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ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

風の谷のモンサント

2009-06-21 13:26:15 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
Monsanto / one of the most historical village in Portugal
先週の集落めぐり10村は、
モンサントでクライマックスを迎えました。
この9ヶ月のあいだに
ポルトガルではいろんな小さな町や村をちょこまか巡ったのですが、
その最初の村となったのもモンサントでした。
というわけで2回目です。
以前ご紹介していますが、
要約すると1937年に最もポルトガルらしい村に選ばれた岩でできた村です。
もーいっかい♪


ドライブをしていると草原の中に突如として現れる岩山。


風強し。


岩が転がり落ちてきそうな家とか、


大きくて平たい一枚岩をテラスにしている家とか、


階段を彫ってエントランスにしている家とか、


間に挟んじゃってる家とか、


白馬とか、


ヤギとか、

何度来てもいいところだ。
初心忘るべからず。

そこで、風の谷を作ろうとしている日本人と出会った。
モンサントはそのリサーチの一環だとか。
モロッコマラソンに向けて準備中で、
趣味として数学の i を研究し、
エクストリームな場所でアイロンをかけることにこだわり、
日々フォースを鍛えつつ、
インフルで話題沸騰中の南米へ
今から宇宙人と交信に行かんとするところを呼び止めた。
ヌーの大群を見ながらアイフォー○で会議をするような仕事、
うん、いいな。
そういう観点から仕事選ぶのも、
うん、いいな。
ともかく触手の幅広い魅力的な人はセクシーな声で話題を様々に、
ダイナミック且つ丁寧に丁寧にミカンの皮を剥くが如く展開し、
ついにそれは華僑を迎えた。
その人はリスボン観光中に、
なんと、
坂本真綾と会ったという。

Eh pa!!

ここ1週間の間にリスボンに彼女がいたとは・・・!!
アイフォ○ンに収まっていた2ショット写真に羨望の眼差し。
いいなーいいなー!
と、わたしとヒッツーとベンベン。
半径1キロ以内にいたのに気づけなかったとは・・・ファン失格である。
坂本真綾とその人は遠からずな職業なので、
夏の東京でまた会うんだって。
願わくば同席したい。
文字通り飛んで行きます。
ところでアイフ○ーンってバカみたいな笑えるフリーゲームがいっぱいある。
重力を使って傾けたりするあれです。
ライトセーバーが表示されてアイ○ォーン振り回したら音が出るとか、
焼きそばの水切ゲームとか、
ア○フォーンとかウィーとかのスタッフは、
近年流行の運動的操作方法使ってゲーム考えて、毎日楽しいんだろなぁ。
そうだな、○イフォーン買おうかな。
それにしても海外にいると、
しばしば一風変わった人たちとお知り合いになれるので、
とても贅沢だなと思います。
.

リスボンマスコット

2009-06-12 22:44:58 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)

シロメガネくんがパリからやってきましたー!(もう白くないよ!)
そんじゃあリスボンのマスコットたちをご紹介しちゃおう。

ジェロニモス修道院の中庭の、噴水の番人。
工事中のため水はおあずけ。
水噴いてないとあれですね、丸見えで恥ずかしいですね。

ジェロニモス修道院の教会が根城。
ぶっといマヌエル様式柱にちょこんと手のひらサイズ。
ジェロニモスに行く度に触りに行きます。
なんと絶妙な雰囲気をかもしだすのだ・・・!
オッサン顔で尻尾クルックルさせた柴犬に羽が生えたらきっとこんな感じです。

こ、こわくねーよ。

わーい幼稚園児だ。黄色い帽子だ、盗撮だ。

水族館の激熱スポット。

水族館のお土産売り場の激熱スポット。

わーい幼稚園児だ。青い帽子だ、盗撮だ。

嫌がってるからやめなって。

ハマたんの表現力を借りるならば、
シロメガネ氏のヘアスタイルは合掌造りになっていました。
ちなみにハマたんのヘアスタイルは失敗したヴォルケーノ。
みんなー楽しみにしててね。
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シネシュ / sines

2009-05-27 01:01:21 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
AUSMIP本終わったのはいいのだけど、
手のひらの関節部分にたくさん水泡があるよーう。
なにこれなにこれーかゆいしー豚フルフルー??
と騒いでいると、
それはね、夏の風物詩だよ、とヒッツーが診断してくれました。
汗腺が詰まっている状態らしくて、
今までそんなのなったことないのにな。
ヒッツー先生は4年の卒業設計中にヒキコモッていたら発症したらしい。
え、なにそれ、光合成が必要なの?
たしかに3週間くらいはヒキコモってたけど、
人生の今までの中で最もヒキコモリ指数が高かったわけではないと思う。
シャワー生活だから湯船で良い汗出せてないに1ユーロ!
放っといたら3ヶ月で治ったそう。
じゃあ放っとこう。
っていうのもなんなので、

飛び出せリスボン。

ハマちゃんベンベンと、以前から計画していたシネシュに行ってきました~!
アイレス マティウス設計の新築アートセンターへ。
これがリスボンより南の町へ行く最初で最後かもしれません。
現代的文化センター略してC.C.C.を設計しているわたしたちには恰好の遊び場。
2棟構成で地下でつながっているのですが、
その部分の道からの採光と吹き抜け空間の使い方がいまいちで、
四角い部屋がないために全部動線に見えて仕方なかったです。
いろいろ測って面白かったです。
そして勇気をもらったね。


その後のんべんだらりと散歩して、
市場に行きました。
漁師がアイスクリームを食べている横で、
みんなで鰯を12匹食べました。
岩塩炭火焼でうまいのなんの。
それにポテトとサラダとパンにオリーブ、ビール2杯ずつ付いてみんなで17ユーロ。
びっくり市場クオリティー。
そりゃそうだ、近くの浜辺の水うち際で、
ワカメのように黒光りでもさもさしたあれらはぜんぶ鰯たち。
近所のおじいちゃんたちが釣りをしている姿も印象的で、
別に魚になんか興味ないし的な感じで釣具を植え込みの土にダイナミックに刺しっぱなし、
釣具は片足を手すりに乗せて粋に一服するための道具なのだね。


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ホテルは我が家から徒歩2分の奇跡

2009-05-21 23:26:37 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)

パリからミスズちゃん来たり。
ミスズちゃんがリスボンにいるよー!!
えーこちらがカラトラバ設計の駅でございまーす。
えーご注目、鉄骨の森のような屋根になりまーす。

シザのパビリオン前にて。
さいきん一眼を買ったらしい。
彼女の前のカメラもそれはそれで、
留学直前にバイトで鬼のように売っていたコンデジなので勝手に親近感あったのだが。

2日目はシントラへ行きました。
シントラには4つお城がありますが、ペナ城に行ったのは初めて。
その昔、バブル期の王様がうっかり様式アラカルトで欲張りに建てたお城です。
眺めもいいのです。
あれ?ていうか、ミスズちゃんここに住んでるの?的になんつーか。




お城のあちこちでピクニックをしている人たちがいて、
とてもうらやましくなった二人は、
シントラ市内に戻ってお菓子を買いました。
シントラにはたくさんおいしお菓子があって、
クラスメートに「シントラ行ったよ!」というと必ずお菓子の話題になります。
一番有名なのがケイジャーダ。
蜜がたっぷり染み込んだパンケーキが餃子の皮のようなものに包まれた丸いお菓子。
今回はもうひとつ、
名前は忘却しましたが
長細いパイの中に栗のペーストが入ったお菓子。
うんまー☆
そうか、中身は栗だったのか。
ポルトガルの北部で栗が有名なことと関係しているのかな。
以前に一度買ったのだけど、
食べ忘れて旅行に行っている間に、
パイの中身が何なのか確認する前に憎きアリ共に食われたので!!!!
念願の、念願の、スイーツなのでしたー。
満足。


せっかくなのでユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。
イベリア半島最西端じゃないよ、
東は日本のおとなり韓国から背負っちゃってる塊の、
っていうか最東端は寒そうだなーとか想像しちゃうその大陸の、
最西端だよ!!
夕日に染まるのは9時くらいなのに最終バスは8時までしかない
ロカ岬だよ!!
ポルトガルは公共交通機関をもっと発達させれば、
観光業界ももっと潤うと思う。
それにしても、草花がわしわししている。
前に来たときはクリスマスだったので、
今回は変てこなぼんぼん花が咲いていて新鮮でした。
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マジカルバーナナ!! / marble pit

2009-04-16 23:19:41 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
12'Abr.
wine factory designed by Alvaro Siza
marble pit
マージーカール、バナナ!

バナナといったら果物!

果物といったらブドウ!

ブドウといったらシザのワイン工場!

シザのワイン工場といったら大理石たち!

・・・・・・え?だめ?

アルヴァロ シザ事務所のIさんに誘われて、
再びアレンテージョ地方へと3日間ドライブに行ってきました。
アルヴァロシザやカヒーリョダグラサの現代建築も見に行ったよ!
その途中、我々一行は大理石採掘場に立ち寄りました。

イースター休日のため人の気配はなく、
何もかもが打ち捨てられ、
そこは魔の巣窟となっておりました。

正々堂々、忍びゆきます。

険しい坂道をわざわざホフク前進し、

強風が吹き上げる階段は手すりにまたがって滑り降りると、

喉を潤すのに充分な雨水の池を見つけました。

振り返ると、生まれたばかりの地底生物がいたのでとりあえずやっつけて、

とはいえそんなのは氷山の一角に過ぎないのです。

村人の作った正真正銘の素材派建築で一晩を明かし、

あからさまなハシゴを上ったりすると、

案の定アイテムは見つかるものです。

そんなこんなで足がいっぱいあるラスボスもなんなく倒し、

気が付くとめっちゃレベルアップしていたのでびっくりしました。

平穏な日常を取り戻し学校に行ってみると、
コルビュジェが仁王立ちで、
次の月曜日に中間プレゼンを言い渡してきました。
スイッチを切り替えて。
次元の違うステージは、幾つも重複して存在しています。
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牛のおしごと / bull working

2009-04-16 04:04:41 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
13'Abr. Monsaraz
再びモンサラーシュに来ちゃったよ。
そしたらたまたまエヴォラ市長のお隣でお食事して、
そんでもってたまたまプチ闘牛場でプチ闘牛があったんだよ。



小さな闘牛場だけど、こんな小さな村に立派なもんだ。

回る女の子。まだ始まらない。

キター。

肝試しをする人々。まだ始まらない。

踊る女の子。まだ始まらない。

どいつもこいつも腰抜けで困惑する牛、もう帰りたいよ。

まっ昼間から酒、それさえありゃあ気長に待ってやるさー。

今日はとってもいいお天気ね、お尻の収まりもいいしね、いつになったら始まるのかしらね。

負けるな牛。
臨機応変にな!
今回は前座で帰るけど、本番はリスボンでな!
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マデイラ島1 / madeira1

2009-04-15 00:57:19 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
03'Abr. - 07'Abr.
イースター休日を利用して、大西洋の至宝マデイラ島に行きました。
べビオの故郷であります。
というわけでこの旅は、
べビオとその愉快な仲間たちとゆく、スペシャルプラン!!!!!
特に、彼のバンド仲間であるリチャードには、
実家に泊めてもらったりしてとてもお世話になりました。
彼のお母さんはよく笑う美人なムードメーカーでした。


マデイラは家並みも緑もコントラストが利いている風景だなという印象。
浜辺から山が一気にせり上がっていて、家がしがみつくように建っています。
でこぼことした地形で、気温がころころ変わります。
今日は泳げないかなと思っても、10分車を走らせればじりじりとしたビーチが見つかる感じです。
ただ、そのドライブも容易ではありません。
海沿いは美しいですがエンストと隣り合わせ、
内陸はトンネルが山ほどあります。
ポルトガル人が、マデイラはいつか穴あきチーズになってしまうと形容するほどに。


崖の上に住む人たちのためにロープウェーをよく見かけます。


バナナ畑もブドウ畑も、時にはわざわざ険しい場所にあったりします。


飛行場も人工地盤です。なかなかすごい。




中心都市フンシャルは、大きなリゾート地。
予想以上の賑わいに驚きました。
シーサイドのマリン的密度が素敵でした。



ただ座る人、釣りをする人、寝そべる人、暇そうな人たちばかり。



フンシャルの路地。
相変わらず素晴らしいポルトガルのタイル。
リスボンよりも黒が多めでおおらかなデザイン。
紫色の花を咲かせる美しい木がそこらじゅうの通りに覆いかぶさっていました。


市場とか帽子屋とかちょっと変わった展示をする本屋とか。


マデイラ特産、マデイラ刺繍。
十字の形をした、ただパンを包むものと、
小さな三角形の、ただワインの首元を飾るものを買いました。
そんな風にそれだけのために丁寧にデザインされたものが好きです。
ハンドメイドは高いけどね。


マデイラ特産、バスケット。
篭でできたシュールな動物園とか。
入れたり座ったり飾ったりに飽き足らず、、

ちょっとしたアトラクションもあります。
ロープウェーで山の上まで行きまして、
バスケットのソリに乗って2kmもの坂を滑り下ります!
面白いことに、2人がかりで後ろから走りながら押すんだそうで。
150年くらい続いている伝統的な遊びだそうで。
道路がてかてかしてます。


マデイラ特産、マデイラワイン。
醤油みたいな味だよ。


マデイラ焼肉とマデイラパン。
長い鉄棒に付き刺さったジューシーなお肉たちがテーブルの上でぶらぶらしています。
マデイラ特有の丸いパンはガーリックテイストで、とてもおいしい。
ホットケーキみたいな。


マデイラスイーツ、ケイジャーダ。
チーズケーキみたいな。


マデイラハウス。
トタンにわらぶき屋根は日本の白川郷のよう。
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マデイラ島2 / madeira2

2009-04-15 00:54:50 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
●崖っぷち

パノラマで撮りたい・・・。
風の渦巻く様と、海と陸の際に雲の始まりを見ました。

火山岩。

火山岩でできた現代美術館。
わざわざ崖の端っこに建っていました。
あごを休憩させるための絶好の場所もあります、身長に合わせて、眺めもいいしね。

●トレッキング

2000メートルくらいの標高ですが、パーキングがすでに雲の上。
なので山登りというよりは尾根散策。

休憩所の正しい使い方は人それぞれ。

スズメのトロピカル進化系。

おひさしぶりです。

雲海の切れ間にホンモノの海が見えます。
手前のが標高2000メートルの山、奥のが海に浮かぶ島です。
遠近感とかぶっ飛んだ風景です。

日本に帰ったら富士山も登ってみないとね。

●ビーチ

マデイラは基本的にロックな黒いビーチしかありません。
なのでほとんどすべてのビーチは人工になります。

もみくちゃにサッカー、
フレッシュ水玉、
さわやかカップル。

一服のやり方、
日焼けの仕方、
サングラスの外し方。

お気に入りの入り江。
端っこには公園もあって。
映画のセットにちょうどよさそうなサイズは何故だか安心します。

この入り江のとあるbarで、ヨハンが歌ってくれました。

●ガーデン


紫色の花はマデイラ特有で、
つぼみの産毛がわっとぎゅっと集まってミステリアス。

●それぞれの日の夕日じかんー。

一日目、パラグライダー離陸ポイントでポテチを食う。
ベビオのお兄さんと彼女の趣味はパラグライダー。

二日目、フンシャルとは島の正反対のとある岬の荒れ狂う海上プールにて、結婚式をかきわけて。

三日目、雲の上にて、リチャードのお母さんが作ってくれたヴェネズエラサンドを食べる。
マデイラには戦後のヴェネズエラ出稼ぎ帰りのポルトガル人がたくさんいるらしい。
南アメリカ大陸の味を初めて覚えた頃、
マデイラでは唯一といえる平たい山の上では風車が回っていました。

四日目、ヨハンとのお別れティーパーティーで、3匹の犬とボールの取り合いをしながら。


最後に、フンシャルの早朝。
世界最高のフットボール選手、クリスチャーノ・ロナウドの豪邸と噂される家の前にて。
っていうかマデイラ出身だったのか。
ポルトガルで最初のフットボール公式試合が開かれたのは、
マデイラのカマチャという、ベビオとリチャードの町だそうです。
そんな彼ら曰く、
私たちは95.5パーセントのマデイラを遊び尽くしました。
でも、100パーセント楽しかったです。
obrigada!!!!
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ウェルカムポルトガル / Obidos Alcobaca Batalha Nazare

2009-04-02 22:36:53 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
日本からカックンとアヤちゃんがやってきました♪
スペインのついでとか、
モロッコの足がかりとかでなく、
“ポルトガルのためだけに”ヨーロッパにやってきたという素敵な旅人!
今頃はジェロニモス修道院に行って
名物パステル・デ・ベレンを食べている頃です。

3日前の出来事になりますが、ドライブに行ってきました。
オビドス→アルコバッサ→バターリャ→ナザレ
obidos →alcobaca →batalha →nazare


OBIDOS

オビドスは秋に来たことがありましたが、
春のオビドスもまた愛らしい。
オビドス名物、チョコレートカップに入ったさくらんぼ酒ジンジャーで乾杯。
わたしはドライバーなので見ーてるだけー。


ALCOBACA

アルコバッサはシトー派の修道院の総本山、世界遺産です。
天井が高く、白が美しい。
全体をぱっと見ただけでは控えめなのですが、
部分の彫刻がとても細かく、
非対称でそれぞれデザインが違っているのです。


kitchen
ピカイチ素敵なキッチン。
キッチンという場所はわくわくさせます。


口からじゃなくて、
お湯と水が右目と左目から出ればいいのに。


BATALHA

はい、テキトー合成写真~♪
でもだいたい合ってる。
そしてまた、
バターリャの修道院も、世界遺産。
こちらは最も有名な、完成しなかった円形のお堂です。
150年の歳月を費やしたにもかかわらず。
王様が飽きてしまったがために。
その王様の夢は、リスボンのジェロニモス修道院に移りました。
あの、わたしのお気に入りの子ですね。


浮き彫りがとてもすごい!
ジェロニモス修道院を凌ぐよ!


tomb of Henrique
かの有名な、
地球の歩き方読んでたら何度もしつこく登場する、
大航海時代の超重要人物、
エンリケ航海王子とその家族のお墓があります。
まだお墓には4つ余裕スペースがあったので、
今のうちに3人で仲良く予約しときたいと思います。
明るくて良いなぁ。




corridor under restoration
中庭がいくつかあって、
そのうちのひとつは若い修復士たちの作業場になっていました。
初めて見る、白いベールをかぶったような工場でした。
作りかけの彫刻にいくつもの印がついていたり、
古い柱と作り直した柱が並べて建っていたり、
白い天井はまだ日が浅く、
その中庭をぐるりと回ってみたのですが、
回廊のそこかしこで試行錯誤した跡がありました。
何かが多くても欠けていてもいけない仕事ですが、
彼らの作品として静かな情熱に満ちていました。
学び舎が次第に自分のものになっていく感覚は面白そうだと思いました。


NAZARE


崖の上に、
ぽこっと出ている岩があったので、
先の先っちょまで
みんなでおそるおそる登りに行きました。
そんでもってホップステップで飛び込んで、
ビーチまで泳いでいって町歩きをしました。



ナザレは海岸線が美しく、
しばらく前までは漁港だったのですが、
最近は少しずつリゾート化しているそう。
波は荒いので泳げそうにはありません。

海に向かって長屋のように細い家が並んでいます。
女の人はみんなスカートをはいています。
路地裏に行けば、新鮮な魚を焼いて食べさせてくれます。
そのままテキトーな場所で飲んだくれていれば、
とろけるような夕日を毎日見るでしょう。
.

アルヴァロ シザ の いくつか / Alvaro Siza

2009-03-25 00:04:22 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
ポルトへ5日間、シザの建築とかワインとかワイン畑とかの旅をしてました。
最初にお断りしますが、今日はちょっと長いブログになります。
シザ王国に住んでいるので、せっかくですから。

アルヴァロシザの重たい本を抱えて旅をしていました。
その中に、西沢立衛のコメントがありますが、
あんなふうにシザの魅力について、白い建築について、
感想文を書けたらなぁと感心していました。
「シザの魅力のいくつかについて」というそのタイトルの、
「いくつかに」ってところの曖昧さは気になるけれど、
わたしごときでは、その感想文の感想すら曖昧です。


Biblioteca in Universidad de Aveiro
アヴェイロ大学図書館
遠くから見ると壁は静止して見えましたが、
近づいてみると、ゆったりと動めいていました。
近くの干潟に吹き込む風が、うようよと、壁をなびかせているらしいです。


Iluminando -Biblioteca Universidad de Aveiro
こちらは内観です。
天井には何もありません。
トップライトまでのつながりを意識してのことだそう。
水玉模様のトップライトの天井は、少しだけ、丸みを帯びています。


Tanque de água -Universidad de Aveiro
敷地内に給水塔があります。
シザのスケッチをいくつか見ましたが、
違う形の柱を2本立てるというのは初期段階から決まっていたようです。
そしてそれらはお互いに構造を補い合って立っているらしい。
積み木のように単純ではあるけれども、
どちらかといえば構造物のこの作品は、
バランスの良さを魅せている点で、でかい彫刻。


Igreja -Marco de canavezas
ドゥロ川をもう少し上った町に、
もくもくとした雨上がりの空のような教会があります。
洗礼室の佇まいも素敵でした。
その天井にはシザのドローイングが描かれています。
ちょろちょろと水の流れる音がするのに、
沸き出る部分は少し隠されていました。
天井はやわらかい光で充満しているのに、
光の差し込む部分は分厚い壁の向こう側に仕舞われていました。


Universidad de Porto
ポルト大学建築学科棟
シザがデザインし、シザが自ら教鞭を振るう場所。
ポルトガルの第一線で活躍するであろう学生500人のための建物です。
(ちなみにうちの大学は2番目らしいです。)
それぞれの建物はぽこぽこと個性を主張していますが、
解説書の言葉を借りれば、
学ぶことの厳しさを語るようにストイックな建物です。
テラスからは、ドゥロ川と大きなブリッジが見えます。
ポルトとリスボンは地形が似ているので、
見える景色も少し似ています。


Quarto traçando -Universidad de Porto
製図室。
室内や廊下は思ったよりも随分狭い印象でした。


Quarto de conferência -Universidad de Porto
講義室。
おっ洒落~。


Quarto de uns professores -Universidad de Porto
教員室。
散らかってんな。


Declive -Universidad de Porto
唯一丸みを帯びた場所、スロープ。
学生の教会のスケッチが所狭しと貼られていました。
さらっと眺めて目に留まるスケッチはやはり幾つかあるもので、
なかなか面白かったです。


Biblioteca -Universidad de Porto
図書館。
天井から突き出した光窓が特徴です。
狭い室内にダイナミックだなーと最初は思ったのですが、
2階に上がるとなんとなく仕切りっぽくなっていて、
しかも明るくて、
なかなか良かったです。



Piscina -Marés de Leça
そのむかし、
シザの建築を調べていて一番初めに目に留まったのは、
実は建築でなくプールでした。
海岸沿いにありまして、
岩の中で水平ラインが際立ちます。
ちょっとだけ入れてよ~ってお願いしたんですけど、
警備員のおじちゃんに断られました。
たそがれているあいつです。
6月に今度は泳ぎに行っきまーす!


Casa de chá-cerimônia na névoa -Marés de Leça
霧に埋もれるティーハウス。
ピントもタンポポ(?)にしか合いません。
場所はプールを通り過ぎて500メートルくらいのところです。


Casa de chá -Marés de Leça
軒が深く分厚い屋根が印象的でした。
海岸に下りていくかのようなアプローチとか、
木の圧迫感が心地いい場所。
チョコレートケーキとマンゴーティーで、
霧が晴れるのを待っていました。


Janela de Serralves museo -Porto
ポルト市内にあるセラルベシュ現代美術館。
手荷物預かり所前のスペース。無駄に広い。
窓がいいから良しとしよう。


Quarto de exibição maior de Serralves museo -Porto
一番大きな展示室。
展示室を入って最初に目に入る場所にあります。
この日は何もありませんでした。


Teto de Serralves museo -Porto
天井は、机を逆にしてくっつけた感じ。
展示室は大小いろいろでしたが、
同時にその幅や比率もいろいろでした。


Corrimão de Serralves museo -Porto
手すり。
シザは建具などに初期段階からとてもこだわるそうです。
とくにこういうディテールで無駄な厚みが出るのを嫌うらしい。
他にはたとえば、
よく見る駐車場とかにある金網、
あの交差部分はくるっとなって接合されていますが、
その厚みが嫌なので全部の継ぎ目を溶接しているとか。
すごい労力だ・・・。
しかしながらポルトガル国内であれば
職人さんもシザを理解しているみたいです。


Exibição da pena de Serralves museo -Porto
いろいろな羽を大切に展示している光景に好感を持ちました。


Entrada de parte de trás de Serralves museo -Porto
これは裏口ですが、
屋外展示も考えている場所なのかも、しれません。
開口はぜんぶ閉鎖的でしたが、
奇妙に広くて。
真ん中に立つと直線に続く並木道が、遠くまで見えました。


Escritório de Alvaro Siza
アルヴァロ・シザのオフィス
こちらの所員であるIさんに案内していただきました。
エルクロキースの表紙の模型もあったよ。
下の写真のお部屋はシザがいつもいる場所で、
ひとつだけ風格の異なる椅子がありますね。
壁にはいろいろなプロジェクトがべたべたと貼ってあり、
ボスの気をひこうと我先にとしている雰囲気がとても良かったです。
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