関連ブログ記事・・・2023/9/27付「大阪府太子町のコミュニティバスについて・・・一時期「運賃返金」を余儀なくされました」、2023/9/28付「金剛バスも実は交通系ICカード導入予定だった」
先日、太子町および南隣の河南町のコミュニティバスに乗車してきました。コンセプトは同等(町民のための運行であり、鉄道駅には接続しないなど)ですが、レベルが段違いでした・・・
<太子町コミュニティバス(たいしのってこバス)>
太子町役場前にて。確かに20年ものの老朽化したマイクロバスです(ステップはついていますが車いすでは乗れません)。
どの座席にも美少女のイラストが描かれており、その手の趣味のない乗客(私もそうですが)は少し引いてしまいますね。敢えてぼかしています。
「太子町の観光を楽しんで下さい。」と書かれていますが、鉄道駅に乗り入れない「たいしのってこバス」に町外からの観光客が乗ることってあるのでしょうか?
運賃箱はただの「箱」で、降車ボタンも車内アナウンスもありません。全ての相手を運転手がしなければならず、確かに大変です。
バス停の大半は金剛バスと同じ場所になり、標柱が並んでいます。金剛バスとのダイヤの調整はなされていません。
この光景もあと2か月余りで「金剛バスの廃業」により終わるわけですね。ちなみに、左側のバスの行先は「上ノ太子駅」のはずですが、反対の「喜志駅前」と表示されています。