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2019年度芸術院賞に幸四郎さんら5人に、杵屋勝国さんら2人は恩賜賞も

2020-03-20 | アート・文化
 日本芸術院(黒井千次院長)は、芸術分野で顕著な業績があった人に贈る2019年度の日本芸術院賞に、歌舞伎俳優の松本幸四郎さんら5人を選んだと発表した(3月19日)。長唄三味線方の杵屋勝国さんと日本画家の村居正之さんには特に顕著な業績を認め、恩賜賞も併せて贈る。
 恩賜賞・日本芸術院賞
 村居正之(むらい・まさゆき)日本画家。72歳。日展出品作「月照」。京都府出身。
 杵屋勝国(きねや・かつくに、本名牟田口照國=むたぐち・てるくに)長唄三味線方。74歳。長年にわたり長唄界と歌舞伎長唄に貢献、後進を育成。福岡県出身。
 日本芸術院賞
 藤森照信(ふじもり・てるのぶ)建築家。73歳。「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」。長野県出身。
 藤間蘭黄(ふじま・らんこう、本名田中裕士=たなか・ひろし)日本舞踊家。57歳。日本舞踊の古典を継承するとともに、発展・普及に寄与。東京都出身。
 松本幸四郎(まつもと・こうしろう、本名藤間照薫=ふじま・てるまさ)歌舞伎俳優。47歳。近年の歌舞伎俳優としての活躍。東京都出身。
 ◆日本芸術院賞
 芸術上の功績が顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関、日本芸術院が毎年授与する賞。第1回目の実施は1941年。日本芸術院の会員以外で、優れた芸術作品を制作した人、および明らかに芸術の進歩に貢献する業績がある人に贈られ、賞状、賞牌、賞金が出る。
 戦前は帝国芸術院賞と呼ばれた。日本芸術院賞を受賞した人の中からさらに選ばれる恩賜賞がある。恩賜賞、日本芸術院賞ともに、授賞式は毎年6月に行われ、天皇皇后両陛下も出席する。戦中、戦後の一時期を除いて毎年授与されている。
 毎年1月中に日本芸術院の会員が候補者を推薦し、やはり会員で構成される選考委員会でさらに選考が行われる。選ばれるジャンルは日本画、舞踊、音楽、建築、彫塑、小説など幅広い。

 天気は晴れ。風が強く時々突風が吹く・・帽子が飛ばされる。最高気温は13℃と寒い・・この寒さは今日だけかな。
 今日は3月20日で、春分の日:昼と夜の長さが等しくなる日、といわれるが、実際は昼の方が少し長い。
 梅田川沿いの”サンシュユ”。葉が出る前に黄色の小さい花を咲かせ、枝先に花が満開だ。春の到来を知らせる。木全体を覆う花が早春の光を浴びて黄金色に輝くことから、別名に春黄金花(はるこがねばな)がある。
 秋に果実を付ける。果実はグミに似た楕円形で赤い色で光沢がある。この様子から、別名に秋珊瑚(あきさんご)がある。。江戸中期に朝鮮から渡来し、薬用植物として栽培された。今でもそのまま食べられ、滋養・強壮の薬効がある山茱萸酒を作る。名の”サンシュユ”は中国名「山茱萸」を音読みしたもの。茱萸とはグミのこと。
 サンシュユ(山茱萸 )
 別名:春黄金花(はるこがねばな)、秋珊瑚(あきさんご)、山茱萸(やまぐみ)
    Japanese cornel(ジャパニーズ・コーネル)
 学名:Cornus officinalis Siebold et Zucc
 ミズキ科ミズキ属
 原産地は中国・朝鮮、薬用植物として
  江戸中期(享保七年:1722年)に朝鮮から渡来
 落葉小高木
 開花時期は2月~4月
 秋(11月頃)にグミのような赤い実に熟す


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