週刊Grip

JRA競馬騎手マネージメント会社の日記

シャーガーCリポート #4(ロンドン2日目編)

2006年09月24日 | 競馬
さっそく前回のブログでお話したオモシロエピソードを。

サッカー観戦の帰りに立ち寄ったコンビニで歯磨きセットを
購入した祐一騎手。しかし、結局は翌朝ホテルのフロントに連絡し、
歯磨きセットを持ってきてもらうことになりました。
なぜかと言いますと・・・

買ったばかりの歯磨き粉のチューブを手にした祐一騎手。
持った瞬間に感じたのは、

ん?ちょっと硬いなぁ

まあ、外国製はこんなものかと思いながら歯ブラシに搾り出すと、

あれ?なんか色が違うなぁ

確認のためニオイを嗅いでみると・・・

ミント系の香りがまったくしないけど・・・

でも、チューブにはちゃんと歯のイラストが書かれています。

気にしすぎかなぁ?

そして歯につけた瞬間、ニチャッ とした変な感触が。

はい、そうです。それは・・・

入れ歯用の接着剤 だったのです。

確かに昨日行ったコンビニでは、歯ブラシの横に並んでいたし、
日本のコンビにでは歯ブラシの横に入れ歯用接着剤なんて
置いていないですから間違うのも無理ないでしょう。
でも、気付かずに磨かなくてよかったですよねぇ。

さて、この日はシャーガーCが行われるアスコット競馬場での記者会見。
開始は午後1時からの予定ですが、その前にランチパーティーがあるので、
昼前には競馬場に来てほしいとのこと。



ランチはブッフェスタイルで、メニューには世界選抜で選ばれた騎手
それぞれの国の料理が用意されていました。
もちろん我が国JAPANもありましたよ。





ご覧のように、洗練されたスクェアなフォルムと力強いボリュームですが、

・・・たぶん、お寿司だと思います。





記者会見では最初に出場ジョッキーの紹介VTRが流れ、
騎乗馬の抽選へ。抽選と言っても厳密には、
両チームのキャプテンが交互に出走馬を指名していく、
いわゆる『取りジャン』みたいなもの。
この方法には思わず、なるほど!と感心してしまいました。
世界選抜には、F・デットーリ騎手、G・ボス騎手、D・ホワイト騎手など
日本の競馬ファンにもおなじみの豪華な顔ぶれです。



世界選抜チームの監督を務めるのは、日本でもなじみのある、
マイケル・ロバーツ元騎手。ジャパンカップや朝日杯などでも
優勝されましたのでご存知の方も多いでしょう。
そのロバーツさん、記者会見後、祐一騎手の顔をみるなり、



「ノリ・・・カツハル ゲンキデスカ~?」

日本には短期免許でも来られていましたから、横山典弘騎手や
田中勝春騎手とは、その当時から特に親しかったとか。
ロバーツさんは現在、生まれ故郷の南フランスで調教師をされているそうです。

次の予定まで時間があるので、いったんホテルに戻ることなり、
タクシーに乗ったのですが、その瞬間ついにやってきてしまいました。



はい、時差ボケ突入~ です。
確かに、記者会見の時から少しヤバそうな雰囲気はありましたけどね。
(上の記者会見時の写真にその兆候が・・・)
ホテルで少し休憩した後には街を散策。





ヨーロッパの街ってやはり独特の雰囲気がありますね。
特に宿泊したホテルの近くは、高層ビルも見かけないし、
なんとなく建物の高さもある程度揃っていることも、
そう感じる原因のひとつなのかもしれません。

夜は、JRAロンドン事務所の所長さんと職員さんとの食事会。



連れて行っていただいたのは、日本食レストランの『肴菜亭(さかなてい)』。
このお店に入って驚いたのは、そのメニューの豊富さ。



ちょっとした日本の居酒屋よりメニュー多いやん!
しかも、全部メッチャおいしいんですよ。
ロンドンに行く機会のある方はぜひ行ってみてください。

以下、オマケですが・・・

帰りのホテルまでの道のりで、世界に名だたる高級車・ロールスロイスの
ショールームを見つけて「おぉ~」なんて言うてると、



その横になにやらオモシロそうなポスターがあったので、
よ~く見てみるとこんな感じに仕上がっとりました。



あの~これって多分、某有名メーカーのポータブルミュージックプレイヤーの
ポスターだと思うのですが、このモデルさんが起用されている意図は、
いったい何なんでしょうか?考えられることとしては、

『ロンドンっ子が聴くなら、やっぱりパンク!』 か、
『剃りアトもビックリのスルドイ音質!だね』 か、
『ヘアスタイルや音楽に男や女は関係ない!』

たぶん、この3つのどれかがコンセプトなんだろうと、
納得しながら帰途につきましたとさ。

以上、オマケコーナーでした。