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ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

寄り道トーキョー / Tokyo

2009-07-17 14:29:23 | ちょい旅な毎日
10-13 July 2009 Tokyo

福岡に帰る前に東京に立ち寄りました。
フライトの部分延期もできるんだなぁオープンチケットって便利~♪
東京観光をするつもりではなく、
小学校の友達や中高時代の友達、
ポルトガルの家族であるベンベンとフォセと、
それからポルトガルにインターンに来られていたYさん、
友人をめぐる旅でした。
皆さん、お忙しい中お時間を作っていただきありがとうございました。
特にイザキン、泊めてくれてありがとう☆
それにしても、
電車の中で他人の会話がわかってしまうのもなかなかの雑念であるし、
日本は情報が多すぎるなぁ。
そして人々に良くも悪くもソツがないなぁ。

こちらは友達が企画したブックフェア。
本職は違うのだけど、好きなことにのめり込んじゃう子なのですねー。
会場は本当にエネルギッシュで、感動しました!
ちなみに、一緒に写っているのはその子の双子の姉です。
久しぶりのショッピング楽しかったよー♪
東京はなんだかハイクオリティーで。
ところがブックフェアで買った本を、その子のバックの中に忘れてきましたー(笑
郵送、お願いしまーす!



今更ながら表参道ヒルズを見学してアイスクリーム。


今更ながらベンベンに案内してもらって、ヒルサイドテラス。


2年前から行列のできているらしい新宿のクリスピードーナツ?
美味しかったので、Yさんへお土産。



リスボンからホームタウンである福岡に帰ったときの、
ワープした感覚を楽しみたかったのですが、
ブログにでも書き留めたかったのですが、
トーキョーを挟んだために、
こうして、
グラデーションな感じで日本に馴染むこととなりましたとさ。
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Last Lisbon

2009-07-17 14:00:02 | ポルトガルの日常(Portugal_life)
08-09 July 2009 last lisbon

アナとジュニアとベビオを誘って最後のディナーに行きました。

ベビオには大変お世話になりました。
今年の秋から東京のT大に留学します。
福岡にも、来てねっ♪
グルメツアー組んじゃうよ!


ジュニア、寮の頼れるボスでした。
彼のお気に入りのタバコはチョコレート味。
この9時間後、わたしがいよいよ空港で荷物検査しているときに、
早朝のフライトだったにも関わらず電話かけてきてくれました。
嬉しかったなぁー。


またまたお店のおじさんと。
さいきん各地でスプーンを集めているのですが、
ここでも貰っちゃいました。
エスプレッソ用の小さなスプーン。
以前にも書いたことがありますが、
ポルトガルの大学の卒業式ではスプーンのネクタイピンをするのが慣わし。
面白い文化ですね。


2次会は雰囲気の良いカフェ。
カフェとはいえカフェは出ません。酒のみ。
ここはわたしがリスボンで始めて来た飲み屋さんです。
図らずも、最初と最後を飾る思い出のカフェとなりました。


相変わらずノリの良いアナは、
サダコの真似をしてくれました(笑
アナちゃんだいすきー★


寮に帰るとエデとアルダとアレックスが待っていて、
わたしのフライトの時刻まで(朝の6時くらいかな)
ずっとビールを飲み明かしてくれました。
今ポルトガルは試験の真っ最中なので、
食堂で試験勉強をしながらだらだらと。
皆さん、お世話になりました!!

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サンティアゴ デ コンポステーラ / Santiago de Conpostela

2009-07-14 23:34:32 | スペイン建築(Spain)
06-07 July 2009 Santiago de Conpostela

ビルバオから夜行バスに乗って
巡礼者たちの聖地、サンティアゴコンポステーラへ。
メインストリートからと、
シザのガリシア美術館からの、
チラリズム。





貝の印がそこかしこに見当たります。
博物館に入ると、教会の懐まで忍び込むことができました。




シザ設計のガリシア美術館。
美術館としては処女作です。
と、この最終目的地で、最大且つ最初歩的ミスを犯しました。
なんと月曜日だったのですねーふむふむ。

まぁとにかく周囲を散策。

シザの建築には白いものが多いのですが、
この美術館は周囲の色と合わせてあります。
少し汚れが目立ちますが、
良い頃合のくすみ方にも見えます。
それと対比するかのごとく、
雪のように透明な空間が内部には広がって、いるようです。
こじんまりした美術館ですが、
とても大きな役割を担っています。
教会と裏山のガーデンと道の境界をクリアにすること。
美術館と教会のあいだはとても心地の良い間隔のパブリックスペースとなっていて、
そこからガーデンへとつながります。
カフェからはガーデンが見えるの、だろうな。
視覚的に繋げる戦略なの、だろうな。
美術館のヴォリュームは
隣の教会の軸と面している道の軸の2つの軸からなり、
間にできた三角形の吹き抜けが特徴、らしかったのです。

はぁーはいりたかったなー。

しつこく覗いていると、
たまたまやって来たとても綺麗な女の職員のひとが、
今日は休日よ、と笑顔で教えてくれました。
笑顔で言われてもなー、もう2度と来れないんだが。
と、名残惜しみつつ、一緒に整備されたという裏手のガーデンへ。
とても良い勾配のガーデンでした。











museo de garicia
designed by Alvaro Siza


街を散策。
壁に屋根の仕上げを貼ったような家をよく見かけました。



housing


この先が本日のシークレットランチ。

today's lunch


映画部隊を発見!


making movie


マーケット。
テラスのような張り出しは、
トイレに行くためだけのの階段。
上の建物だけでなく、地下にも奥行きがあるらしい。
昔はなんの建物だったのだろう・・・。
とても気になります。
ここで、サンティアゴ銘菓を買っておやつに食べました。
アーモンドの味のパンでした。
十字架にお粉が降ってあります。



market
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ビルバオ / bilbao

2009-07-14 18:43:31 | スペイン建築(Spain)
04-05 July 2009 Bilbao

ビルバオのユースで同室になった女の子は
粋でパワフルな旅人だった。、
アナベルはオーストラリア人。
ロンドンの美術館で働く歴史が好きな女の子で、
自転車でスペインを旅している。
メアリーはアメリカ人。
本場スターバックスで働いて貯めたお金で、
サンティアゴ デ コンポステーラまでの巡礼路を、なんと徒歩で旅している。
メアリーとわたしは最終目的地が同じ、ただしわたしは夜行バスだけど。
2人も、今もまだ旅を続けているんじゃないかな。

ビルバオに着いたその日は小雨の降る夕方で、
3人は早々にシャワーを浴び終えた。
それにしても暇だったので、
わたしは2人を市内のバーに行こうと誘うと、見込みどおりノッてくれた。
スペインにはバルというバー兼レストラン兼コンビニみたいな小さな店が幾つもある。
以前スペインに行ったときはバルには入らなかったので、
今回はどうしても行きたかった。
バルのカウンターにはつまようじに刺したおつまみがたくさん置いてある。
1個120円~220円くらい。
回転寿司のようにつまようじでカウントするらしいけど、
最近はお洒落なのものが多くつまようじが刺さっていない場合があって、
何個食べたかは自己申告制らしい。
特にビルバオではそれを「ピンチョ」と呼ぶ。
なるほど、マドリードで見たものよりもかなり趣向を凝らしている。
旧市街ではたくさんのバルが軒を野並べてその美味しさを競っていた。



pinchos


次の日、今度はアナベルから一緒に美術館に行こうと誘われた。
有名な美術館があるんだよ、と説明すると
ビルバオはただ宿泊のために立ち寄っただけのメアリーも、もう1日延ばすことに決めた。
いいな、この自由度。
まずは朝市から。



morning market


市内散策。
ビルバオの旧市街はとてもキュートだった。
古いマーケットを見つけた。
すごい迫力をひしひしと感じるのだけど、何にも使われてなさそうで勿体無いな。
なんだか南イタリアを思わせる石の色だった。
近くにもうひとつ、こんな色の教会を見つけた。






いわずと知れたカラトラバの橋と、
フランゲーリ作のグッケンハイム美術館。
本当に魚が集まっているみたいだね。
神社とかで鯉にエサをやる光景とリンクする。
メアリーはもうひとつの橋に注目して、ファンキー!と言った。
夜は一層ファンキーなライトアップが為されていた。
ところで、路面電車の線路沿いに芝生が敷いてあるのは良いね。
グッゲンハイムは意外ととても自然な回遊性があって好印象。
ただ、他の二人がいた手前わしわしぐいぐい見て回れなかったのだが、
なんていうか、久しぶりに疲れない程度に美術館を楽しめて、
それはそれでよかった。
疲れるために行くとこじゃないしね。






museo de Guggenheim designed by Frank Owen Gehry
bridge desgined by Santiago Calatrava


こちら、世界遺産のヴィスカイア橋。
工場地帯であったビルバオでは、
大型の船が毎日ここをくぐっていたのだ。
時計の振り子のように4分間隔でゴンドラが右に左に移動する。
1回わずか40セント、市民の足だからね。
面白かったのは、橋から延びるワイヤーで子供たちが遊んでいること。
わざわざ自転車を停めて、
母親の手から離れて、
父親の背中から降りて。
このワイヤーにぶら下がりに来ることが、
ここあたりの子供たちの流行らしかった。



viskaia bridge (world heritage)
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マドリード建築独言 / Madrid Architecture

2009-07-14 18:33:33 | スペイン建築(Spain)
02-03 july 2009 madrid

久々に旅のコンセプトを現代建築に据えた。
スイス以来のことだ。
マドリードは一箇所に集中しているので簡単に回れる。

最も印象に残っているのはジャンヌーベルのソフィア美術館の改修。
スイスのルッツェルンのCCCでも大屋根は試みられていた。
あれは広く薄い屋根だったけれど、
基本的には同じ方向性の建築だと思う。
屋根の構造体にまとわりついたような、
ガラスのオフィス兼展示ルーム部分だけでなく、
赤くて丸いオフィス部分を付加したセンスは素晴らしい。
ルッツェルンのCCCでもそうだけど、
ヌーベルは幾つかのものを共存させるのがうまい。
また、屋根の中央部分は分厚くなっているのだが、
際にいくほどに薄くなっていて、
アトーチャ駅方向からの視線に気をつけている。
あまり見たことないようなシルエットだ。
屋根とソフィア美術館の間にある付かず離れずな隙間が心地よい。
屋根からエスカレーターが下りてきているのだが、
まぁかっこいいんだけど、機能がないので、
ただ単純にやってみたかっただけだと思う。

ヘルツォークの美術館は相変わらず妙な表層が試みられていたのですぐに発見できた。
特徴的なのは1階部分の通り抜け空間。
1階をぶち抜いたか持ち上げたかして空隙を作ってるようにみえるのだけど、
実際どうやってつくったのだろう。
観察していると意外と人がたくさん通る。
スペインの、音のするような強烈な日光のシャワーのもとでは、
暗がりが救いに見えるのだろうか。
余計なものを省いて押し黙ったように控えめなヴォリュームも、
通り抜け空間としての空間的なコントラストに一役買っている。
ディテールも綺麗だった。
それから、敷地はプラド美術館の前の大通り沿いなのだが、
小さな広場を挟んで一街区奥まっているので成立している気がする。
坂になっていることもあって、向こう側の風景の見え方も面白い。
美術館への入り口はわかりにくい。
内観は一転して、宇宙船のようだ。
商業建築のようなギャップだな。
ショップに立ち寄って、
2月にヴェネチアで買ってナポリで割ってしまった、
未練のグラスを見つけて、即買い!
ちなみに外観に力を注いだんじゃないかと思って、展示室は見てない。

観覧席が片側しかないオリンピックスタジアム。
曲がった壁を3枚立てて、
その上に楕円の観席をどーん。
ダイナミックである。
工事中なのでまったく近づけなかった。
2016年まで先は長い・・・。
風通しの良さそうな打ちっぱなしコンクリートもかっこよくて、
コンセプチュアルな建物で好感を持った。

ベンベンが休業中で見逃したという、工場を改修した図書館を見に行った。
アトーチャ駅から徒歩15分。
途中で道をきいた女の子も、
ちょうどその施設内であっている写真展に向かうところだった。
バルセロナからわざわざやってきたそうだ。
展示室やカフェテリアもあった。
重要らしいな機関が入っていたりで警備員と監視カメラに始終睨まれていた。
利用客も4人しか見かけなくて、寂しい。
外観はなかなかかっこよくて、ぐるぐる回っていた。
とはいえ、レンガ造の工場×ガラスのヴォリュームなんてかっこよく見えるに決まっている。
問題は内装なのに
よほど切り詰めた予算だったのか、施工精度がかなり低い。
なによりここが工場改修の建物であることの実感がほとんど湧かないので、面白みに欠ける。



Roberto Benigni
VERANOS DELA VILLA IN MADRID
なんだか疲れたので5時から9時まで昼寝して、
夜9時くらいから出歩いていたら、
レアル王宮前の公園に大行列を発見した。
なんだろうと近づいてしばらく観察していたところ、
友人が来れなくなったのでチケット余っちゃった、とアルベルトにショーに誘われた。
38ユーロもするチケットだったのに太っ腹。
その日はイタリアの俳優であり監督でありコメディアンである
ロベルト ベニーニのワンマンショー。
スペインでイタリア語のショーを2時間観るという奇特な羽目になってしまったのだけど。
政治の話とオペラの話をしていたらしい。
動きがコミカルで、何もわからなかったのにあっという間、
なによりアルベルトがくれた超ビッグサイズのビールを飲み干すには、
ちょうどいい長さの時間だった。
っていうかアルベルトまじでかっこよかった。
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マドリード建築写真 / Madrid Architecture

2009-07-14 14:49:06 | スペイン建築(Spain)
02-03 July 2009 Madrid

1.国立ソフィア王妃芸術センター
 ジャン ヌーヴェル
 Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofia
designed by Jean Nouvel










2.カイシャ・フォーラム
 ヘルツォーク&ド ムーロン
caixa forum
designed by Herzog& de Meuron







3.プラド美術館
 museo de plado






4.アトーチャ駅
estacion de atocha









5.オリンピックスタジアム
olympic stadium 2016




6.市民図書館
 マンシーナ ラ トゥーニョン
 biblioteca regional de madrid






7.闘牛場
 stadium de tourada



8.メトロ図書館
 bibrioteca em metro

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準備を早めに終わらせてみると人は

2009-07-10 17:41:54 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

Sさんにカヒーリョダグラサの建築事務所を案内していただきました。
アズレージョがとてもきれい。
2層利用していて、他は住宅。

シザの事務所と違って、部屋が小分けされています。
このフロアの廊下は斜めになっています。
扉も斜めになっています。
水平なのは部屋の中だけです。
なんだかどっちが本当かよくわかりません。


そのあとSさんに導かれて3軒ハシゴしました。
この日は写真家のUさんという方と知り合いました。
パリに住んで8年、今はSさんのアパートの一室を間借りしているそうです。
ミクシーのコミュニティって便利なんですね。
外国まで来て初対面の人に泊めてもらおうなんてわたしはちょっと思いつきませんが、
今まで出会ったそんなひとたちは皆旅なれた面白い人たちでした。
自分の家を知らない人が知らない話をするために時々ノックするって楽しそうですね。

そういえば、これは先日図書館で見たロッシオ広場のプランですが、
古いものが赤、今のものが黒で書かれています。
カヒーリョダグラサの事務所で見たSさんの図面も、
黄色が改修前、赤が改修なし、黒が改修後という風な、
初めて目にする面白い描き方になっていました。


ハマちゃんの帰国前日には2人で図書館の近くのバイキングに行きました。
貪欲なランチを済ませたあとは、
あの気持ちのいい図書館での昼寝しかありません。
はぁ~あまりに有効な暇つぶしだったなぁ~
と満足して帰りながら、
ふと、孔雀を、見忘れたことを思い出しました。
なんのために、首から重たいG9ぶらさげて図書館に行ったんだか・・・!
あの孔雀の魅力って何なのでしょうか。
図書館と孔雀って不思議な組み合わせなんだけれど、
孔雀は別に図書館のプログラムに組み込まれていないので関係なくて、
その意志がないだけで
人間と同じように道路に出ることができるのでとても同等の存在であるし、
その気になれば空に飛べるかもしれないちょっと大きな鳩みたいなやつで、
今日も図書館の裏庭でのびのびと勝手に暮らしている。
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帰国人の前日のあり方

2009-07-10 17:33:26 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

フォセの帰国とヒッツーのポルトへの旅行前日は、
アルファマへ食事に出かけました。
結局フォセとわたしはサンジョルジェ城に行っていないのですが、
振り返るとサンジョルジェ城のテラスがすぐ上の方にあって、
オールモストサンジョルジェの眺めだということで、2人は納得しました。
サンジョルジェ城は別に全然遠くないのですが、
お城の周りの坂道をうろちょろしたりっていうのは日常なのですが、
遂に入り口すら確かめないままになりました。
リスボンに、秘めた部分を残して去るのもまた一興です。

これはカタプラーナという海鮮鍋。
ベンベンのおすすめ。
ここに来て、最もうまいポルトガルスープ料理を発見いたしました!
なぜ今まで出会わなかったのでしょうか。
ベンベンが半年前にブラジルに行ったときに
ブラジル人に勧められたポルトガル料理だそうです。
ちょっと込み入った出会い方ですね。

帰りに、洞窟の向こうの素敵な中庭を発見。
リスボン中庭ベスト3に入れておこう。

ベンベンの帰国前日はセグウェイに乗ってやる!って体で行ったのですが、
わたしがカフェに寄ろうといったせいでなんだか当初の目的が有耶無耶になりました。
日本に売っているようなカステラが食べられる唯一のカフェですが、
これまでに1度しか利用したことがありませんでした。
椅子に座ってみたのは初めてです。
日本のカフェと似た空気を感じました。
ここには落ち着きがあります。
なんだか東京みたいだ、とベンベンが言いました。
その瞬間に彼のポルトガルスイッチはオフになったようでした。
さて、このカフェの日本的雰囲気は何がそうさせるのか、
順々に言ってみることにしました。
天井の高さは一緒。
椅子が木製であること。
カフェの広さとかカタチは一緒。間口が狭く細長い。
机の側面がアルミではないこと。
壁のアズレージョは一緒。
テーブルクロスがあること。
床のタイルは一緒。
雑誌が置いてあること。雑誌ラックも木製。
室内はだいたい静かであるのは一緒。
音楽が流れていること。
机と机の間隔は一緒。
立ち飲みスペースはないこと。密度が高め。
外に対する開口がオープンでないこと。
ショーウィンドーのお菓子の並べ方は一緒。
オーナーはポルトガル人であること。
オーナーの奥さんは日本人であること。

Sさんにここのパオンデローが一番うまいときいていたので、もちろんオーダー。
パオンデローは円形の、カステラの元祖です。

朝食に、カステラのケーキを買って帰りました。
あのカフェはデコレーションというものを知っている。
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植物園

2009-07-10 17:31:17 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

植物園にやってきました。
地図で見ると大きいしもっとモリモリしてて外からわかるのかと思っていたけど、
リスボンの坂に翻弄されたり、
住宅のあいだに巧妙に隠されていたりして、
意外と見つけるのに苦労したりしました。



マデイラで行った植物園とは趣向が違っていて、
どちらかといえば花ではなく樹海といった感じ。
古く大きく奇妙に曲がった木がたくさんありました。
昔からのこのあたりの状態を切り取って保存したのでしょう。

黄色い靴を履いた鳩がたくさんいました。


虫食い花。
花の中に変な水が入っていたのだけど、あれは腐らないの?
大きさ比較のために添景たちとともに。

その帰路に使った寮までの抜け道は
バイロアルトで飲んだあとに通る道のりでした。
普段は夜中しか通らないので、
今回は初の昼の姿。

無理やり避けたような小道。

公園では夕方まで市があっていました。

ここで曲がるのが肝心。

眺めの良い階段を降ります。
ここを下ったところに水汲み場があります。
水汲み場のある風景って意外とリスボンにはないので貴重です。


このあたりはなんとか保っている感じの建物が多いです。

カフェの中まで白黒のタイルがあるお店を発見。
偽者かなと思ったのですが、なんとホンモノ。

最後は我らがリベルダーデ通りにつながります。
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下校

2009-07-10 17:27:09 | ポルトガルの日常(Portugal_life)
お久しぶりです、北スペインへ行っていました。
寮の留学生たちがひとり、またひとりとポルトガルから去っていくので、
ポルトガルもさみしくなるなぁと毎日思っていたのですが、
そんな別れをひととおり終えてスペインに旅たつと、
わたしもなんだか唯の旅行者の気分になって、
いい具合にポルトガルスイッチが切れていました。

さてジャパニーズディナーパーティを盛大に開いた次の日は、
先生にお別れを言うために、
そして、何度催促したかわからない前期の成績証明書を取りに行くために、
最後の学校に行きました。
ポルトガルは事務手続きが遅いです。
ただ、先生はとても几帳面な人なので、
予期していなかった後期の成績証明書までもらえて一件落着。
先生に、カシュカイシュのビーチに行ったら?と勧められました。
なんでもポルトガルで有名なpauro rego? さんという女性アーティストのペイントが
カシュカイシュの大学に展示されているとかで。
行きたかったなぁ。
スイカ割り。


このお気に入りのテラスでコーヒーを飲むのもこれが最後。

コーヒー仲間のエドアルドと会いました。
彼もこの1週間後にイタリアのローマに帰国しました。
試験と帰国日が同じらしい。
イタリアは書類主義だそうで、
帰国して3日で留学関係の必要書類を提出しなければ奨学金を全額返済させられるんだって。
君が生きていても死んだという書類を出せば本当に死んだことになるよって、
ちょっと大袈裟に訴えていました。
大変だね。
ローマはとてもとても行ってみたかったんだけど、時間的に無理でした。
ヨーロッパではパリとローマが素晴らしいと言っていたエドアルドも
とても残念がっていました。
でもそれでよかったかな。
そのうちローマへエドアルドに会いに行くのがとても楽しみです。


寮と学校の間にある大きなショッピングセンター、
ザ・ポストモダンです。
建物は不評です。
ここにはビデオを借りに来たっけな。
とりあえず最後に撮っておきました。
この地区の住み心地は良いそうです。
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