環境省の発表(7月3日)によると、「国内の湿地9か所が、国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約に登録された」との事。
かねてより環境省はラムサール条約の登録候補地として、湿地9か所を選定していた。
◆日本の条約湿地
2008年11月現在 湿地数:37か所 湿地面積:131,027ha (1ha=100mX100m)
2012年7月 湿地数:46か所 湿地面積:137,968ha
日本の登録湿地に関する情報は、「ラムサール条約登録湿地関係市町村会議」のHPで
http://www.ramsarsite.jp/jp_index.html
◆今回登録の湿地(9ヵ所)
大沼(北海道) 渡良瀬遊水地(群馬・栃木・茨城・埼玉県) 立山弥陀ヶ原・大日平(富山県)
中池見湿地(福井県) 東海丘陵湧水湿地群(愛知県) 円山川下流域・周辺水田(兵庫県)
宮島(広島県) 荒尾干潟(熊本県) 与那覇湾(沖縄県)
★・ラムサール条約
イランのラムサールで開催(1971年)された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が採択された。この条約は開催地にちなみ、「ラムサール条約」と呼ばれる。条約の目的は、「特に水鳥の生息地等として国際的に重要な湿地及びそこに生息・生育する動植物の保全を促進すること」である。
世界の登録湿地は2012年7月で、締約国162ヵ国、登録湿地数2040ヵ所、日本は登録湿地数46ヵ所。
今日の天気は快晴。そして暑い日だ。
こんな日の畑の草取りは厳しい、早々に切り上げる。雑草の中に涼しげな色の花を咲かせているツユクサを見つけた。
ツユクサは昔から身近な草であり有用な草だったようで、ある本(植物和漢異名辞林)によると37の呼び名(別名)があるとの事。
ツユクサ(露草)
ツユクサ科ツユクサ属
英名:Dayflower
(当に、朝咲いた花が昼には萎む)
別名:月草(つきくさ)
藍花(あいばな)
蛍草(ほたるぐさ)
帽子花(ぼうしばな)
青花(あおばな)
畑や道端で見かける雑草である
丈は15cm~50cmであるが、直立せず地面を這う
開花時期は、6月~10月
花は朝咲いて、昼には萎む
花径は1.5cm~2cm、花色は青
花弁は3枚あるが2枚に見える。上の2枚は大きく青色で、下の1枚は小さくて白色で目立たない。
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