ある日 やせた小さなのらのミケが やって来て 小さな声で泣いてました
触らせないけれど 餌だけは食べ 大きくなりました
そして 子猫を三匹つれて戻ってきました
子猫は段々大きくなりました
でも 左側のシロネコ以外は触らせません
ある日 母ネコは 子猫三匹を置いて出て行きました
真ん中の可愛い子猫が交通事故で亡くなりました
偶然にその日 この小さなグレイのネコが 迷い込んできました
すると 白黒のふたおくんが お兄ちゃんとなり トラと新参者のグレイを育て始めました 三匹とも雄です
三匹はとても仲が良くて 白のお兄ちゃんのお乳を 吸いながら眠っていました
相変わらず シロ以外は触ると体が 硬くなります
餌をねだるのは 白のお兄ちゃんがねだり 3匹仲良く食べていました
でも シロのお兄ちゃんも交通事故でなくなりました
グレイとトラ二匹になりました
すると トラが 小さなグレイを シロと同じ様に育て始めました
餌をねだり 一緒に食べ お乳を吸わせながら いつも一緒でした
グレイのほうがお兄ちゃんより大きな体になりました
それでも トラが育てていました
そしていつも一緒でした
ある日 このグレイが やせた小さな子猫を連れて帰りました
そして トラから離れました
以後 くっついている事はなくなりました
グレイが子育てを始めました
自分が二匹のネコにしてもらったのと同じ様に このちびトラを 育て始めたのです
ただ違うのは トラのそばに時々連れて行って トラにこのチビトラを認めさせているようでした
最初は そばに寄らなかったのですが 段々近づき とうとう トラ君とグレイとで このチビトラを育て始めました
木登り 蝉取り 今では一緒に走り回っています
チビトラを触っていると そばでトラが泣いて連れて行きます
この三匹とも雄ネコなのですが 小さな子 弱い子を 一生懸命育てていってる光景は 微笑ましいです
ちびトラ以外は いまだに 触ると構えてます
そして このちびトラが来て 丸丸していたグレイは スマートになりました
それなりに子育てで気を遣ってるようです
餌をねだり泣くのは トラくん
もらうと トラが食べ チビトラが来 最後にグレイが食べてます
二匹だけだった時は トラはまず少し食べ グレイに餌をやり その後をトラが食べていたのですが
彼らの子育ては 見ていて微笑ましいし 感心します