全国交通ニュースブログ

尾道と瀬戸田・鞆の浦を結ぶ航路が全国交通系ICカード対応に <1/26追記あり>

広島県尾道市に本社をおき、尾道市と瀬戸田(生口島)および鞆の浦を結ぶ航路を運航する「瀬戸内クルージング」では、JR西日本と提携して、この両航路にICOCAなど全国交通系ICカードでも乗船できるようにします。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230123_00_press_setouchi.pdf

https://twitter.com/SetouchiC/status/1617447295892746240

船内にICカードリーダーを設置して対応します。

導入日は、瀬戸田航路が2023/2/1から、鞆の浦航路が準備でき次第(同航路は冬期運休中で、3月11日から運航再開予定)です。

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両航路ともJR西日本の車内や駅などで宣伝されていますが、鞆の浦航路が完全な観光航路なのに対し、瀬戸田航路は地元住民の生活航路も兼ねています。

1日6往復運航中の瀬戸田航路は、途中因島(重井東港)および佐木島(須ノ上港)にも寄港します。

https://s-cruise.jp/cruise/setoda/

https://s-cruise.jp/wp-content/uploads/2022/04/220509_%E5%B0%BE%E9%81%93%EF%BD%9E%E7%80%AC%E6%88%B8%E7%94%B0%E8%88%AA%E8%B7%AF%E6%99%82%E5%88%BB%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6.pdf

運賃は大半の区間で地域住民とそれ以外で差をつけており、地域住民の場合、尾道~瀬戸田間は200円安い1100円・尾道~重井東および尾道~須ノ上間は90円安い560円となります。本格的な離島航路で島民とそれ以外で運賃に差をつける(差額は自治体などが補助)のは一般的ですが、瀬戸内の航路では珍しいですね。

 

<1/26追記>

上記JR西日本からのリリース文が、内容が訂正されたものに差し替えられています。詳細はこちらのブログ記事をご参照ください。

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