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通訳案内士のブログ

⭕️⭕️⭕️英語を使い訪日観光客を案内する職業「全国通訳案内士」の日常と英語学習などを綴ります⭕️⭕️⭕️

No.2?

2022-01-27 | 通訳ガイド/everyday life


朝、出勤前にコーヒーを2杯は飲みます。ここのところの寒さもあって、自転車で通勤途中にどうしても我慢できなくなる時があります。写真は今朝寄った、飯倉片町交差点近くにあるトイレ。「公衆便所」という表記を久々に見たような気がしました。しかもここには男女の区切りも表記もないのでおそらく「男女兼用」。女性にしてみたら絶対使いたくないでしょうね。それにしても港区にこんな「昭和」な所が残っているなんて驚きです。



ずっと前に通訳ガイドの仕事をやっていた時に知ったトイレにまつわる話を書いたことがあります。



↓その時の記事



記事に英語ではトイレやトイレでする行為、その他名称に関する表現、言葉は直接的すぎるものは避け、婉曲的なものが多いと書きました。日本語でも「化粧室」や「お手洗い」などがコレに当てはまります。



ところが「便所」という表現は超「直球」。なにせ「便をする(出す)所」ですからね。



因みに便に相当する英語は"feces""stools"が適当ですかね。
The term “feces” is the most polite way to say poop. Doctors tend to use “stools” as a medical term.



"poop"は日本語だともう少しかわいい(?)呼び方、あの単語に相当します。昔、アメリカ人の友達が「カッカ(kaka/kakka)」と呼んでいたのを思い出しました。調べたら英語ではなく他の言語圏でよく使われる単語なんだそうです。そのアメリカ人が日常的に使っていた位なので英語圏でも知られている言葉なのでしょう。



ちなみに便所を無理やり英語にするなら
"Feces Room"
が適当かな?



昔書いたかもしれませんが、通訳案内士時代、バスの道中でトイレ絡みの緊急事態に何度も遭遇したことがありました。特に富士箱根観光はバスの乗車時間が長い上、朝早い出発のため、お客さんがどうしても我慢できない状況に陥ることは個人的にも本当に理解できます。



45人か49人乗りの大型バスでほぼ満席で出発して、ガイドの私がマイクで熱く観光案内や日本文化の説明をしている最中に「トイレに行きたい!」と訴えるのは考えただけでも勇気がいることです。そして思うにその時点でそのお客さんはもう「我慢の限界」にきているはずなんですよ。



そんな時、ガイドにできることは、すぐにお客さんの元へ駆け寄り、周りにあまり悟られないよう小声で何が起こったのか尋ねます。そしてそれが「トイレ」だった場合、「何とかすぐに止まれるよう運転手に頼む」と伝えます。例え次の出口やRest Areaが遥か先でも精神的な安心感にはつながるはずです。



あと私の場合、相手が男性なら緊急具合と排出対象が「大」か「小」かを聞きます。こんな時に便利な言葉があって
"No.1 or 2? (number one or two?)"
と、ほとんど声に出さず口を形つくり、指でジェスチャーしたり、耳元で囁くように聞きます(因みにNo.1が「小」。No.2が「大」)。



しかしガイドと運転手さんの奮闘むなしく(一番奮闘しているのはお客さん本人なのは言うまでもありません)、間に合わなかった時も数回ありました(記憶に間違いなければNo.1が一回、No.2が二回。吐いてしまったことは数知れず)。



こんな時にいかに冷静に、そして本人の尊厳を保ちつつ、さらに他のお客さんに不快な思いをさせない行動、立ち振る舞いがガイドとして求められます。通訳案内士にとってはどんなに上手な英語で事象を説明できることより重要なことだと私は信じています。



来週金曜日(2月4日)が2021年度の全国通訳案内士二次試験の合格発表ですね!受験生の方の合格をお祈りしています。そして春は無理でも今年こそは仕事ができるようになることを一緒に祈りましょう!




vacilar(to hesitate)

2022-01-25 | 通訳ガイド/everyday life
Students hesitate to speak English.
Teachers hesitate to speak English.
In Japan, everybody is busy to hesitate.
先日聴いたポッドキャストで長年日本で英語教育に携わっていた女性が言っていた言葉(正確ではないかもしれません)。うまく日本人の気質を言い表していると思いました。



"hesitate"
はhesitationの動詞
"hesitation"
an unwillingness to do something, or a delay in doing it, because you are uncertain, worried, or embarrassed about it.



躊躇うこと、躊躇することは、良い方に取ると「慎ましさ」「奥ゆかしさ」のような日本人の美徳に通じるものなのかもしれませんが、英語(外国語)学習においては妨げ以外の何物でもありません。間違いや失敗を恐れずに果敢に挑む姿勢が重要ですよね。



そう言っている私も以前より目をつけていた、職場の建物内でよく見かけるスペイン人(スペイン語圏の国の人)っぽい人にスペイン語で挨拶しようかしまいか、ずっと悶々としています。



"What are you afraid of?  You have nothing to lose!"
迷ったらコレですね。次に彼を見かけたら頑張りたいと思います。




"hesitation"といえば今朝の会社の給湯室。先週末よりこの状態でモナカが一つだけ残っていました。これが有名な「関東の一つ残し」ですか。明文化されていない(tacit)日本の謎ルールの一つです。消費期限は22日。今日は25日。一瞬「躊躇」しましたが私がいただきました。何故かちょっと悪いことをした気分になりました。味は大丈夫でした。




My daily study routine for learning Spanish

2022-01-21 | スペイン語学習
スペイン語学習
"my study routine"
を紹介させてください。



結果が出るかどうかは今の所分かりません。もし数年後、私がそこそこスペイン語が使えるようになったら、もしスペイン語で全国通訳案内士試験に合格できたとしたら、これら学習の過程が誰かに役立つかもしれないと考えた次第です。



*****



今現在使用している教材はウェブサイト
の二つです。日本語の教材、参考書は使っていません。




まず"SpanishDict"の"Interactive Grammar Lessons"を一日一つだけ視聴しながら問題を解きます。その後繰り返しもう一度見て、気になった例文をノートに書き写します。また、grammarのformulaや新しく習った"verb tense"のconjugationなどもノートにまとめます。(所用時間:約30分)




汚ない字ですみませんっ!ノートも日本語は書きません。



次に、ノートに書いた例文中に意味の分からない単語があったらスマホのアプリ"Flashcard Deluxe"に入力します。各単語の階層1に英語の同義語(意味)、2番目に単語、3番目に例文を配置します。一日5単語程度が負担にならなくていいかと思います。(所用時間:約10分)



例えば"creo"という単語なら
階層1:"I think / I believe"
階層2:"creo(creer)"
階層3:"Creo que España recibe tantos turistas como Francia."



などと入力します。去年までやっていた英単語学習のように一つのデッキに100つの単語を入れて、一つのデッキが完成したら毎日復習の時間を作ります。




これは「階層3」の「例文」です。▶️keyを押すとスペイン語で発声してくれます。



復習はテスト形式で一つのデッキに収納された単語をランダムに出現させます。階層1の英語の意味を見て、該当するスペイン語の単語をノートに書き取ります。そして3番目の例文を声に出して読み上げて次に進みます。(所用時間:約20分)



大体1時間あれば以上の学習ができます。言うまでもなく一番大切なことはこれを一日たりとも欠かさず継続していくということです。



そしてこれとは別に通勤時間中などにポッドキャストを聴いたり、"VoiceTra"という翻訳アプリ(←なかなか優秀でおすすめです)を使って、自分のスペイン語の発音が正しく読み取ってくれるまで発声練習するのも効果的なように感じています。




以前、英語が全く分からない中国人のご夫婦が何故か私の英語バスツアーに参加されました。その時に重要な集合時間や場所などを確認する時に大活躍したのがこの多言語翻訳アプリ。特徴は翻訳された別言語の文章をもう一度元の言語に訳してくれ、意味がかけ離れていないか確認できることです。この一手間により翻訳の精度を高めることができるのです。


これからも不定期でスペイン語学習の成果や気づいたこと学んだことなどを綴っていきたいと思います。




軽くなった体重

2022-01-17 | 通訳ガイド/everyday life
一昨年(2020年)12月、大腸内視鏡検査を受けた時に書いた記事で使った体重計の写真。当時66.8kgありました。



25才以降の体重は大体65〜69kgの間で変動していたように思います。ここ数年は67〜68kgでした。
My weight had fluctuated(ranged) between 65kg and 69kg since I was 25.



お酒をやめて1ヶ月後の12月の初旬の記事で体重が3kg減ったと書きました。それからさらに1ヶ月ちょっと経った昨日量ってみたところ




61kg台に減少。自分史上20才過ぎてから一番軽い体重になりました。そういえば複数の知り合いからも「最近痩せた?」と言われるようになりました。



常習的にお酒を飲んでいる人が体重を減らしたい場合、お酒を減らす(やめる)ことが一番簡単なことだということですね。



甘党辛党とは良く言ったものでお酒をやめてか今まであまり興味がなかったチョコレートやケーキ、アイスクリームなどがとても美味しく感じるようになりました。



甘いものに合うコーヒーも飲む量が増えましたが最近はイングリッシュティー(black tea)も色々買って楽しんでいます。



お正月に妻や義母がお酒を飲んでいるのを見ても、自分用に買っておいたビールや缶チューハイがまだ冷蔵庫に残っていても不思議と飲む気が起こらないです。




El edificio marrón es el apartamento más caro de Japón.
(The brown building is the most expensive apartment in Japan.)※事実は不明


スペイン語の
”comparison”
“superlative”
のところを勉強しています。日本語でいうところの「比較」とか「最上級」とかですね。



英語もそうですがスペイン語の文法用語も難しい(とっつき難い)日本語の表現が多いように感じます。「点過去」とか「線過去」とか。私なんか未だに「不定詞」とか「~節」とか「第~文型」とかの「意味不明」用語を目にする度に中高時代、英語の授業が大嫌いだった時の記憶がよみがえってきます。



だいたい「文法」という言葉自体が偉そうで仰々しく聞こえませんか?日本語だって誰も文法を忠実に守って喋っていない。守られていないものなんて「法」でも何でもない。なので堅苦しい「文法」なんて言葉は廃止して英語そのまま”grammer”または「グラマー」でいいんじゃないですかね。



「グラマー」なんて知っておくべきことではあっても実戦では必ずしも守らなくても良いこと。←その位に考えることができれば間違いにいちいちビクビクしなくても良い考え方に変わってくるはず。



同じ理由で比較級も最上級などの用語も英語のままでいい。不定詞も”infinitive”。何より文法用語も英語で覚えることができて一石二鳥だと思います。



スペイン語を勉強しているとやっぱり構造が英語と似てるんだなあと感じます。
“Good morning”
“Buenos diaz”
は、ほぼ同じ意味の朝の挨拶。
でも日本語の一般的な朝の挨拶は
「おはようございます」
で「良い朝ですね」とは表現しません。



多少の語順の違い、conjugation(活用)の多さはあっても英語が多少理解できればスペイン語はとても取り組みやすい言語だと思いました。なのでスペイン語も英語で勉強した方が結局は近道なんだと信じて取り組んでいます。



こども手当

2022-01-13 | 通訳ガイド/everyday life
We had received a letter from the ward office.  It indicated that we would get another 100,000 Yen by the end of January.   I didn’t expect it at all.  My wife told me that it must be the second part of the government’s stimulus plan for households with children under the age of 18.  I thought we would be distributed just 100,000 Yen that we’d got at the end of December.  So it was like an unexpected windfall to both of us.

I have no idea the following is an old saying or a common truism.
“When people don’t have enough money on them, people tend to have a pessimistic view of life.  However, they soon would be optimistic right after getting a windfall. ”

※Someone who is pessimistic thinks that bad things are going to happen.
pessimistic←→optimistic



区役所から届いた手紙。月末までに10万円の入金があるとのお知らせでした。先月入金があった10万円でお終いだと思っていたので、まさにこれが”windfall”だという話。



あと、人は経済的に切羽詰まっていると物事を悲観的に見るものだが、ひとたびお金が転がり込むと楽観的に変貌する、ということも。



人によってはたったの10万。でも今の私にとっては大金。パッと日が差したような気持ちになりました。感謝して使わせていただきます。
 





雪の日の朝パンクした後輪。タイヤは10年近く使っていたのでボロボロでした。白いパナレーサーのタイヤに交換しました。アマゾンで2300円。冬でゴムが硬いということもありますが、かなりキツくて取り付けるのに苦労しました。気のせいかもしれませんが、以前のタイヤより軽いのか速く走れるようになった気がします。