本日は星天成り

その昔、銀塩時代に撮っていた星野写真。デジカメでは勝手が違いますが、気の向くままに撮っています。

Carl zeiss sonnar 180mmF2.8 AEGを使ってみる

2016年07月14日 09時33分16秒 | 撮影機材

カールツァイス(Carl zeiss)ヤシカ・コンタックス用 sonnar 180mmF2.8 AEGを
EOS Kiss x7で使うメモ

マニュアルフォーカスレンズ。けっこう大きく重いですが、F2.8の集光力に期待。
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まずはコンタックスマウントなので、マウントアダプターが必要ですが、数種類あります。
IMG_20160209_165827
左上:KIPON製 右上:Rayqual製(中古で手に入れました) 下:K&F Concept製

何故、3つもあるのか・・x7のIR改造では、どれも無限遠にピントが来ない(アンダーインフ)のです。

EOSのフランジバックが44.0mm C/Yが45.5mmなので1.5mmの厚さになっているはずです。
マウントアダプターの誤差かと思い、数種試してみましたがx7のIR改造ではやはりピント位置が
ノーマルとは変化してしまうようです。試写した結果は下のとおり。
under_inf
無限遠にして撮影しましたが、10mくらいの位置にピントが合って遠景はピンぼけです。
どのアダプターでも大差ない状態。

試しに、マウント部分を削ってみることにしました。
IMG_20160209_155224
ホームセンターで耐水ペーパーやすりを買ってきて、円を描くように削っていきました。
300番から始めて、800番くらいまで。マイクロメーターまで買ってしまいました。
IMG_20160210_203810
K&F Concept製 1.2mmくらいまで削って一応完成。
平らな場所にペーパーを置いて、ぐるぐる削るというアナログ手作業で
やりました。削り面を見ると、ある程度均等ではないかなと思います。

試し撮り
m42_1
ISO12800 F2.8開放 露出2秒 固定撮影

作業は、削って洗浄して組み付け、無限遠ピントの確認、外してまた削り・・
を何回か繰り返しました。
sonnar180mmは青ハロがけっこう出ています。Photoshopで何とかなると思いますが、
肝心のピントはこんなものでしょう。(これ以上削ると薄くて耐久性に不安が)
IMG_7916006
ばら星雲 sonnar 180mm F2.8開放 ISO3200 120秒 コンポジットなし
SWAT-200でノータッチガイド PhotoshopCC、ステライメージ7で調整

swat200_sonnar
sonnar180mmならSWAT-200のノータッチガイドでもいけそうです。
自由雲台はSIRUI K-20X いい感じです。

結論:
IRフィルター改造したボディは、純正のAFレンズは問題ないが、マニュアルフォーカスでは
ピント位置がずれる恐れがある。という事です。

※過去ネタなので時期はずれの画像となっています。

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