事「2023/4/1から、六地蔵~山科間のJRと地下鉄の運賃が逆転します」の続きです。

JR六地蔵駅の100m移転に伴う値下げですが、上記ブログ記事で例示した尼崎駅や山科駅以外にも対象となった駅がいくつもあります。

市販の時刻表の本文には駅名欄の横に「営業キロ」が記載されており、これをもとに運賃を計算することができます。ある程度目星をつけて調べてみたところ、以下の駅も該当しました。

 大阪環状線鶴橋駅<大阪市>・・・1170円(60.1km)→990円(60.0km)と180円値下げ

 JRゆめ咲線桜島駅<大阪市>・・・1170円(60.1km)→990円(60.0km)と180円値下げ 

 湖西線比良駅<滋賀県大津市>・・・860円(45.1km)→770円(45.0km)と90円値下げ

 湖西線安曇川駅<滋賀県高島市>・・・1170円(60.1km)→990円(60.0km)と180円値下げ

 北陸線虎姫駅<滋賀県長浜市>・・・1690円(90.1km)→1520円(90.0km)と170円値下げ

 福知山線柏原駅<兵庫県丹波市>・・・2640円(140.1km)→2310円(140.0km)と330円値下げ

 (在来線経由)東海道線尾張一宮駅<愛知県一宮市>・・・2640円(140.1km)→2310円(140.0km)と330円値下げ

逆に六地蔵駅から宇治・奈良方面については営業キロが0.1km長くなるので、運賃の刻み次第では逆に90円とか180円値上げになる区間があってもおかしくなかったのですが、幸いにも存在しませんでした。

ちなみに、JR西日本は「六地蔵駅移転に伴い運賃が変更になる駅の一覧」のようなものは特に作成しなかったようで、公式サイトはもちろん、当の六地蔵駅でも特段案内しませんでした(自動券売機の上にある運賃表を4月1日の始発前に新運賃に取り替えたのが全て)。駅係員に聞いても「そうなんですか・・・」との回答でした。また、山科駅までの運賃が逆転した京都市営地下鉄の六地蔵駅で聞いてみても、「他所の会社の運賃のことはわかりません」との回答でした。何せ、ネット上でも全然話題にならなかったわけですから=このブログ記事を書いている時点で「六地蔵駅 運賃 値下げ」と検索してみると、当ブログだけが引っかかります

最新のJR六地蔵駅からの運賃表は以下の通りです。

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