週刊Grip

JRA競馬騎手マネージメント会社の日記

シャーガーCリポート オマケ編

2006年11月06日 | 競馬
オマケ編と謳いながらも更新が遅くなってしまい、
まったく『オマケ感』もないでしょうが、シャーガーCリポートの締めくくりを。

シャーガーCを終えて競馬場を大急ぎで飛び出し、一路ヒースロー空港へ。
出発した時点ですでに飛行機出発の2時間30分前!
いざ、空港へ!行きと違って帰りは順調に空港へ向かい車はグングン進みます。
「これなら余裕やなぁ」と話していると、少し先にはもう空港の建物が。
あとは帰るだけか・・・なんて考え始めた途端に大渋滞です。

そうなんです。数日前にヒースロー空港で起きた、テロ未遂事件のため、
空港内に入るルートで厳重な警備体制がしかれていて、
なかなか空港に近づくことができません。
ようやく辿り着いた空港のターミナル前で車から荷物を降ろし、
ターミナルの建物に入ろうとすると、そこでもまた航空券のチェックです。
どうやら、フライト時間に余裕のある人たちは、空港内の混雑緩和のため
ギリギリまで建物にすら入れない様子。
人をかき分け、警備員にチケットを見せやっとターミナル内へ。

航空会社のカウンターに着いたのは離陸1時間少し前。
手続きを済ませると係員の方から一言、
「機内には何も持ち込めませんので・・・」

テロ未遂があったことにより保安対策が強化され、殆どの物は機内へ持ち込めないらしい。
だから、機内用の荷物は段ボール箱に入れ換えカーゴスペースでの運搬になるとのこと。
極端に言えば、機内に持ち込めるのは財布とパスポートぐらい。
読もうと思っていた本や雑誌、iPod、デジカメ・・・み~んなOUT!
もちろん、携帯電話やリモコンがついている鍵類も、ペットボトルに入った
ミネラルウォーターも、もちろんダメダメ。
文庫本までもなぜ安全面に問題あるのかはまったくわからんのですが、
これも事情が事情だけに仕方ないですよね。

チェックインを済ませて、セキュリティゲートへ。
ここもまた当然のように長蛇の列。ただでさえ混雑するところなんですが、
航空会社によっては、チェックイン時に係員からの説明が足りなかったのか、
乗客とセキュリティ係員の間で、「これはダメ」「なんで?」のやりとりが、
そこらじゅうで起きているため、時間がかかっている模様。
携帯電話を取り上げられている人は仕方ないにしても、
ポケットの中のチューイングガムまでも取り上げられてる人がいるし、
子供が持っていたオモチャまでもダメなようで、
となりのゲートでは、チビッ子がガンガン泣いています。

そうこうしているうちにようやく機内へ。
ここで二人とも朝から何も食べていないことに気付き、
客室乗務員の方に離陸後すぐに何か食べたいと、
まるで舞浜ランドでファストパスをゲットするかのごとくお願いすると、
乗客の手続きや荷物の積み込みのため、出発が遅れるとのことで、
すぐに『うどん』を作って持ってきてくれました。
ロンドン滞在でさんざん フィッシュ&チップス の洗礼を受けた身にとって、
このうどんは最高でしたよ。祐一も美味しそうに食べています。
で、ようやく離陸。空腹も満たされたし、読む本すらもない。
オマケに早起きして朝からバタバタと一日を過ごしたせいか、
早くも睡魔が襲ってきた僕がふと横目で見たものは、
うどんに引き続き、早くもラーメンを食べている祐一でした(笑)
グルメリポーターの彦麻呂さんがこれを見たらきっと、

「うわぁ~炭水化物のパレードやぁ~』

なんて言うてくれるんでしょうね。あ~オモシロかった。

では、最後にオマケ写真を何点か載せときます。

① 「まあ、アナタがジャパニーズジョッキーなのね」 の図


② 調教師 「キミ、ほんま頼むで」 の図


③ 調教師 「彼の好きなように乗ってもらいっていいよ」 の図


④ 勝負服の背中には 『FUKUNAGA』 のステッカー






⑤ 表彰式ではシャンパンファイト!


最後は世界の名手・デットーリ騎手と記念の一枚。