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全国交通ニュースブログ

日本全国の交通に関する最新ニュースをピックアップして紹介します。
幹線道路、バス、航路、ICカードなどなど・・・

和光市循環バスの一部路線で2025/4/14から交通系ICカードの扱いが変わります

2025-04-02 12:44:20 | 交通系ICカード

2025/4/1付ブログ記事「2025/4~7に新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ <修正あり>」の続報です。

上記ブログ記事で、JR東日本公式サイト上で公開されている「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」において、2025/4/14から新たに「株式会社和光輸送」でSuica等の交通系ICカードが使える旨明記されており、掲載場所(「奥州市コミュニティバス運行事業者」の1つ前なので、PASMOではなくSuicaのシステムを導入するはずと書きましたが・・・

この件について詳細が判明しました。

同社は、東武バスウエストとともに埼玉県和光市から委託を受けて「市内循環バス(わこば)」(いわゆるコミュニティバス)を運行しており、和光輸送は「白子・吹上コース」「坂下・新倉コース」を担当しています。

このうち、「白子・吹上コース」の運行車両が2025/4/14から新しい車両に変わります。

https://www.city.wako.lg.jp/machizukuri/kotsu/1010340/1011000/1005973/1005974.html

これまではマイクロバスで運行していたのを、ラッピングされた小型バス(日野ポンチョの2扉仕様)に代替します。もう1つの「坂下・新倉コース」はワゴン車で運行中です。

2024/1/4から運行を開始した和光輸送の担当便は、東武バスウエストと異なり「道路運送法第21条に基づく実証運行扱い」となっており、当初の1年間の期限が切れた2025/1/4以降も引き続き実証運行を継続しています。今後の段取りは「和光市地域公共交通会議における承認(令和7年8月頃)→埼玉運輸支局への申請(令和7年9月)→同社による本格運行の開始(令和8年1月)」となっています。

https://www.city.wako.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/961/siryo1.pdf

上記資料には「交通系ICカードの読み取りに手間がかかる。→新しいICカードリーダーの導入検討」と明記されています。

和光市議会議員が「選挙ドットコム」に2024/8に投稿した記事には以下のように書かれています。

https://go2senkyo.com/seijika/170384/posts/938490

ワゴンバスタイプの「わこば」に搭載されているリーダーは飲食店などでも利用されるSquareリーダーと思われ、他のカードが反応してしまう場合があります。スマホ側から交通系ICカードを選ぶ必要がありました。 

つまり、和光輸送は交通系ICカードが利用可能な事業者ではないため、電子マネー機能を利用してSuicaやPASMOなどに対応しているのでした・・・ 

これが、「白子・吹上コース」に関しては2025/4/14からSuicaのシステムを新たに導入し、晴れて交通系ICカード扱いで利用できるようになるため、同日からSuicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」に追加されるというからくりでした! 利用者からすれば、車両代替前も代替後も「SuicaやPASMOなどで乗車可能」なことには変わりないので、こちらのページでは特段触れていません。正確には10種の全国相互利用対象交通系ICカードのうちポストペイのPiTaPaのみ電子マネー機能については相互利用から除外されていますが、関西エリアならともかく、和光市民でPiTaPaを保有している方はレアかと思われるので実質問題はない故でしょう。


PASPY廃止に伴いSuicaなどが利用できなくなった事業者は?

2025-04-02 02:07:06 | 交通系ICカード

2025/2/25付ブログ記事「2025/3~4に新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ」の続きです。

上記ブログ記事で

><2025/3/30付で削除>

>  前日限りでサービス廃止となるPASPYが使えていた事業者のうち、ICOCAシステムを導入していない事業者・・・対象事業者は未公表

と書きましたが、2025/4/1付で更新されたJR東日本公式サイト上で公開されている「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」では、残念ながら?該当する事業者が一覧表から削除されることはありませんでした。

2025/2/26付ブログ記事「呉市生活バスは2025/3/1からMOBIRY DAYS対応、ICOCAは2路線のみ継続」で書いたとおり、PASPYが利用可能=Suicaなども利用可能な呉市生活バスを運行していた事業者のうち、ICOCAの簡易型システムを導入する瀬戸内産交および野呂山タクシーを除く6社(なべタクシー、呉交通、東和交通、朝日交通、富士交通、倉橋交通)は、2025/3/30からICOCAやSuica等の全国相互利用対象交通系ICカードは利用不可になっています。

また、三次市内で君田交通が運行しているJR三江線廃止代替バスの1つ「川の駅三次線」はPASPYが利用可能でしたが、2025/3/30以降はMOBIRY DAYS・ICOCAいずれのシステムも導入していないためICカード非対応に戻っています。


2025/4/4から「2025年日本国際博覧会協会」がSuicaなどが使用可能なバス事業者になります <追記あり>

2025-04-02 00:00:21 | 大阪・関西万博

JR東日本公式サイト上で公開されている「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」が2025/4/1時点のものに更新されましたが・・・

この一覧表の末尾に「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は 2025 年4月4日以降利用可能」と注記されているのが目を引きました。改めて一覧表を探すと、「中島汽船株式会社」と「大阪府交野市」の間に確かに記載されています。中島汽船は伊予鉄グループで2025/3/18からICOCAのシステムを導入しており(2024/11/2付ブログ記事参照)、大阪府交野市は2025/6/1から市内を走るコミュニティバス「おりひめバス」の一部路線にICOCAのシステムを導入予定(2025/3/26付ブログ記事参照)なので、同協会もICOCAのシステムを導入することになります。

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会はもちろん2025/4/13に開幕する大阪・関西万博を主催する団体ですが、であれば利用可能になる日は開幕日になるのが妥当で、何故に2025/4/4?なのかを調べてみたところ、テストラン(開幕前に実際に会場を運営することで、改善点を発見するために実施するもの)初日がこの日でした。

https://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/banpakusuishin/0000648780.html

4月5日と6日については大阪府内在住の方を対象に募集を実施し倍率は8.5倍にもなりました。初日の4月4日は関係者限定と思われます。

さて、大阪・関西万博に関係する有料バスには以下の2つがありますが、

1.駅や空港から来場者を輸送するシャトルバス

2.会場内・外周道路を走行するEVバス(愛称=e Mover、一部自動運転も実施)

テストランの当日は1.は桜島駅前発着も含め運行せず、参加者の来場手段は「OsakaMetro中央線 夢洲駅から東ゲート経由」「舞洲のパーク&ライド駐車場からシャトルバス」の2択です。

一方、2.についてはテストランの対象となっており実際に乗客を乗せて運行する模様です。

e Moverの乗車料金(1回乗車=400円)は完全キャッシュレス決済ですが、現地購入の場合は交通系ICカードにも対応しています。

https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250227-03/

https://subway.osakametro.co.jp/news/news_release/20250328_emover_ticket_hanbai.php

実際の運行やオペレーションはOsaka Metroが行いますが、形式としては万博協会が主導のため、JR東日本としては万博協会を事業者として扱うことにしたのかもしれません。そして、Osaka MetroがPiTaPaのシステムを大いに活用している(PiTaPaで乗車すれば自動的に1割引になるなど)にも関わらずICOCAのシステムを導入するのは、ハンディターミナル風の簡易読み取り機を使用するため安上がりという点が評価されたのかもしれませんね・・・現時点では憶測ですが

ちなみに、桜島駅前発着路線以外の駅シャトルバスは事前予約が必須で、予約方法はスマホアプリ「KANSAI MaaS」一択、決済方法はアプリと紐づくクレジットカード一択です。桜島駅前発着路線は予約なしでも乗車可能ですが、その場合どのような運賃支払い手段に対応しているかはEXPO2025交通インフォメーションの当該ページには記載はなく、ネット上にも情報が見当たらないようです。

 

<4/6追記>

テストラン2日目の4月5日は、実際には桜島駅発着のシャトルバスのテストランも実施されました。一般財団法人阪神港海上コンテナ協会の公式サイトに詳細が掲載されています。

https://www.hma-web.or.jp/infomation/post-862.html

https://www.hma-web.or.jp/photo/c103d72c93019d727f7f60411771daa2364ae7bb.pdf

現地でその様子を見てきたので、こちらのブログ記事をご覧ください。

また、e Moverの様子は、万博会場に入場せずとも見ることができます。地下鉄中央線夢洲駅付近から見た様子。

<4/14追記>

2025/4/13付ブログ記事「桜島駅発着万博シャトルバスの運賃決済手段(予約なしの場合)」で書いたとおり、桜島駅発着の駅シャトルバスは予約なしの場合以下の決済手段に対応しています。

 ・全国相互利用対象交通系ICカード 

 ・クレジットカード(タッチ決済以外にも対応) 

 ・現金

交通系ICカードについては、桜島駅前ターミナルのゲートに設置したハンディターミナル風の簡易読み取り機で対応していました。つまりICOCAのシステムを利用しており、PiTaPaもプリペイド部分からの引き落としとなります。シャトルバスには「貸切」と表記されており、扱いとしては「2025年日本国際博覧会協会が各事業者からバスを借り上げて運行している」模様です。

ちなみに、運行されている電気バスのほぼ全てはPiTaPa事業者(大阪シティバス、阪急バス、阪神バス、近鉄バス、南海バス、西日本JRバス)所属であり、唯一の例外は貸切専業のはやぶさ国際観光バスです。


2025年度の浦和レッズサポーター用バス、現金乗車だと70円割高に

2025-04-01 22:31:53 | キャッシュレス決済全般

2024/11/5付ブログ記事「浦和レッズサポーター用完全キャッシュレスバスの実証運行について」の続報です。

2024年11~12月の3日間に完全キャッシュレスバスとして実証運行された「浦和美園駅→埼玉スタジアム間の臨時バス」ですが、2025年度は「現金でも乗れるが割高になるバス」として運行されます。2025/4/2が最初の運行日となります。

https://5931bus.com/news_details/id=3911

https://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/224714/

この試みは「完全キャッシュレスバス実現へ向けた実証運行」となっており、交通系ICカードだと150円のところ現金だと70円割高の220円となります。QRコード決済やクレカなど他のキャッシュレス手段は利用できません。ちなみに、2024年は上記実証運行期間中以外は現金でも交通系ICカードでも150円でした。

おそらく、2024年の実証運行の際の

>バス車内では全国交通系ICカードによる支払いしかできず、持っていない方は「当日の乗り場で係員から乗車券をご購入ください」とのことです。

の扱いが、利用者間や関係者間で問題視されたことを踏まえての方針変更なのでしょうね。


2025/4~7に新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ <修正あり>

2025-04-01 18:14:47 | 交通系ICカード

関連ブログ記事・・・2025/2/25付「2025/3~4に新たにSuicaなどが使えるようになる事業者まとめ

JR東日本公式サイト上で公開されている「Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者一覧」が2025/4/1時点のものに更新されました。これをもとに解説していきます。

<2025/4/1時点で既に利用可能>

(1) 2025/3/22からPiTaPaのシステムを導入したヤサカバス(2025/3/10付ブログ記事参照)は、前回2025/2/3時点の一覧表には未掲載でしたが、今般晴れて掲載されています。

(2) 2025/4/1の京成グループバス事業再編(2024/9/26付ブログ記事参照)で誕生した「京成バス東京株式会社」「京成バス千葉セントラル株式会社」「京成バス千葉イースト株式会社」「京成バス千葉ウエスト株式会社」は、 「京成バス株式会社」の次に並べて掲載されています。2025/2/3時点の一覧表では今回の再編で消滅した京成グループの各社(千葉中央バス、ちばグリーンバス、松戸新京成バス、東京ベイシティ交通、千葉交通など)が並べて掲載されていた場所です。

(3) 「奥州市コミュニティバス運行事業者」については、奥州市公式サイトに詳細が2025/2/28付で掲載されています。

https://www.city.oshu.iwate.jp/soshiki/2/1004/15372.html

奥州市が地元の貸切バス事業者「有限会社胆沢交通」に委託して運行する形となっており、同社の緑ナンバーのバス(コミバス向け車両である日野ポンチョ)を使用します。

<2025/4/4から利用可能>

◎公益社団法人2025年日本国際博覧会協会・・・大阪・関西万博を主催する団体

こちらの解説は、別ブログ記事「2025/4/4から「2025年日本国際博覧会協会」がSuicaなどが使用可能なバス事業者になります」をご覧ください。

<2025/4/14から利用可能>

◎株式会社和光輸送(和光観光バス)・・・埼玉県和光市の市内循環バス(わこば)の一部路線を受託運行(他の路線は東武バスウエストに委託)

 掲載場所が「奥州市コミュニティバス運行事業者」の1つ前なので、PASMOではなくSuicaのシステムを導入することになります。

 これは、「わこば」の同社が担当する路線の一部でこの日から車両が新しくなることによるものです。詳細は、別ブログ記事「和光市循環バスの一部路線で2025/4/14から交通系ICカードの扱いが変わります」をご参照ください。

<2025/6/1から利用可能>

◎大阪府交野市・・・コミュニティバス「おりひめバス」の一部路線(2025/3/26付ブログ記事参照)にICOCAのシステムを導入

<2025/7/1から利用可能>

神戸フェリーバス・・・神戸港発着のフェリーと鉄道駅などを連絡するバス<有料の路線バス扱い>を運行

 掲載場所が「大阪府交野市」の次なので、ICOCAのシステムを導入するはずです。

 なお、このブログ記事を書いている時点では同社の全路線とも現金オンリーとなっています。