週刊Grip

JRA競馬騎手マネージメント会社の日記

ナベちゃんのところへ

2005年07月13日 | 競馬
渡辺騎手のお見舞いに行くため、園田競馬場で祐一騎手と合流。

園田競馬の通用門のところには、よくファンの方も来られていて、
帰り際の騎手はいつもサインや写真撮影に応じているのですが、
毎回見かけるキャラの濃いメガネのおじさん(推定60歳前後)がいるんです。
このおじさん、JRA騎手の大ファンらしく、タクシーに向かう騎手を見つけると、
いつも「○○さ~んサインくださ~い!」と通用門の外から声をかけてくるのですが、
なんとこの日、ついに僕にも声がかかりました(笑)

誰かと間違われたのか、それとも通りかかった人すべてに
声をかけているのかわかりませんが、『なんでやねん!』という
心の声をしまいこみ、
「お父さ~ん、僕は騎手じゃないんですよ~」
と優しく説明すると、そのおじさんは「フゥ~ン」って言うてましたけど(笑)

もちろん、直後に出てきた祐一騎手にも、いつものように声をかけ、
写真も撮っていましたが、このおじさん何を考えているのか、
祐一騎手とガッチリ腕を組み微笑んでいました。しかも汗だくで(笑)
おじさんにとっての祐一騎手は、いったいどんなポジションなんでしょう?

そんなこんなでナベちゃんが入院している病院へ。
差し入れは何がいいかと考えた結果、
病室でも退屈しないように、ポータブルDVDデッキと、
映画やお笑い系のソフトを数枚買って持って行きました。

ベッドの上のナベちゃんは、顔色もよく元気でしたよ。
ただし、数日は安静ということなので、本人曰く、

「競馬場から運ばれてから、まだ地上に降りていない」

要するに、競馬場から担架に乗せられて病院のベッドに寝るまで
まだ一度も地面に足を着いていないということらしいです。

検査の結果、どうやら手術の必要もないということなので、
とりあえずは安心しました。食べ物の制限も無いらしく、
ちょうど届けられた夕食をおいしそうに食べていました。

しばらくは今の病院で静養し、落ち着いたら滋賀県の病院に
転院する予定です。また経過がわかりましたら報告いたします。


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