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ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

集落調査 / 5日目

2010-12-13 07:45:03 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
最終日。

午前中、Linharesへ。

そのまま急いでお昼前にカルチャーセンターへ。
やっぱり考古系の責任者の方はお休みだったので、それはIGESPARにメールで訊くことにする。

次にさらに急いで市役所へ。
欲しい資料が新たに発生したので、以前お会いした方に直接頼もうかと。
今日はいらっしゃるはずだったのだが、彼もやっぱり出張だとかなんとか。
ここではじめてわかったのだが、実は彼は市長さんだった!
まじか。
どうりで名刺にプレジデントって書いてあるわけだ。
秘書の方が市長さんに電話してくれたところ、行き違いでわたしにメールをくれていたらしいこともわかった。
彼からカルチャーセンターの技術系スタッフを紹介していただいた。

午後、充実の午前中だったなーとカフェで一杯やってるのもつかの間、
結局最終日にまとめて押しやられた調査を4つ同時並行で行う。疲れた。

ポルトへ3時間車を走らせ、Iさんと再び飲む。
久しぶりのカイペリーニャ。(ブラジルのカクテル)
ポルトにもリスボンのバイロアルトみたいなところが3箇所くらいあるようだ。
普通の金曜日なのに、金曜だからということもあるけれど、夜中まで半端ないお祭り騒ぎだった。
ちょうどIさんの事務所に来られていたスイスの建築家の方と知り合う。
アアルトと16年お仕事をされていたそうだ。興味深い。
3週間前に出会った女性と恋に落ち、
昨晩はバーで言い争いになって殴られたんだよと左目を腫らしていた。
とても69歳とは思えない。
後者の出来事はともかく、ラブフォーエバー、彼の言葉には重みがある。

走行距離:650キロ

初日にソフトバンクのケータイをタクシーに置き忘れてきて、
次の日にポルトガルのケータイを買った。
この旅はいろいろな場所に電話をしたので、結果的にとても良かった。

前から欲しかったノキアのSIMフリーのやつだしね!

と締めくくろうと思ったら、
今度はレンタカーの中に置き忘れてきていた。
ただ、ホテルがレンタカーショップの目の前だったことは出来すぎていた。
結果オーライ。なんの問題もない。
ソフトバンクにしてもノキアにしても、
ケータイを置き忘れても良いようなレールがあらかじめかれていたとしか思えない。
と運命論で片付ける。


星型要塞Almeida。


放し飼いのシェパードが怖すぎるし三重城壁だしCastelo Mendo。


赤土がまぶしいCastelo Rodrigo。


城跡でかくれんぼすると楽しいねMarialva。


双塔がしんぼるLinhares。


剥き出しの岩肌で滑ってこけたよSortelha。


なんかかっこいいCastelo Novo。


山間にひっそりPiodao。


巨石の村Monsanto。
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集落調査 / 4日目

2010-12-12 09:40:05 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
午前中、Piodao、Castelo Novoに行ってきました。
Piodaoへの山道は細くてスリルあり。
ところが観光オフィスが閉まっていて資料が手に入らなかったので、
さらに西へと山道を進みAlganilまで行って市役所でゲット!
帰りはGPSに道が寸断されているルートへ何度も案内され、
狭い場所でのユーターン技術を訓練させられた。
行きはよいよいってやつです。行きもくねくねだったけど。

午後、そんなこんなでIdanha-a-Velhaへの到着が遅れる。
しかしながらこの日もまた、昨日の職員さんからいろいろと情報をゲットしました。
さらに夕飯までご馳走になった。

走行距離:250キロ


毎日のカフェ。
いつの間にか誰かが私の分を支払ってくれるorオーナーのおごりで、実はお金を払ったことがありません。
いつも平和です。


そんな村にもちょっとした事件が!
Idanha-a-Velhaへの道中、めちゃくちゃ遅いトラックを10台くらい抜いたのですが、
彼らが村にやってきた。
ヨーホー歌いながらやってきた。
ペロリーニョを踏みつけながらやってきた。
でもそのあとトラックからレディガガがガンガン流れていたので村の雰囲気が変な感じだった。
と思うのは幻想か?


クリスマスイブに、教会の前で一晩中キャンプファイヤーするんだって。
周囲の村や町の教会にも同じようなセッティングがされていました。
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集落調査 / 3日目

2010-12-12 09:18:16 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
午前中、車を飛ばして、
Castelo Rodrigo、Alimeida、Castelo Mendoへ行く。

午後、Idanha-a-Velhaへ行って村唯一のカフェでのんびりしていると、
ちょうど休憩中だった観光オフィスの職員さんが近づいてきた。
市役所でお会いした方から面倒見てやれといわれたらしい。
なんと!
観光オフィスの人は日替わりで、今まであまり英語が喋れる人がいなかったのだが、
この日は3時間あまりインタビューに付き合っていただくことができた。

走行距離:300kmくらい

その他、一日調査を延ばす面倒な手続きをする。
①10日のリスボン→マドリード→カサブランカのフライトを思い切って、ぽいっ。
②10日のレンタカーの延滞。
③11日のポルト→マラケシュ直通便購入。
④10日のカサブランカのホテルをキャンセル。キャンセル料金全額発生。
⑤10日のポルトのホテルを予約。
⑥9日に宿泊予定だったリスボンのホテルをキャンセル&支払済の代金を13日に回す。
⑦9日のコビリャオンのホテルを延泊。
新たに発生した費用、13000円くらい。ぽいっした費用、9000円くらい、
でも、1日延滞するにもかかわらず、不思議なことにレンタカー代が7000円くらい安くなった。
ポルトから借りてリスボンへ返すはずだったものを、
ポルトから借りてポルトに返却になったので、なんかそこらへんにカラクリがあるようだ。


ビフォー。


アフター。


とりあえず猫とか鶏が多いのは昔から変わらないということがわかりました。


かつての地主の屋敷では、鶏と孔雀たちが仲良く暮らしています。
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集落調査 / 2日目

2010-12-09 07:43:24 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
本調査2日目。

今日もゲリラ的フィールドワーク。

気持ちよくなって1時ごろお昼寝。

ちょっと時間が空いたので、再びidana-a-Novaに移動し市役所に行ってみる。
今週はホリデイというアーキオロジー系責任者の方の情報を得に。
そしたら何気に金曜日出社するらしいということがわかった。
金曜日はモロッコに出発する予定ではないか。
アーキオロジーの責任者の方から何が得られるかよくわからないのだが、
しかしせっかくなのでもう一日調査を延ばしてみることにした。

ホテルはCobilhaoだが、南に20キロのFundaoに寄って夕食。

Restaurante"O Beiral"
Rua Zuca Afonso, Fundao

リスボンでSさんのご紹介で知り合ったTさんにおしえてもらった美味い店。
彼はリスボンでガラス工芸を学ぶ修士の方。
聞いてみれば、1年半前旅行したときに泊まったCastelo Novo(Fundao近くの歴史的集落)にて、
同じ宿に宿泊したらしい。奇遇だなぁ♪
っていうか期待以上に美味かった。
第6感が開花するのではないかとさえ思った。
ああそうか、
昨日、一昨日、なんかタイミングを逃して、朝も昼も夜もパンとハムとチーズだったからか。
いやそれだけが理由ではない。
400グラムくらいの"生"の牛肉が、熱々の石にどすんと乗ってやってきた。
ジュージューゆってる。
こんな趣向がポルトガルにあったとは…!
これで11ユーロか…!
いや、探せばあるものですね。


全景。10分で散策できるおおきさ。


でもローマ時代の橋の向こうにだって生活は広がっています。


今日食べる分の野菜を収穫してるのね。


裏のゲート付近の農場。うん、のどかだー。
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集落調査 / 1日目

2010-12-08 07:22:39 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
予備調査。
とりあえずIdanha-a-Velhaに注力することに決める。

村の中の観光オフィスでPRAHPプロジェクトのマスターアーキテクトを教えてもらう。
その夜、連絡先を調べるも苦戦、ようやく探し当てた連絡先は使われておらずハズレ。
んー困った、
と思っていると、リスボンの建築事務所に勤めるSさんに事務所のアドレス帳から見つけていただきました。
あ、あっさり…!
そしてコンタクトまで取っていただきました。
感謝です。
しかしながらプロジェクトの担当者は14日までコンペで忙しいとのことでしたので、
来週ジャパンからEmailでがんばろう。

本調査1日目。
市役所があるIdanha-a-Novaへ移動し、村の人口などの数字の取得に努める。

車を泊めるのにちょうどよかったので、ユースホステルの人に市役所の場所を訊く。
説明が難しい、とすぐ近くの観光オフィスに案内される。
見つけづらいとこにある観光オフィスって、、まぁとにかく、、
観光オフィスの人に、市役所よりも…、とカルチャーセンターを紹介される。
カルチャーセンターの人に、その情報はやっぱり市役所ね、と担当者の情報を書いていただく。
また、Idanha-a-Velhaの計画の責任者の人の名前と連絡先を教えていただく。
彼はカルチャーセンターの職員だけれど、今週はホリデイらしい。運が悪い。
市役所に行くと、紹介状のおかげでダイレクトに担当者にお会いできて話が出来た。
なんだかすごく余裕のある人だった。
後日メールで送りますといわれたのだけど、ほんとかな?まぁ今日のところは信じよう。

その後、現地にてゲリラ的フィールドワークを敢行。


カテドラル。
村のシンボル。


カテドラルの内部。
イベントに時々使われる。


ひょっこり見えるのが博物館。
ローマ時代の石碑やオリーブの伝統的精製のための道具を保存している。


カテドラル前の整備された広場。
残念ながらほとんど人気がない。


遺跡発掘隊のための宿泊施設。
現在はシーズンオフなので入れない。


カテドラルの周りのローマ時代の遺跡。
村の周りには城壁も少しだけ残っている。


隙間になにやら舗道が見えます。
行ってみましょう。


こちらは1年半前の懐かしの写真。
あの日は晴れていたんだなぁ。


おじいちゃんと仲良くなって、生活圏に連れ回された。
豚小屋、牛の農場、倉庫、飼い犬のポピー、常連のカフェ(この村にカフェは一軒しかないのだけど)。


さらにはご自慢のジープまでも拝見。
かっこいいっす!


なんやかやで家の中を見せてもらえた。ラッキー★
こちらがその外観です。
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ポルトガルふたり旅 / 前編

2010-12-07 06:14:20 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
朋子ちゃんがバルセロナに旅立ってしまった。

ひとり旅は好きだけど、途中から居なくなるとちょっと寂しいな。

さて、前半戦は朋子ちゃんとのポルトガル。

何度も行った場所でもなんだか新鮮でした。


何気に初めてのぼったサン ジョルジェ城。
余裕ぶっていたらエントランスになかなか辿り着けず、アルファマ地区の迷路に絡め取られる。
っていうか、それが目的だったし、とか言ってみる。


リスボン滞在をお考えの方へ、
アウグスタ通りのペンションホテル、Travellers Houseはおすすめ。
チェキラウト。


ポルトガルはちょうど寒波が差しかかっていた。ロンドンなんて-17℃だったらしい。
焼栗の屋台があちこちに出ていたよ。@ロッシオ駅前
この素敵なエントランスをくぐって、世界遺産の町シントラ行ってきました。


ポルトる。
リスボン以上に寒い朝、旧市街を散策。
その後クラシカルおされカフェで朝食を。


アルヴァロシザのオフィスでの一幕。
Iさんにピアノ生演奏のレストランと隠れ家ワインクラブへ連れて行っていただく。
有難うございました。


(Monsanto)
集落の予備調査もかねて、2日間の集落観光へ。
巨石集落モンサントに宿泊しました。


(Sortelha)
それにしても、天気に恵まれませんでした。
霧と小雨で一寸先は白い闇。小さな村なのに、向こうの城壁が蜃気楼のようです。
ここでは朋子ちゃんの森ガール撮影会を厳かに執り行いました。


(Almeida)
これは分厚い城壁のほんの一部、火薬庫を改修したミュージアム。強風雨に心が折れそうな一枚。
以前訪れた1年半前は工事中だったので、なかなか感慨深かった。
こんな具合で去年の写真と比較していると、変更箇所を発見したりしてなんとなくにやり。


(Idanha-a-Velha)
只今、特にお気に入りの集落。
この蝋燭みたいなのは、ペロリーニョ=罪人のさらし台。割とどこにでもある代物。
伝えたいのは、最近の2人の流行語が「腹減りーにょ」だってこと。
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ポルトガル 2ndシーズン

2010-12-01 10:41:37 | ポルトガル集落調査(Portugal_villages)
ただいまポルトガルに到着しました。
雨だけど、モザイクタイルにオレンジネオンが照り照りしていて相変わらずいい具合です。
Sさんにご紹介いただいたチープホテルは最高にいい感度。
ところが早速、softbankケータイをタクシーに置いてきちゃいました。

てへ。

なんだか、海外でケータイ失くすパターンが確立されてきている。
端末はタダ、困るのは彼氏くらいなので、うん、まぁ問題ないよ!
いやむしろ昨日auからIS03入荷の知らせが入ったけど
忙しくて受け取らなかったのは正解かもしれないので、
ラッキーの領域だな!!!!

さて、あしたから朋子ちゃんと、
修論調査という名のちょめちょめがはーじまるよー♪
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