goo blog サービス終了のお知らせ 

ゆーこりんの葡萄狩三昧

葡萄牙とかいてポルトガルとよみます。

孔雀図書館

2009-06-01 23:59:30 | ポルトガルの日常(Portugal_life)
LIBRARY at Campo Pequeno

そういえば市立図書館って見ないよね。
日本だと、まぁ福岡県福岡市の場合だと、区に1個はあるものだけど、
リスボンでは考えたことなかった。
美術館に併設されていたりするけれど、
ポルトガル人に訊いても行ったことないとか言ってるし。
故に図書館で勉強したりっていう概念もないのかしらね、わたしもしないけど。
もちろんカフェで勉強っていう概念も薄いのかしらね、カフェを飲む行為に全力を注ぐ人たちだから。
ふいにべんべん氏から、
闘牛場の近くに良い図書館があるってばよって情報が舞い込んだ。
じゃあ行こうってばよ。
「ってばよ。」ってナルトの真似してればポルトガル人と仲良くなれるよ。
あ、ベンベンは日本男児だよ。
ベンベンはbembemと書いて、良い良いって意味になるよ。
ところで、
って接続詞がいるほど脱線してしまったけど、
それにしても図書館はとてもよかった。
リスボンの何かしらの由緒ある建物をそのまま利用していて、
素敵な本たちが耐久性大丈夫かっていう金の取っ手の付いた白い木製の書棚に収まっている。
リスボンのイロイロなことを調べられてテンションあがります。
それよりもテンションあがったのは、裏庭。
裏庭には孔雀がいました。
美しい雄が1匹と雌が3匹、それから数匹の鳩。
驚くべきことに、裏庭にある2つの門は開放されていて、
その気になればっていうかうっかりしているだけで、
孔雀たちは車道に出れちゃうわけです。
野良猫に餌付けをするみたいな、鳩同然の飼い方をはじめて見た!
ポルトガル人はそんなこと気にしないのだろうかと思ってアナりんに報告したところ、
「わたしもあの図書館でネットしてたらいつの間にか孔雀が隣にいたの~びっくり~」
って言っていたので同じ感覚でした。
どうやら室内にも出入り許可されている孔雀のようでした。
貴重な本は大丈夫か!?

孔雀の隣に立ってみたのですが、
なんだかコビトになった気分ですね。
村上春樹的に言えばTVピープルになった気分ですね。
図書館に行って学んだのは、
断面図の添景に孔雀は使えない。
.




Ana's Birthday Party

2009-06-01 23:27:07 | ポルトガルの日常(Portugal_life)


航空会社でおなじみANA、
そのアナが23歳の誕生日ディナーを開きました。
彼女のお気に入りのカフェを貸しきって。
友達の多い彼女は店内を始終ワイン片手にくねくね歩いた。
妹から勝手に拝借してきたというスパンコールきらめく毛糸のベストも、ねじれていた。
アニメ「トラどら!」から日本人の呼称を学んでいるアナりん!は、
わたしのことをユウコちゃん!と呼ぶ。

店のおやじと。
おやじの名前はスシコ。
寿司子!?
こんな風に、ひとつくらい通い詰めるカフェを作りたかったねって、ベンベンが。
確かにそうだなぁ。
大人だなぁ。

ベンベン。
最近の口癖は、「その服、XS?」。
ちょっと前までは毎日、「今日の服あたらしいね」。

フォセ。
あだ名はパパラッチ。
ポルトガル人が付けるあだ名は直接的だ。
名前をいじったりってのはあんまり見ない。
それから「ちゃん」ってのはどちらかというと女の子の呼称だけど、
ハマちゃん♂の場合のイレギュラーをアナちゃん♀に説明するのは一苦労。
.

美味しいお菓子探検し隊発足

2009-05-27 01:26:56 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

今日はアルファマに散歩に行きました。
アルファマは地震で耐え残ったリスボンの歴史地区です。
※注 写真は正確にはアルファマではありません。
28番のトラムにのって細い坂を上っていきます。
テキトーなところでおりて、あとは気が向くままに下るだけ。
リスボンでなにかリサーチして帰ろうと思っているので、
アンテナびんびんです。の気分なだけカモです。
それとは関係ないのですが、
本屋でちょっと面白い本を見つけました。
リスボンには中心市街地にある広場を基点とした
近くの山とをつなぐグリーンコリドー計画というのがあって、
というのもこれは今の設計課題に関係していることなので知っているのですが、
その本を見ていて実はこの計画は1930年頃からあるというのがわかりました。
そんなに昔からの計画だったとは・・・!
しかもこれまでの変遷とか、潰れた案とか、いろいろ載っててとても面白い。

・・・で、今のあれかー。

なんだか消極的な案に収まっている。
市街地から山のあいだには丘があるのですが、
そのトップに裁判所とか刑務所ができてしまっているのが問題。
その打開策としてその下をくぐる道路をびしっと敷く案もあるのだけど、
現状はそんなダイナミックなことはなく、
人の入らない綺麗に手入れされている緑地帯になっています。
車は通れないのですが、人はその両脇を歩けます。
一番上からの眺めもとても良い。
見た目はとても綺麗なのでグリーンコリドーを知らなければこれはこれでよし。
わたしたちの敷地はその丘のトップから山のあいだなのですが、
そこをうまいこと計画して丘と山を繋いでも、
結局、裁判所のあたりがごちゃごちゃしてるので丘と市街地は繋がらないんだよね。
がんばれリスボン!

現在プロジェクトが学校であっている間にも、
ふと気づくと
敷地のあちこちでなにやら工事が始まっていました。
あああっ、そこはわたしの敷地ー!
みたいなところが勝手に開発されていきます・・・。
ポルトガルは発展途上なので、
プロジェクトも現実味があってとても面白いです。

帰りに40セントの美味しいお菓子を見つけました。
ただの砂糖シロップがかかったドーナツ型のパイですが、
なにやら日本のうちの近くのフランス菓子店16区の期間限定マロンパイの皮に似ている・・・!
気がします。
それがなんと40セントで食べれる幸せ。(笑
しかも期間なし。
栗なしマロンパイだけど。
みなさん、どうぞ、16区のマロンパイをよろしく。
ダックワーズもね!
.

パルメジャン?パーティ

2009-05-27 01:24:59 | ポルトガルの日常(Portugal_life)




1ヶ月前の寿司パーティーを期に、
ポーランドイタリアジャパン友の会は3度目のディナーを開きました。
今回の主催はイタリア代表のエドアルドくん。
奇跡的に我が家から徒歩10分圏内。
彼はパルメジャンという料理を作りました。
トマトソースとハムとパルメザンチーズと素揚げナスのミルフィーユを
オーブンでこんがり焼きます。
盛り付けたときのセクションもグッド!
ハムとナスのあいだからとろっとろのチーズがはみ出してるわけです。
で、ナスがジューシーでね、素揚げだから水っぽくなくてね、
チーズとハムのマンネリ化をこくっと丸めてくれるのです。
さらに丸ごとトマトを潰したソースがまた甘く絡まってるんだよね、うん最高!
それにしても素揚げナスはそれだけでもうまいよね、
火力と戦いながら手間ひまかけてくれたのだよ。
そのコンロの半分をわたしが占領し、
カレーライスをふるまってみました。
これがまた予想以上にウケるのです。
ルーを溶かすだけのお手軽感、失敗のない安心感、
カレールーを発売した○○○食品は素晴らしい。
カレーライスは寿司よりジョーカーかもしれない。

ところでエドアルドが連れて来たイタリア人の中に、
日本語を4年間勉強して日本で働いたこともあるという人と出会ったのだけど、
ヒキコモリを手助けする仕事に就いていたそう。
それはまた難儀でしたなー。
彼は来期からイタリアの外務省勤務が決まったそうで嬉しそうでした。
華やかな香りがしますねー。
以前にも書いたけれど、
その他ポーランド人は富士通に勤めているしで、
日本語を勉強している人あるいはかじっている人は意外と多いと感じる近頃の感想。
当然、わたしが日本人なので結果的にそうなっているともいえるけど。
日本を認知しているレベルの人々、
たとえばアニメ好き漫画好きは実はかなり埋もれている印象があって、
さらにポーランドとポルトガルの違いもよくわかっていない東の果ての日本人は
日本人というだけで少なくともヨーロッパの南の果てポルトガルでは珍人種扱いなので、
日本人は消極的とはいうけれども幸いなことに、
道を歩けば可能性にひっかかります。
人付き合いはやる気次第だなーと感じる普通ですがこれが全体の感想。
骨までしゃぶって帰ろ。
.

シネシュ / sines

2009-05-27 01:01:21 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)
AUSMIP本終わったのはいいのだけど、
手のひらの関節部分にたくさん水泡があるよーう。
なにこれなにこれーかゆいしー豚フルフルー??
と騒いでいると、
それはね、夏の風物詩だよ、とヒッツーが診断してくれました。
汗腺が詰まっている状態らしくて、
今までそんなのなったことないのにな。
ヒッツー先生は4年の卒業設計中にヒキコモッていたら発症したらしい。
え、なにそれ、光合成が必要なの?
たしかに3週間くらいはヒキコモってたけど、
人生の今までの中で最もヒキコモリ指数が高かったわけではないと思う。
シャワー生活だから湯船で良い汗出せてないに1ユーロ!
放っといたら3ヶ月で治ったそう。
じゃあ放っとこう。
っていうのもなんなので、

飛び出せリスボン。

ハマちゃんベンベンと、以前から計画していたシネシュに行ってきました~!
アイレス マティウス設計の新築アートセンターへ。
これがリスボンより南の町へ行く最初で最後かもしれません。
現代的文化センター略してC.C.C.を設計しているわたしたちには恰好の遊び場。
2棟構成で地下でつながっているのですが、
その部分の道からの採光と吹き抜け空間の使い方がいまいちで、
四角い部屋がないために全部動線に見えて仕方なかったです。
いろいろ測って面白かったです。
そして勇気をもらったね。


その後のんべんだらりと散歩して、
市場に行きました。
漁師がアイスクリームを食べている横で、
みんなで鰯を12匹食べました。
岩塩炭火焼でうまいのなんの。
それにポテトとサラダとパンにオリーブ、ビール2杯ずつ付いてみんなで17ユーロ。
びっくり市場クオリティー。
そりゃそうだ、近くの浜辺の水うち際で、
ワカメのように黒光りでもさもさしたあれらはぜんぶ鰯たち。
近所のおじいちゃんたちが釣りをしている姿も印象的で、
別に魚になんか興味ないし的な感じで釣具を植え込みの土にダイナミックに刺しっぱなし、
釣具は片足を手すりに乗せて粋に一服するための道具なのだね。


.

BOSS パ!

2009-05-22 02:32:03 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

寮のボス、ジュニアの誕生日。
最近日本人の間で、
ヨーロッパ人のフレンドリー感について議論になりまして、
わたしたちに興味があるかないかでメリハリはっきりあるねとか、
その点ジュニアの距離感は素晴らしいだとか、
偉そうに頷き合っておりました。
そんなジェントルマン・ジュニア、
久々に寮内ビッグパーティーになりました。
そんなときもおなじみ、
ポルトガル人は主役が自らパーティーのご馳走を用意することになっています。

こちらがモザンピーク(アフリカの右下らへんだよ!)のティピカルフード。
美味しかったぜボス。

今日彫ってもらったの♪と見せてくれた女の子。
“愛”じゃなくて“恋”ってとこが良いね!
でもその違いを英語で説明するのは難しいね。
ところでけっこう仲良くしている子なんだけど、
名前を知るタイミングを逃したままここまで、来ちゃったなー。
今度誰かに訊くとしよう。

それにしてもパーティーとか夕食会の話題が多いーね。
つい今しがたブログを書いている間にも電話があって、
今週も既に2つの招待状をげっとぉぉおお!
もういっこくらい増えそうな予感がしますねー♪
がんばります。
.

ポルトガルの卒パ!

2009-05-22 02:01:57 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

じゃじゃじゃじゃーん。
これがポルトガルの大学生の正装です!
ローブもあるよ!
主に卒業式のための、一応、制服です。
ん?なぜこの時期に卒業式?
ってなるよねー。
それはね、
“卒業式の前にフライング卒業パーティーをする”んだそうです。
2,3回。
2,3回も!

見て見て見て見て!
ネクタイのクリップspoooon!だよ。
欲しいー。
使わねーけど。
UTLの学生だから今なら制服屋さんで売ってもらえるらしいんだよ。
ん?なにゆえにスプーン?
ってなるよねー。
それはね、
“スプーンで盗むのよ”だそうです。なるほどね?
貪欲な勉学精神みたいなものを表しているのだろうか。
それにしてもスプーンで表現するとは面白い伝統です。
だってほんとにプリンにぴったりのタイピンなの。
.

umainu

2009-05-22 01:07:26 | ポルトガルの日常(Portugal_life)


船で対岸に行ったのは初めてでした。
わたしも日常的にうっかり海と言ってしまうテージョ川。
だってでかいし、
海まで電車で1時間くらいあるけれど、たぶん塩辛いし。
いつもならあの4月25日橋の上を車でゆくところを、
いつもならとは言え指折り数えて5回くらいしか向こう側に行ったことないけども、
路線も便数もそこそこあって船って意外と使えるじゃんと今頃気づき、
でも対岸に何があるのか知らなくて、
うっかり船の定期を買いそうになったヒッツーはあぶないあぶない、
券売機がとっても使いにくいみたいでポルトガル人も悪戦苦闘、
そのおかげで船に乗り遅れ、
そもそも出発予定時刻を1時間以上もやり過ごしたポルトガル人との団体行動、
なんとか次のに乗ったかと思いきや結局2人ほど乗り遅れ、
え、なんで!?とみんなで手を振りながら仲間を見捨てて目指す対岸に
それじゃあ何をしに行ったのかというと、
そこで発見したのは安くて美味しい魚料理を出す港町だったよ。
スロバキアに2日後帰ってしまうというミシュカとダダとの最後の晩餐なんだなー。

お店を探すよ!船から下りて5分で決定だよ。

いつものよーに、料理を待つあいだの落書き。

えーっとスロバキアってどこだっけ?
そこはイタリアね。

来たーっ!
そのまんまニンジン!魚より目立ってる!


二人と行ったディスコは良い思い出です。
セクシーダンス、もっと教えてほしかったなー(笑
スロバキアの彼らは寮に3人いて、
特にブラッドは、かなり、
過去に何があった!?!?と問いただしたくなるほど、日本人好きです。
もう断言できます。
彼はまだあと2ヶ月寮の仲間です。
いつかブログにも載せよ。
ちなみに彼らは獣医学を勉強しているのですが、

さーて、彼女たちは何の動物でしょーか!?

ヒント、ブラッドはヘビ専攻だよよーん。
答えは、タイトル参照。
.

ホテルは我が家から徒歩2分の奇跡

2009-05-21 23:26:37 | ポルトガルの休日(Portugal_holiday)

パリからミスズちゃん来たり。
ミスズちゃんがリスボンにいるよー!!
えーこちらがカラトラバ設計の駅でございまーす。
えーご注目、鉄骨の森のような屋根になりまーす。

シザのパビリオン前にて。
さいきん一眼を買ったらしい。
彼女の前のカメラもそれはそれで、
留学直前にバイトで鬼のように売っていたコンデジなので勝手に親近感あったのだが。

2日目はシントラへ行きました。
シントラには4つお城がありますが、ペナ城に行ったのは初めて。
その昔、バブル期の王様がうっかり様式アラカルトで欲張りに建てたお城です。
眺めもいいのです。
あれ?ていうか、ミスズちゃんここに住んでるの?的になんつーか。




お城のあちこちでピクニックをしている人たちがいて、
とてもうらやましくなった二人は、
シントラ市内に戻ってお菓子を買いました。
シントラにはたくさんおいしお菓子があって、
クラスメートに「シントラ行ったよ!」というと必ずお菓子の話題になります。
一番有名なのがケイジャーダ。
蜜がたっぷり染み込んだパンケーキが餃子の皮のようなものに包まれた丸いお菓子。
今回はもうひとつ、
名前は忘却しましたが
長細いパイの中に栗のペーストが入ったお菓子。
うんまー☆
そうか、中身は栗だったのか。
ポルトガルの北部で栗が有名なことと関係しているのかな。
以前に一度買ったのだけど、
食べ忘れて旅行に行っている間に、
パイの中身が何なのか確認する前に憎きアリ共に食われたので!!!!
念願の、念願の、スイーツなのでしたー。
満足。


せっかくなのでユーラシア大陸最西端のロカ岬へ。
イベリア半島最西端じゃないよ、
東は日本のおとなり韓国から背負っちゃってる塊の、
っていうか最東端は寒そうだなーとか想像しちゃうその大陸の、
最西端だよ!!
夕日に染まるのは9時くらいなのに最終バスは8時までしかない
ロカ岬だよ!!
ポルトガルは公共交通機関をもっと発達させれば、
観光業界ももっと潤うと思う。
それにしても、草花がわしわししている。
前に来たときはクリスマスだったので、
今回は変てこなぼんぼん花が咲いていて新鮮でした。
.

曇り時々晴れの日の午後

2009-05-14 22:29:56 | ポルトガルの日常(Portugal_life)

オースミップ本も終わったので(終わらせたので)、
曇り時々晴れの日の朝、
晴れ晴れした気分で学校に行くと、
今日はクラスメートがたくさんいました。
プレゼンの前だからかもしれません。
っていうかまたプレゼンがあります。
オースミップ本のせいでプロジェクトが大して進んでいないので、
発表することがありません。
まぁそれはいいとして、
前期でグループメンバーだった子たちに遭遇したので、
久々に一緒にランチに行きました。
今日のメニューは魚の、、なんていうかピリピリ炒めっていうか。
ちなみに食堂には
肉食コーナーと魚フェチコーナーと、
わたしには理解できないベジタリアンコーナーがあります。
友人は未知のベジタリアンプレートを食べていました。
日本に、わたしが世界中の料理を覚えて帰ってくると期待している人がいて、
なぜそうなったのかよくわかりませんが、
せめてポルトガル料理くらいは作ってあげようと思うので、
今度彼女たちにレシピを教えてもらうことになりました。
不思議な葉っぱの入ったお芋スープと、
名前が凄まじい臓物煮込みポルト風と、
未だに美味しいのにあたったことがない豚肉とアサリのアレンテージョ煮込みは、
是非、マスターしたいと思います。


食後、たまたま遭遇したイタリア人エドアルドと
学校のバーでコーヒーを飲みました。
学校には販売機もたくさんあるのですが
たった45セントのたった50mlのエスプレッソのために15分も気長に並んで、
なぜならばバーのテラスに腰を据えて飲むことが必然に思えて、
テラスの下の野原にはまるで犬か猫のようにふるまう白い馬がちょこまか動いて、
わたしが週末に行ったグーベンケン美術館にいる子鴨がどれほど可愛かったか話すと、
彼は週末に行った春のパリの小鴨のいない川沿いについて話しました。
2月のパリで見てきた建築ばかりだったので話も弾んで、
今までで一番英語で建築について話し合った日かもしれません。
さて、今からベンベンと
パリからやって来たミスズちゃんを迎えに行ってきます。
.