孫娘は小耳症

孫娘(2021年4月生まれ)は左耳小耳症で両耳難聴です。
頼りない娘を支えつつ孫娘の成長を見守ります。

人生ってこんな感じよね

2021-11-17 12:53:21 | 生後6ヶ月から

きのう、午後1時の予約で向かったのは補聴器専門店です。

 

先週月曜日に子ども病院耳鼻科でわたされたレンタル補聴器、じつは、いまだにうまく装着できずにいたのです。

病院に相談すると、補聴器専門店を紹介されました。(今回の補聴器、ここからレンタルしているそうです。)

 

大きなビルの5階。 クリニック的雰囲気の静かでおちついた店でした。

若い女性スタッフが対応してくれて、まず、数回つけてみてくれます。(それをスマホで動画撮影。)

つぎに娘がチャレンジして、しばらく試行錯誤したあと、「わかりました!」と納得の表情。

ああ良かった...。(わたしもチャレンジしたけどできませんでした。)

 

この間、もちろん赤ちゃんは大泣き。

動かないように頭を押さえられたりするのがイヤだったようです。

帰りの車の中では、泣きじゃっくりをしながら眠ってしまいました。

可愛いくていとしい赤ちゃん...。

 

ま、そんなこんなで、あの「へたばった気持ち」がずいぶん回復しました。

人生ってこんな感じなのよねと、長く生きてきたわたしは思います。

もうダメだ! と思っても、ちょっとしたことで気持ちがグーンと上向いたりするのよね。

だから、落ち込みのトツボにいても、やみくもに悲観する必要はないのよね。


5日ぶりの赤ちゃん

2021-11-17 12:30:20 | 生後6ヶ月から

きのう、5日ぶりに娘を訪問しました。

(いつもはほぼ一日おきなのに、種々の事情で間隔があいてしまったのです。)

 

前記事、前々記事でお伝えしたように、その間のわたしは不安でいっぱい。

最近笑顔の少ない赤ちゃんのようすと考え合わせ、

「娘(夫婦)はきちんと子育てしていないのではないか」とか、

「だいたい、娘が難聴児を育てるなんて、しょせん無理なのよね」とか。

 

幾晩も眠れぬ夜を過ごし、きのうはドキドキとはやる思いで娘の家につきました。

「ああ赤ちゃん赤ちゃん! 元気にしてた? 大丈夫だった?(何が?)」と、部屋に入ると...。

そこにはニコニコと元気に遊んでいる(ずりばい風に動きまわっている)赤ちゃんのすがたが...。

 

温かい安堵の思いが胸いっぱいに広がりました。

すぐに夫とベビーカー散歩に連れ出し、その後もベタベタと夢中で可愛がりました。

午後には行くところがあって、4人で車でお出かけ。

(次記事へ)

 


へたばっています(2)

2021-11-14 18:06:35 | 生後6ヶ月から

夫に不安をうったえると、「心配しすぎだよー」とのこと。

「もっとあのふたりを信頼しなくちゃ。何たって、向こうが親なんだからさー」

 

何言ってんのよ、無責任に。

信頼できるなら苦労はないわよ。

信頼できないから苦しいのに。

未熟な両親に育てられる難聴の孫娘が、ふびんでたまらないのに。

 

雑然とちらかった部屋で、寒い日でも薄いベビー服を着せ、離乳食はいつも米がゆ(だけ?)で、ろくに話しかけもしないで、外に連れ出すのもごく短時間で...。

一日中ついて見張っているわけではないけれど、たぶんそうだろうというマイナスの想像がふくれ上がります。

 

あんな両親のもとから連れ帰って、わたしが赤ちゃんを育てたい。

わたしなら、どんなにうまく育てられるだろう。

 

変なことを言ってる、メチャクチャなことを言ってる。

わかっているけど...。

ああつらい...。


へたばっています(1)

2021-11-14 17:46:31 | 生後6ヶ月から

へたばっています。

つらい、苦しい、しんどい。

 

いろいろな都合で、おととい金曜日からあす月曜日まで4日間、娘を訪問できません。

不安が押し寄せます。

娘(夫婦)だけで、4日間、きちんと赤ちゃんの面倒が見られるのか。

物理的な世話はともかく、

①できるだけたくさん話しかけ

②いっしょに楽しく遊び

③まめに外に連れ出す

というメンタルケア(難聴児にはすごくたいせつ)を、じゅうぶんできるのか。

 

不安を抑えられず、娘にラインしたわたしです。

上記のことのほか、「ベビーカー散歩のときはカーディガンを着せるように」などとも指示しました。

 

娘はカチンときたようです。

返信が来ません。

今日、「赤ちゃんに会えなくて寂しいから写真送って」とラインすると、返信文なしで写真だけ届きました。

いつものように、ニコリともしない固い表情の赤ちゃんです。

(「ついうっかり生まれてきちゃったけど、この世界ってぜんぜん楽しくないのよねー」って感じ。)

⇒ 次記事につづきます。

 

 


装着がむずかしい!

2021-11-13 11:41:04 | 生後6ヶ月から

待望の補聴器をゲットしたのはいいけれど、、、。

病院から家に戻ってみると、「装着がむずかしい!」という問題が浮上してきました。

 

機械装置本体を耳にかけ、耳の中に、柔らかいシリコンでできた耳型をはめこみます。

(耳型の先端に、耳穴に入れる小さな突起がついている。)

でも、赤ちゃんの小さい耳に、この耳型がうまくはめこめないのです。

 

病院では聴覚士さんにざっと教えられて、みな何となくうなづきました。(「うんまあ、できそうよね。」)

ところがところが、できません。

赤ちゃんはイヤそうにもぞもぞ動いたりのけぞったりするし...。

けっきょく家では装着できず、おととい、たまたま行く予定だったろう学校乳児教室で、先生にやってもらいました。

 

慣れればできるようになるとは思うけれど、いまは、勢い込んでいた気持ちに少し水を差された感じです。

 

いったん装着してしまえば(ろう学校で)、そのあとはいやがる風もなくお利口にしていた赤ちゃんです。

当然ながら、「うわ、すごくよく聞こえる!」的な効果のほどは、まったくわかりません。