闘う男その1

厚生労働省指定の難病(原発性アミロイドーシス)と闘病中です。
雑談も含め、いろいろお話ししましょう。

旅に出てみた

2010年06月26日 17時33分03秒 | Weblog
旅といっても車で山梨県甲府市の石和温泉での宴会が主たる目的であった。
24日の午前10時前に同僚が車で自宅までむかえにきてくれた。
そして一路山梨へ!!!
まずは川口湖畔より御坂峠にある天下茶屋に行って、富士山を眺めながら「ほうとう」でも食べようと、峠にあるその茶屋に行ってみた。
無論そこで昼食をとったわけであるが、この天下茶屋はかって「太宰 治」が逗留し、執筆をしていたところであることを知った。早速、逗留中の部屋と展示物をみてまわった。
無知をさらけ出すようであるが、太宰 治はここから見た富士山と月見草をみくらべて「富嶽百景」の中で”富士には月見草がよく似合う”と書いた。
この”富士には月見草がよく似合う”という文言はよく知っていても、どこで書いたものまではなかなか知るよしもなかった。ひとつ勉強になった。
24日は富士山に雲がかかり、頭だけを少しのぞかせているだけであったが、眼下には河口湖と山々の緑がきれいであった。
その後、御坂峠を下り、甲府盆地に入り、笛吹フルーツ公園に行き、甲府盆地と山並みの景観を楽しんだ。
いよいよ、お目当ての旅館に到着し、温泉に入り、宴会が始まった。
久しぶりに会った地元(甲府)の同僚とは懐かしい思いで、取りとめのない話とおいしい料理と酒で皆すっかり酔っ払っていた。(ただし、私は酒を控えているので、素面である。)
また、楽しいひとときを過ごすことができた。先輩や同僚に感謝したい。

「追記」

 偶然であるが、天下茶屋に「太宰 治」が逗留していた部屋等についての興味はちょうど筑摩書房の日本文学全集の太宰 治集を読み始めていたところであった。そんなこともあり、太宰 治に反応をしてしまった。また、少しの予備知識を付加し読み続けてみようと思う。



天下茶屋



先輩と同僚達