gundollの考察 過去ログ倉庫

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F1 世界選手権 Round.9 アメリカGP

2005年06月20日 11時05分55秒 | モータースポーツ
このレース、一言で言えば

 私が見てきたF1の中でも最低最悪なGP

と言った感じです。

今回は訳あって予選は結果だけ見て、
事前情報なしに地上波の放送に臨んだわけですが、
正直、何が起こってるのかよく分からない状況でした。
ここで私が状況を書いて間違いがあっては困るので、ニュースソースを貼っておきます。

ミシュラン アメリカGP欠場の意向を発表!/ F1Racing.jp

アメリカGP決勝:6台のレースをミハエルが制す/ F1Racing.jp

今回のトラブル、元はもちろんミシュランにも責任があると思うのですが、
やはり、これに対して柔軟に対応できなかったFIAとさらにフェラーリにも責任があるような気がします。
今回の事の顛末について、ミナルディ代表のポール・ストッダードは次のように述べています。

ミナルディ 決勝後リリース/ F1Racing.jp

これまでも、何度かF1の裏側を暴露してきたストッダード氏ですので、
今回のこの話も私はかなり信じているのですが、
これ、本当だとしたら、またしてもFIAとフェラーリの強いつながりがもたらしたいらぬトラブルという感じがしてなりません。

タイヤの交換についても、ブリジストン側も交換する事にすればよかったとも思えますし、
それがダメでも、この二者はシケイン案に同意するべきだったと思います。
何が彼らをここまで頑固にさせているのでしょうか。

最近の彼らの行動は本当に不可解ですね。
チームのほとんどが同意している事項にフェラーリのみが反対することももう何回見たか分かりません。
今年の急なレギュレーション変更や、2008年からの新レギュレーションのつまらなさに関してもそうです。
FIA(というか、マックス・モズレー)の視線の先には「ファン」が見えているのでしょうか。
正直見えているとは思えません。

今回の6台でのスタートを、現地でお金を払って見に来たファンが本当にかわいそうです。
モントーヤを応援するためにわざわざコロンビアから来た方々もいたそうです。
もちろん、だからと言って、ペットボトルや缶が投げ込まれることは危ないしよくないのですが、
気持ちは痛いほど分かります。

もしこのまま、強硬姿勢をFIAが貫くとすれば、ファンは当然F1から離れていくでしょうし、
最近、沈黙していたGPWC構想がまた浮上してきそうな予感がします。
私自身、もしこのままの状態が続くなら、F1にいつか愛想を尽かすでしょうし、
GPWCには心から賛成してしまいそうな気がします。

F1に携わるすべての方々には、今回のことを真摯に反省し、教訓にして頂いて、
早急な改善策を望みます!
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2 コメント

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セナ世代 (nationwise)
2005-06-20 11:46:48
セナの時代以来あんまり見ていないのですが、ニュースで今回の異常事態を知りました。

しかし6台でレースを行ってしまうと言うのもすごいですね。今年は完走台数も少ないと聞いています。

FIAは何がしたいのでしょうか?
返信する
to nationwiseさん (gundoll (管理人))
2005-06-21 10:57:48
コメントどうもです~。



冷静に考えれば、管理組織はレギュレーション遵守が基本だとは思うのですが、

このF1というイベントが何で成り立っているのかを考えれば、

黙って見てるだけではなく、最大限の配慮をするべきだったでしょうね。

本当にF1の将来が心配です…。



>セナ世代

なるほど~、その世代でしたか~w

私はもうちょっと後のシュー、ハッキネンがしのぎを削ってた時代からのめりこんだ人間です。



今回のことは、どの世代にとっても悲しい出来事だったと思いますし、ホント早急に改善してもらいたいものです。
返信する

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