木暮照子~蓮の心~

古代蓮 開きて道に 未来あり

海龍王寺

2016-03-26 | 美術
続いて同じ法華町にあります海龍王寺をお訪ねいたしました。雨の中、誰もいない静かな
参道を進みます。





しぐれのあめ いたくなふりそ こんだうの はしらのまそほ かべにながれむ

入り口ではお坊さまがいらっしゃり、拝観料300円。天平のお寺です。
有り難い海龍王経が収められているとか。国宝五重塔が安置されている西金堂。



そしてあこがれの観音様。十一面観音菩薩像です。美しいお姿は、光明皇后さまが自ら刻まれた
像をもとに造られたという金泥の観音さま。旅行や留学の安全祈願に訪れる方が多いとか。




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法華寺

2016-03-25 | 美術
それでは御本堂に。国宝十一面観音菩薩立像。光明皇后さまのお姿を写した観音さまが
いらっしゃいます。



法華寺は奈良市法華寺町にあります。「法華寺御所」とも称せられる
門跡寺院。慈悲深い光明皇后さまのお顔は崇高です。そしてお姿は典雅。



何よりも素晴らしいのは後背です。全て蓮。剣葉、巻葉、銭葉、花蕾。全て蓮の生態・形態なのです。







人体的には手が長く、これもお慈悲の表れと説明にありました。有り難いお姿を拝観させ
ていただきました。


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奈良路

2016-03-24 | 美術
冷たい雨の朝です。加えて月曜日。美術館やギャラリーは休館日。さてどうしましょう。
奈良路を散策しましょうか。それとも大阪アベノハルカス美術館へ行きましょうか。
長谷寺の名宝展をしています。美しい長谷寺十一面観音像も拝観させていただけます。
昨年は長谷寺をお参りさせていただきました。







とりあえず観光案内所へ。そこで法華寺の古雛の案内をいただき、雨の奈良路を旅することにいたしました。







3月27日までのアベノハルカス美術館催事はいつかまた。
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理事・幹事

2016-03-23 | 京都花蓮研究会


総会の後、懇親会が行われました。京都の会には有望な若手がいます。理事のお一人で、
京都府立植物園勤務の山本和喜氏、生蓮寺副住職で京都大学生命科学博士なおかつ京都
花蓮研究会幹事の高畑公紀氏、懇親会の後、奈良のホテルまで車でお送りくださいました
樋口賢治氏。46才。宇治植物園の柳明宏氏も若手です。





京都の都や老舗が何百年と続いていくのも、世代交代が上手なのではないかと実感しました。
懇親会の音頭取りをしてくださったのは、山本理事。
総会後の講演会は高畑博士の「DNA配列のなぞ」。





そして親切な樋口氏は薬師寺と喜光寺のお庭を守られている造園の4代目とか。蓮のよもやま話を楽し
みながらの車中。外は冷たい雨でしたが、心は嬉しく奈良のお宿に到着しました。

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平成28年度通常総会

2016-03-22 | 京都花蓮研究会
巨椋(おぐら)池土地改良区2階会議室。京都花蓮研究会総会。



JR京都駅から近鉄に乗り換え、向島(むかいしま)下車、京都京阪バスで槇島コミセンバス停下車。
蓮とどのような関係があるのかと思う程、事務的な場所です。
そこに花瓶に1茎の双頭蓮が飾られました。





会場の雰囲気はがらりと変わり、蓮友の集まりにふさわしい空気が漂いました。



京都の会はお寺様や寺院のお庭、また宇治植物園や南条蓮園などで蓮の世話をする方が多
いです。この1枚は故古幡光男博士のゆかりの方が撮ってくださいました。


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