日々の寝言~Daily Nonsense~

日本の未来と希望

今のままでは日本の未来はとても暗そうだ。

10年後に、
・失業者、壊れた人、自殺者の数がさらに増える
・治安が悪くなる
・二極化がさらに進む
・富裕層による城砦エリアができる
・公共サービスが低下する
・古くなったインフラが放置される
・簡単に行ける病院が減る
・海外逃亡者、海外留学者が増える
・外国人労働者が増える
・超インフレで物価が上昇する
などが起こっている可能性は高い。

では、どうすればよいのか?

池田信夫さんは、簡単な答えは無いという。
しかし、そのブログのエントリに対するコメント

> どんな産業を育成すべきかなんて上からの頭ごなしの議論よりも、
> 「儲けをいち早くみつけてすばしっこく取り組む」
> ような人間がいっぱい出てくるようにするのが一番。

> そういう人はタネも自分でみつけるしガタガタ周囲
> に言われずとも黙々と勝手にやります。

> そのためには教育変えるのがベスト。
> 東大が率先して完全民営化して官僚養成大学の意識を
> 180度転換しビジネスリーダー、イノベーションリーダーを
> 輩出して強烈な成功例を積み重ねることです。

> そうすれば学卒からそれ以外の人まで意識変わります。
> 「自分でやるのが一番いい」と思える憧れが
> 目に見えればお上に言われなくてもみんなそれぞれ
> チャレンジしますよ。

は、割と説得力があるように感じられた。

日本人の国民性として、
まじめに周囲と同じことをしようとする
という傾向があるので、
どうしても社会全体の粘性や慣性が強い。

今は、50年来の安定成長環境の中で、
国民全体すっかり安定志向の思考形態に
なってしまっていて、そこから
抜け出せなくなっていると思う。

しかし、逆に、一つメタなレベルで
「イノベーションすること」がデフォルトになって、
ユニクロの柳井さんのようなロールモデルが
たくさん出てくれば、みんな案外
器用に対応できる可能性もあると思う。

しかし、ここでも問題は、改革の難しさだ。
大学改革と言うのは簡単だが、
誰が改革するのか?

たとえば、小宮山前総長は上に書かれたような路線に
東大を変えようとしたのではないかと思うのだが、
教員の多くは高齢者で、慣性は大きい。
学部間の勢力争いなどもあるから、
改革のための労力は計り知れない。

今50代くらいまでの、
安定成長期を満喫してきた人材が引退すれば
雰囲気がかなり変わるかもしれないが、
それにはあと10年以上かかる。

やはり、落ちるところまで落ちないと
駄目なのかもしれない・・・

結局、お上のXX改革に期待するのではなく、
身近なところから自分で実際に動く、
必要とされるスキルをリサーチして、
国にできるだけ頼らずに自立できる身になる、
ということしかなさそうだ。
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