ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

今日のごはんとボーリング

2009-04-28 20:45:31 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

ハマちゃん作、今日の晩御飯。
冷製パスタとオニオンリングとか。
人は、全くやる気のないときほど如何に簡単に作るかを試行錯誤する。
その結果、何故かすごい豪華な食卓になってしまった典型例。
ボーリングも然り。
眠たい目をこすりながらの1ゲーム目が不思議とめっちゃ調子良い。
久々に140代乗りました。
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カーネーション記念日

2009-04-28 20:22:40 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

4月25日は1974年に革命が起こった日。
ヨーロッパ最長らしい独裁政権が倒されたそうです。
カーネーションがシンボルだったのでカーネーション記念日といいます。byウィキ☆

なので“4月25日”と名の付く通りがたくさんあります。
リスボンの大きな赤い橋も“4月25日橋”といいます。
この日は大きなデモ行進があっていました。
カーネーションを一輪身に着けた人々がたくさん行き交っていました。
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寿司パスタコラボパーティ

2009-04-28 20:16:47 | ポルトガルの日常(Portugal_life)
shisi and spaghetti collaboration party!!!!

寿司の作り方と材料が買えるお店を教えてよ~
と、ある日ポーランド人の友人がメールで訊いてきたのですが、
米は洗わないものだという基本概念を持つヨーロッパ人には
到底、寿司米に必要な“蒸らし”だとか“扇ぎ”だとかその他諸々のタイミングは無理だろう!
っていうか英語で説明できんわ!と思ったので、
寿司パーティーを企画ー!!!!
ついでにイタリア人の友達と3ヶ月前から約束していたパスタパーティーも交ぜちゃうよー!!!!
ポルトガル人とトルコ人も集まってくれました。
トルコ語って日本語と文法似てるんだって。
その割には英語めっちゃ流暢だったなーうらやましい。

手巻き寿司講習中。
ネタは、サーモン、エビちゃん、カニカマ、だし巻き卵、チーズ、甘辛しいたけ、甘辛にんじん、きゅうり。

花の蕾みたいな不思議な材料を使ったイタリアンパスタ。
んー食べ方がエロい◎

テラスが素敵なお宅でした。
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24

2009-04-22 20:11:55 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

21 Abr. my birthday!!!!
2009年4月21日、
ポルトガル時間でもどっぷり24歳になりました。

お酒がもう少し飲めるようになりました。
タバコも吸えるようになりました。
マニュアル免許でも取ろうかな。
日本の友達からきっかり昨日バースデーカードが届きました。
ポーランドに帰ってしまった友達からメールが届きました。
最近寮で知り合ったばかりのスロバキアの友達からワインをもらって熱い抱擁をしました。
ここ半年、家族みたいな日本人たちとインドカレー屋に行きました。
食べ過ぎでお腹が2こぶラクダの背中ようになりました。
ハマちゃんの開発した逆ビリーズブートキャンプ現象は面白かったよ。
5時までカードゲームをして、、彼らはまだベッドの中です。
わたしは胃もたれのため、今朝はこれ以上安眠できる気がしません。(笑
久しぶりにリスボンのでっかい水道橋に登りに行きたいと思います。

あ、タバコは嘘でーす。
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マジカルバーナナ!! / marble pit

2009-04-16 23:19:41 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
12'Abr.
wine factory designed by Alvaro Siza
marble pit
マージーカール、バナナ!

バナナといったら果物!

果物といったらブドウ!

ブドウといったらシザのワイン工場!

シザのワイン工場といったら大理石たち!

・・・・・・え?だめ?

アルヴァロ シザ事務所のIさんに誘われて、
再びアレンテージョ地方へと3日間ドライブに行ってきました。
アルヴァロシザやカヒーリョダグラサの現代建築も見に行ったよ!
その途中、我々一行は大理石採掘場に立ち寄りました。

イースター休日のため人の気配はなく、
何もかもが打ち捨てられ、
そこは魔の巣窟となっておりました。

正々堂々、忍びゆきます。

険しい坂道をわざわざホフク前進し、

強風が吹き上げる階段は手すりにまたがって滑り降りると、

喉を潤すのに充分な雨水の池を見つけました。

振り返ると、生まれたばかりの地底生物がいたのでとりあえずやっつけて、

とはいえそんなのは氷山の一角に過ぎないのです。

村人の作った正真正銘の素材派建築で一晩を明かし、

あからさまなハシゴを上ったりすると、

案の定アイテムは見つかるものです。

そんなこんなで足がいっぱいあるラスボスもなんなく倒し、

気が付くとめっちゃレベルアップしていたのでびっくりしました。

平穏な日常を取り戻し学校に行ってみると、
コルビュジェが仁王立ちで、
次の月曜日に中間プレゼンを言い渡してきました。
スイッチを切り替えて。
次元の違うステージは、幾つも重複して存在しています。
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牛のおしごと / bull working

2009-04-16 04:04:41 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
13'Abr. Monsaraz
再びモンサラーシュに来ちゃったよ。
そしたらたまたまエヴォラ市長のお隣でお食事して、
そんでもってたまたまプチ闘牛場でプチ闘牛があったんだよ。



小さな闘牛場だけど、こんな小さな村に立派なもんだ。

回る女の子。まだ始まらない。

キター。

肝試しをする人々。まだ始まらない。

踊る女の子。まだ始まらない。

どいつもこいつも腰抜けで困惑する牛、もう帰りたいよ。

まっ昼間から酒、それさえありゃあ気長に待ってやるさー。

今日はとってもいいお天気ね、お尻の収まりもいいしね、いつになったら始まるのかしらね。

負けるな牛。
臨機応変にな!
今回は前座で帰るけど、本番はリスボンでな!
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マデイラ島1 / madeira1

2009-04-15 00:57:19 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
03'Abr. - 07'Abr.
イースター休日を利用して、大西洋の至宝マデイラ島に行きました。
べビオの故郷であります。
というわけでこの旅は、
べビオとその愉快な仲間たちとゆく、スペシャルプラン!!!!!
特に、彼のバンド仲間であるリチャードには、
実家に泊めてもらったりしてとてもお世話になりました。
彼のお母さんはよく笑う美人なムードメーカーでした。


マデイラは家並みも緑もコントラストが利いている風景だなという印象。
浜辺から山が一気にせり上がっていて、家がしがみつくように建っています。
でこぼことした地形で、気温がころころ変わります。
今日は泳げないかなと思っても、10分車を走らせればじりじりとしたビーチが見つかる感じです。
ただ、そのドライブも容易ではありません。
海沿いは美しいですがエンストと隣り合わせ、
内陸はトンネルが山ほどあります。
ポルトガル人が、マデイラはいつか穴あきチーズになってしまうと形容するほどに。


崖の上に住む人たちのためにロープウェーをよく見かけます。


バナナ畑もブドウ畑も、時にはわざわざ険しい場所にあったりします。


飛行場も人工地盤です。なかなかすごい。




中心都市フンシャルは、大きなリゾート地。
予想以上の賑わいに驚きました。
シーサイドのマリン的密度が素敵でした。



ただ座る人、釣りをする人、寝そべる人、暇そうな人たちばかり。



フンシャルの路地。
相変わらず素晴らしいポルトガルのタイル。
リスボンよりも黒が多めでおおらかなデザイン。
紫色の花を咲かせる美しい木がそこらじゅうの通りに覆いかぶさっていました。


市場とか帽子屋とかちょっと変わった展示をする本屋とか。


マデイラ特産、マデイラ刺繍。
十字の形をした、ただパンを包むものと、
小さな三角形の、ただワインの首元を飾るものを買いました。
そんな風にそれだけのために丁寧にデザインされたものが好きです。
ハンドメイドは高いけどね。


マデイラ特産、バスケット。
篭でできたシュールな動物園とか。
入れたり座ったり飾ったりに飽き足らず、、

ちょっとしたアトラクションもあります。
ロープウェーで山の上まで行きまして、
バスケットのソリに乗って2kmもの坂を滑り下ります!
面白いことに、2人がかりで後ろから走りながら押すんだそうで。
150年くらい続いている伝統的な遊びだそうで。
道路がてかてかしてます。


マデイラ特産、マデイラワイン。
醤油みたいな味だよ。


マデイラ焼肉とマデイラパン。
長い鉄棒に付き刺さったジューシーなお肉たちがテーブルの上でぶらぶらしています。
マデイラ特有の丸いパンはガーリックテイストで、とてもおいしい。
ホットケーキみたいな。


マデイラスイーツ、ケイジャーダ。
チーズケーキみたいな。


マデイラハウス。
トタンにわらぶき屋根は日本の白川郷のよう。
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マデイラ島2 / madeira2

2009-04-15 00:54:50 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
●崖っぷち

パノラマで撮りたい・・・。
風の渦巻く様と、海と陸の際に雲の始まりを見ました。

火山岩。

火山岩でできた現代美術館。
わざわざ崖の端っこに建っていました。
あごを休憩させるための絶好の場所もあります、身長に合わせて、眺めもいいしね。

●トレッキング

2000メートルくらいの標高ですが、パーキングがすでに雲の上。
なので山登りというよりは尾根散策。

休憩所の正しい使い方は人それぞれ。

スズメのトロピカル進化系。

おひさしぶりです。

雲海の切れ間にホンモノの海が見えます。
手前のが標高2000メートルの山、奥のが海に浮かぶ島です。
遠近感とかぶっ飛んだ風景です。

日本に帰ったら富士山も登ってみないとね。

●ビーチ

マデイラは基本的にロックな黒いビーチしかありません。
なのでほとんどすべてのビーチは人工になります。

もみくちゃにサッカー、
フレッシュ水玉、
さわやかカップル。

一服のやり方、
日焼けの仕方、
サングラスの外し方。

お気に入りの入り江。
端っこには公園もあって。
映画のセットにちょうどよさそうなサイズは何故だか安心します。

この入り江のとあるbarで、ヨハンが歌ってくれました。

●ガーデン


紫色の花はマデイラ特有で、
つぼみの産毛がわっとぎゅっと集まってミステリアス。

●それぞれの日の夕日じかんー。

一日目、パラグライダー離陸ポイントでポテチを食う。
ベビオのお兄さんと彼女の趣味はパラグライダー。

二日目、フンシャルとは島の正反対のとある岬の荒れ狂う海上プールにて、結婚式をかきわけて。

三日目、雲の上にて、リチャードのお母さんが作ってくれたヴェネズエラサンドを食べる。
マデイラには戦後のヴェネズエラ出稼ぎ帰りのポルトガル人がたくさんいるらしい。
南アメリカ大陸の味を初めて覚えた頃、
マデイラでは唯一といえる平たい山の上では風車が回っていました。

四日目、ヨハンとのお別れティーパーティーで、3匹の犬とボールの取り合いをしながら。


最後に、フンシャルの早朝。
世界最高のフットボール選手、クリスチャーノ・ロナウドの豪邸と噂される家の前にて。
っていうかマデイラ出身だったのか。
ポルトガルで最初のフットボール公式試合が開かれたのは、
マデイラのカマチャという、ベビオとリチャードの町だそうです。
そんな彼ら曰く、
私たちは95.5パーセントのマデイラを遊び尽くしました。
でも、100パーセント楽しかったです。
obrigada!!!!
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25

2009-04-03 00:35:05 | ポルトガルの日常(Portugal_life)
今日はハマちゃんのお誕生日。
パーティーは昨日のミッドナイト。
エイプリルフールの日に、
「今日はエイプリルフールパーティーだから」
と嘘をついて。

preparing Birthday Party!!!!
まだまだ準備中だよ~。
メニューは手巻き寿司、コロッケ、焼き鳥。
ポルトガルの友人たちのリクエスト。
そして、カックンとアヤちゃんのお土産、“博多通りもん”。
いつもながら、
ホームパーティーでは日本人の料理は一番手が込んでると思う!

パーティーは1時間遅れて始まるのが常識。
ちらほらと集まって、総勢14名。
バースデーパーティーってのは誕生日の主役が準備するのが普通。
プレゼントを持ってきたりってのも見たことがなく、
ないはずだったんだけど、、

サウルにバッカスをプレゼントされたハマちゃん。
ん~よかったね♪

わたしたちからは、
おもちゃみたいな釣ざおと、おっさんみたいなパイプ、とまさかのフリスビー1€。
フォセとベンベンによるこだわりの贈呈過程、まじでムービーで見せた~い!(笑
釣竿とイルカの仮面の組み合わせから想像してみてね。

バッカス一気飲みをかけた腕相撲が始まったり、
ダイフゴウをみんなで観戦するという謎の光景を経つつも、
とても幸せそうなハマちゃんを見ていた幸せな一夜でした。

それはそうと、釣ざお、明日からのマデイラ島旅行で使ってー。(笑
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ウェルカムポルトガル / Obidos Alcobaca Batalha Nazare

2009-04-02 22:36:53 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
日本からカックンとアヤちゃんがやってきました♪
スペインのついでとか、
モロッコの足がかりとかでなく、
“ポルトガルのためだけに”ヨーロッパにやってきたという素敵な旅人!
今頃はジェロニモス修道院に行って
名物パステル・デ・ベレンを食べている頃です。

3日前の出来事になりますが、ドライブに行ってきました。
オビドス→アルコバッサ→バターリャ→ナザレ
obidos →alcobaca →batalha →nazare


OBIDOS

オビドスは秋に来たことがありましたが、
春のオビドスもまた愛らしい。
オビドス名物、チョコレートカップに入ったさくらんぼ酒ジンジャーで乾杯。
わたしはドライバーなので見ーてるだけー。


ALCOBACA

アルコバッサはシトー派の修道院の総本山、世界遺産です。
天井が高く、白が美しい。
全体をぱっと見ただけでは控えめなのですが、
部分の彫刻がとても細かく、
非対称でそれぞれデザインが違っているのです。


kitchen
ピカイチ素敵なキッチン。
キッチンという場所はわくわくさせます。


口からじゃなくて、
お湯と水が右目と左目から出ればいいのに。


BATALHA

はい、テキトー合成写真~♪
でもだいたい合ってる。
そしてまた、
バターリャの修道院も、世界遺産。
こちらは最も有名な、完成しなかった円形のお堂です。
150年の歳月を費やしたにもかかわらず。
王様が飽きてしまったがために。
その王様の夢は、リスボンのジェロニモス修道院に移りました。
あの、わたしのお気に入りの子ですね。


浮き彫りがとてもすごい!
ジェロニモス修道院を凌ぐよ!


tomb of Henrique
かの有名な、
地球の歩き方読んでたら何度もしつこく登場する、
大航海時代の超重要人物、
エンリケ航海王子とその家族のお墓があります。
まだお墓には4つ余裕スペースがあったので、
今のうちに3人で仲良く予約しときたいと思います。
明るくて良いなぁ。




corridor under restoration
中庭がいくつかあって、
そのうちのひとつは若い修復士たちの作業場になっていました。
初めて見る、白いベールをかぶったような工場でした。
作りかけの彫刻にいくつもの印がついていたり、
古い柱と作り直した柱が並べて建っていたり、
白い天井はまだ日が浅く、
その中庭をぐるりと回ってみたのですが、
回廊のそこかしこで試行錯誤した跡がありました。
何かが多くても欠けていてもいけない仕事ですが、
彼らの作品として静かな情熱に満ちていました。
学び舎が次第に自分のものになっていく感覚は面白そうだと思いました。


NAZARE


崖の上に、
ぽこっと出ている岩があったので、
先の先っちょまで
みんなでおそるおそる登りに行きました。
そんでもってホップステップで飛び込んで、
ビーチまで泳いでいって町歩きをしました。



ナザレは海岸線が美しく、
しばらく前までは漁港だったのですが、
最近は少しずつリゾート化しているそう。
波は荒いので泳げそうにはありません。

海に向かって長屋のように細い家が並んでいます。
女の人はみんなスカートをはいています。
路地裏に行けば、新鮮な魚を焼いて食べさせてくれます。
そのままテキトーな場所で飲んだくれていれば、
とろけるような夕日を毎日見るでしょう。
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